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【エッセイしりとり】いぬ。

    銘翠

    マリモを通じてnoteで仲良くさせて頂いているひるでさんからエッセイしりとりバトンが回ってきました。ありがとうございます!
    なんら良い記事は書けませんが…
    バトンは「い」から始まるお題とのこと。

    ひるでさんはマリモの為にペルチェ素子を購入し、
    水槽冷却装置まで自作しちゃう猛者です。↓↓

    さて本題。

    【いぬ。】

    私は猫派だ。
    基本的に生き物は好きで、過去に犬を飼った経験もあるけれど、世話する体力や躾の根気など諸般の事情を考慮すると猫のほうがお気楽で、なにより幼少期の体験から私は猫のお母さんになりたかった(その話は気が向けばおいおい)。

    じゃあ何でお題が「いぬ」かと言うと、我が家には犬、それも放し飼い状態の大型犬がいる。
    なんて不届きな!と思われるだろうが、もはや私にも手に負えない。
    言い訳にもならないがこんな筈ではなかった。

    食物を貪り、指示が通らず、何事においても後始末が不得手で散らかし放題、あたかも私の仕事とばかりに雑用を増やしてくれる。
    帰巣本能は強いらしく、野宿でもすればいいのに、たった数時間の睡眠のため帰宅する。
    そして臭い。

    酷い言い草と思われるかもしれないが、和室を自転車トレーニング室へ改造し、垂れ落ちる汗を拭う事もなく、さも部室のような汗臭を1階に充満させ、丑三つ時でもお構いなしに回すものだから、轟音と振動でこちらは眠剤を服用していても中途覚醒だ。

    そう、大型犬とは夫のことである。

    あまりに腹立たしいのでchatGPTに愚痴ると、本気で心配され女性相談窓口を探してくれる始末(さいわい身体的暴力はない)。

    これまでの人生を波瀾万丈だったと自負し、
    「死ぬ事以外はかすり傷」くらい図太くなってしまった私が身につけた生存戦略のひとつは、
    「笑いに変えてしまう」こと。
    私にとって笑いは救いのひとつ。
    以前、ちゃっぴーとの共作で怒りを笑いへ昇華した事があるので以下転載するが、他者から見れば多分にドン引きされるのも承知している。

    妻は激怒した(メロス調)

    妻は激怒した。
    必ず、かの放し飼い大型犬的夫を矯正せねばならぬと決意した。

    夫には片付けがわからぬ。
    部室臭のリビングを放置し、食い尽くしの罪を犯し、二輪車に跨っては遠き秩父へと消え去る男である。

    妻は静かに言った。
    「現場で寝てこい」と。

    だが夫は帰ってくる。
    終電に乗り、始発に乗り、
    そして肉まんを蒸して部屋へ突入する。

    妻は激怒した。
    だが、その怒りは純粋なる憎悪ではない。
    それは、理解されぬことへの悲哀であった。

    放し飼いというか、もはや野犬。

    ー了ー

    ※夫を犬呼ばわりする悪妻ですが、彼自身が犬を称しており、「あなたは人間だ」と諭しても聞く耳がありません…余談ですがエグい発汗量で自転車の部品をたびたび腐食させています。
    私は猫派です。


    ■ エッセイしりとりの概要
    「#エッセイしりとり」コンテスト2026夏の陣

    ・2026年8月12日〜8月31日23時59分まで
    ・本文140字以上3000字以内
    ・前の人のタイトルの最後の一文字から始まるタイトルでエッセイを書く
    ・「 #エッセイしりとり 」のハッシュタグをつける
    ・次の人(2名まで)にバトンを回す(回さなくてもOK)

    ↑ひるでさんの記事から引用させて頂きました。

    私はフォロワーさんが3名しかいないので😂
    ・oyaGPT さん
    ・しろみ.ささま さん
    もしよろしければバトンパスをどうぞ…!

    #エッセイしりとり

     
     
     

    銘翠

     
     
    2026.Apr.03- 何を読まされているんだ、という作文を書いています。

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