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【エッセイ】あなたの中にある


    昨日、藤井風さんがMUSIC AWARDS JAPANで、最優秀アルバム賞を受賞した時のコメントを聞いて、
    心が静かに、深く揺さぶられた。


    「このアルバムに関わってくれた全ての皆様の中にいる神様に感謝。
    そして、このアルバムを愛してくださった皆んなの中にいる神様に感謝します。」


    そんな言葉だった。

    私はこの言葉を聞いた時、なんて風さんらしいのだろうと思った。

    スタッフの皆さんに感謝します。
    ファンの皆さんに感謝します。

    そう伝えるところなのかもしれない。


    だけど風さんは、その人たちのさらに奥にあるものを見ている。



    私は普段、自分と誰かを別々の存在として見てしまう事がある。

    あの人と私。
    与える人と受け取る人。
    ステージに立つ人と観客。

    けれど本当は、その奥に同じ光が流れている。

    風さんの言う「神様」とは、きっとそんなものなのだろう。

    誰の中にもある愛。

    誰の中にもある光。

    誰の中にも宿っている神聖な何か。


    「探さなくても本当は自分の中にある。」

    風さんは、そう伝えてくれた。




    私たちは人生を通して、ずっと何かを探している。

    幸せを探し、
    愛を探し、
    安心を探し、
    自分の価値を探している。

    どこか遠くに答えがあるような気がして。

    もっと成長したら。
    もっと認められたら。
    もっと何かを手に入れたら。

    そうしたら満たされるのだと思ってしまう。

    でも、もしかしたら私たちの旅は、
    何かを手に入れるための旅ではないのかもしれない。

    本当は最初から持っていたものを思い出す旅なのかもしれない。

    愛される価値があること。

    この世界に必要な存在であること。

    自分の中に光があること。

    神が自分の内側にも生きていること。


    風さんはデビューした頃から、一貫してそんなことを伝え続けてくれているように感じる。

    「こうなりなさい」ではなく、

    「思い出して」

    「あなたの中にあるから」と。


    そのメッセージは、音楽という形を借りた祈りのようにも聞こえる。


    私もまた、自分の中にある光を忘れてしまうことがある。
    きっとあなたも、そんな夜があるのではないかと思う。


    不安になったり、
    自信をなくしたり、
    何かが足りないような気持ちになったり。

    そんな時は、思い出したい。

    探しているものは、遠くにはない。
    ずっと自分の中にあった。

    その静かな光に気づくために、
    私たちは今日も、ここにいる。







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    朝風

     
     
    詩とエッセイを書いています。 ただ在ること、内側の声、 私たちは皆、愛であること—— 心の奥にあるものを、 少しずつ、ここに置いていきます。 それがあなたの中で、 小さな光になれたら。 数秘33 ライトワーカー

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