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「子どもが教えてくれる」とか「子供から学ばせてもらった」とか、ずっと理解できなかった。「ママが大好きなんですよ」の意味も・・・

私は、抽象的な言い回しやオブラートに包んだ言い方が苦手です。「察してわかりますよね」という空気感も、正直よく理解できません。
世間では、そういう物言いをされる方は「物腰が柔らかい」「丁寧で人当たりがソフト」と好印象を持たれることが多いのでしょう。そんな姿に憧れることもあります。

でも、私は「ズバッと言ってほしい」タイプなのです。

長女が1歳から12歳頃までのこと。育児に悩み、どうしたらいいか分からず相談した際、笑顔でこう言われたことがありました。
「毎日、頑張っていらっしゃいますね。お子さんはママが大好きなんですよ。大丈夫、問題ないですからね」

……いやいや、全くわからない。
私は今、困っているのです。子供とどう関わればいいのか分からなくて相談しているのに、その言葉で返されても「つまり、どういうこと?」と戸惑うばかりでした。

癇癪やパニック、泣き叫び。こだわりが強く頑固で、一度言い出したら聞かない我が子。どうすれば落ち着かせ、気持ちを切り替えさせられるのか。その具体的な方法や声掛けを教えてほしいのに!と、当時はずっとイライラしていました。

長女には何度も伝えてきました。
「叫ばないで。叫ばなくても聞こえているし、気持ちも受け止めているよ。叫ばれると私は動悸がして、気分が悪くなってしまうの」
しかし、その言葉がようやく長女の耳に届いたのは、昨年の12月。彼女が13歳になる直前のことでした。

長女は「泣きわめいて叫ぶ私が、嫌いってことでしょ!」と食ってかかってきました。
私は答えました。
「違う。あなただからじゃない。見ず知らずの人であっても、目の前で大声で泣き叫ばれたり、怒鳴られたりすることが、私はどうしても受け入れられないの」

人の怒鳴り声や悲鳴を聞くと、動悸がしてハラハラし、涙がこみ上げてくる。自分でも「PTSDのようなものかもしれない」と感じているほど、それは私にとって耐えがたい苦痛でした。

私の切実な告白を聞いてから、長女は変わりました。
きっと、本人なりに訓練したのだと思います。

あれから10か月が経った今、長女はほとんどパニックを起こさなくなりました。
悲しくて泣くことや、理不尽なことに悔しくて大声で泣くことはあります。でも、予期不安から勝手にパニックになり、癇癪を起こして泣き叫ぶことはなくなったのです。今は自分の不満を、しっかり「言葉」で吐き出しています。

長女が落ち着いてくれたおかげで、私も冷静になれました。

そして今、胸が痛むのです。
長女が乳幼児だった頃、まだ片言で話していた可愛い盛りに、彼女は一生懸命私に教えてくれていたのです。
あの頃の私がその声を素直に受け止めて変わることができていたら。

そうすれば、きっと長女はもっと早く安心できて、癇癪やパニックも小さいうちに軽減させてあげられたのではないか。そんな後悔が、今の私の中にあります。

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