
吾輩は女である
オレは女である。
名前はお・らぱん・あじる。
何でそんな名前なの?
って思うだろーけど
これにもちゃんとした理由がある。
めちゃくちゃ夢を持った時期があった。
何でも出来そうな
狂ったシーズンがあった。
シナリオライター
小説家
コピーライター
dtmer
とにかく一攫千金を夢見て
書いては書いては
新人コンテストなどに
自作の文など送って
受賞発表までの間
もしかしたら!
何の根拠もないのに…
淡いぬるま湯にどっぷりと浸かって
何度も泥水を飲む時期があった。
もしかしたら
を何度も何度も
お金を払えば自費出版できるよって
電話もらって悔しかった。
足元見られてさ
そーじゃないんだよ!
そんなんじゃないんだよ!
思えば…
過去の自分は
何一つ
人から褒められることがなかったんだ。
褒められる基準が高すぎるんだ…
上ばっかり見て
自分の立ち位置とかも考えられない基準に
振り回されてる自分が居たんだ。
兄弟の存在。
気位の高い母の存在。
母に褒められたいオレが居た。
オレは兄と比べたら
みそっかすだった。
母に認められたかった。
未だその感情が消えない。
認められたくて
地位が欲しくて仕方ない。
生きてるだけで充分なのに…
オレの名前は
「お・らぱん・あじる」
パリのモンマルトル(18区)にある
歴史的なキャバレー・シャンソニエ。