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誕生日は、母に感謝する日だった

    かりん🌸 心の処方箋

    こんにちは、かりんです。
    今日は、妹たちが私の誕生日を祝ってくれました。
    レストランまで予約してくれていて、ありがたいなぁと感じながら、そっとnoteに今の気持ちを残しておこうと思いました。

    ⸻

    私は三姉妹の長女。
    でも「誰が長女」「誰が末っ子」なんて、私たちの中では関係なくて。
    支える人になったり、支えられる人になったり…
    その時その時で、自然と役割を交代しながら生きてきました。

    そうなれたのは、きっと母がそういう人だったから。

    私たちの母は、56歳という若さで旅立ちました。
    原因は子宮頸がん。
    3年の闘病生活を経て、私たちにたくさんの愛情を残してくれました。

    ⸻

    いま私は、53歳。
    気づけば、母が旅立った年齢に、どんどん近づいています。
    ふと考えてしまうんです。

    「もし今、自分に“もう手立てがありません”と言われたら…?」
    「手術もできない。もう時間が限られている。」と突きつけられたら――

    私はきっと、まだまだやりたいことがある。
    でも、それ以上に“子どもたちに残す心配”の方が大きくのしかかる。
    母も、きっとそうだったんだと思います。

    最後の最後まで、母は私たちのことばかりを気にかけていました。
    ありがたい気持ちと、心が痛む思いが同時に押し寄せてくる。
    「もう、自分のことだけ考えて」「頑張らなくていいよ」と言いたくても、
    母はずっと、私たちの幸せを願ってくれていた。

    ⸻

    忘れられない、母の最後の誕生日。

    私は、春先のハイネックセーターを贈りました。
    首元の点滴を隠せるようにと思って、選んだもの。
    値が張ると「もったいないからいらない」と言われるので、
    気を遣わせない、ちょうどいいものを探しました。

    「ありがとう。でも、何も買ってこなくていいのに」

    母はそう言って微笑みました。
    ――もう、外に出られないことをわかっていたんでしょう。
    私の誕生日は、そんな母が命をかけて産んでくれた日。

    だから今日は、自分の誕生日というよりも、
    “母に心から感謝する日”なのです。

    ⸻

    お母さん、私を産んでくれてありがとう。
    あなたの娘に生まれて、私は本当に幸せです。
    目を閉じると、今もあなたの笑顔がすぐそこに浮かびます。

    ⸻

    このnoteを、
    “まだお母さんがそばにいる人”
    “もう会えなくなってしまった人”
    すべての人に届けたいと思っています。

    どうか今日、
    たった一言でもいい。
    「ありがとう」と伝えてみてください。

    そして、ほんの数分でいいので、
    目を閉じて思い出してみてください。

    ――あなたを産んでくれた人のことを。

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