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昨日の涙は、どこへ行った?

    聡風

    今日のお題は、 「今日、心が動いたこと」。

    今日の夜、 一人の女性のお話を聞きました。

    昨日、

    「悔しいことがあって、一晩中泣いて、一睡もできませんでした。鑑定してもらえませんか」

    と連絡をいただいていたんです。

    でも、昨日も今日も予定はいっぱい。

    今日も夜8時からYouTubeの対談が入っていました。

    それでも、 なんだか話を聞いてあげたくて、

    「対談が終わった9時からなら、お話聞きますよ」

    とお返事しました。

    もう鑑定というより、 ただ、話を聞いてあげたかったんです。

    9時。

    家の中では話せないからと、 彼女は車の中から画面に現れました。

    暗い車内で、 本当に憔悴しきった顔。
    一瞬ホラーが始めるのか😱
    と思いましたよ~🤣

    聞けば、 10年勤めてきたカフェでのことでした。

    パートではあるけれど、 彼女なりに、そのお店に一生懸命尽くしてきた。

    人が見ていないところで、 茶碗の茶渋を取ったり、 誰も氣づかないようなところを片付けたり。

    決して要領のいいタイプではない。

    ミスもする。

    でも、真面目に、 自分のできることをずっとやってきた。

    ところが今回、 正社員になる人が選ばれることになり、

    選ばれたのは、 自分ではなくいつも愚痴や人の悪口ばかり言ってる若い二人だったそうです。

    彼女には、 そのことがどうしても受け入れられなかった。

    「私は10年も頑張ってきたのに、どうして?」

    悔しい。 悲しい。

    そして、

    「やっぱり私はダメなんでしょうか」

    と、自信までなくしていました。

    ひと通り話を聞いてから、 私は彼女に聞きました。

    「でもSさん、自分でカフェをしたかったんでしょ?」

    すると、

    「そうなんです」

    と。

    「だったら、もうそろそろ準備は整ってるんじゃない?」

    もし今回、 彼女が正社員に選ばれていたら。

    真面目で律儀な彼女のことだから、

    「正社員にしていただいたんだから、頑張らなきゃ」

    と、きっとそのお店に恩を感じて、 あと何年も働いていたと思うんです。

    そうしたら、

    「いつか自分のお店を持ちたい」

    という夢は、 また先延ばしになっていたかもしれない。

    「これ、悔しいことじゃなくて、 もうここを卒業していいよっていうことじゃない?」

    そう言いました。

    もちろん、 明日いきなり辞めなさい、 という話ではありません。

    辞める時期はちゃんと教えるから。

    それまでは、

    「10年間育てていただいて、ありがとうございました」

    という恩返しのつもりで働けばいい。

    そして去る時は、

    ごきげんよう👋

    でいいじゃない🤣

    正社員になった若い子たちにも、 悔しさをにじませながらではなく、

    「今からこのお店をよろしくね。頑張ってね」

    と、本当に思える自分になってから 軽やかに出ていけばいい。

    そんな話をしていたら、

    さっきまで泣いていた彼女の顔が、 少しずつ変わってきました。

    そして突然、

    「そういえば……」

    と、数日前に見た夢の話を始めたんです。

    大きな金魚が二匹。

    ずっと先まで開けた道。

    道端には、 今の季節らしく実った稲穂。

    その上を、 きれいな黄色いアゲハ蝶が飛んでいた。

    あまりにもリアルで、 写真を撮ろうとしたのに、 どうしても撮れない。

    そこで目が覚めたそうです。

    「それ、ものすごくいい夢じゃない😍」

    金魚も、 実った稲穂も、 黄色い蝶も、

    私には、 これから先にある豊かさや実りを 見せてもらったように思えました。

    「だったら今回のことも、 新しい道へ行きなさいっていうきっかけだったのかもしれないね」

    そう話すと、

    今度は彼女が、 自分のお店でやりたいことを 次々に話し始めました。

    自分には、 長年ついてくださっているお客様がいる。

    その人たちが来てくださる自信もある。

    家庭料理を食べてもらえるお店にしたい。

    これから仕事へ向かう人たちに、 温かい家庭料理を食べてもらって、

    「今日も頑張っておいで」

    と送り出してあげたい。

    子育てに悩んでいるお母さんたちにも、 ご飯を食べて元氣になってほしい。

    さっきまで、

    「私は認めてもらえなかった」

    と泣いていた人が、

    今度は、

    「私はこんなお店を作りたい」

    と話している。

    その顔がね、

    暗い車の中なのに、 パーッと明るくなったんです。

    もう、さっきまでの泣き顔はどこへやら🤣

    「Sさん、もう泣いてる暇ないんじゃない?」

    と言ったら、

    「そうですよね‼️」

    って。

    私、 この瞬間が本当に好きなんです。

    人って、 起きた出来事は何一つ変わっていないのに、

    見る方向をほんの少し変えただけで、 こんなにも顔が変わるんだ。

    「認めてもらえなかった私」

    から、

    「自分のお店を作る私」

    へ。

    さっきまで失っていた自信まで、 一緒に戻ってきたようでした。

    今日、私の心が動いたのは、 まさにその瞬間です。

    だから私は、 この仕事をなかなか辞められないんでしょうね😊

    きっと一年後。

    彼女は自分のお店で、

    「いらっしゃいませ~‼️」

    って、 今日とはまったく違う顔で 元氣に働いているんじゃないかな。

    その時は私も、 食べに行かなきゃね😆




     
     
     

    聡風

     
     
    有限会社WISH代表として、コンタクトレンズ販売店22年目。0から九州1の売上へと成長させた。また四柱推命風水気学鑑定士としても20年のキャリアを持ち、氣の力を利用することで、運気の流れを整え、当社を始め様々な企業から個人まで幅広くサポートしています。風水年鑑も6年連続出版中。

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