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パパのこころ日和♯06 「ない」から始まる物語

    閉館の危機にあった竹島水族館。

    飼育員の小林さんは、こんな言葉を大切にしていたそうです。

    「お金には限りがある。
     でも、アイデアには限りがない。」

    イルカがいないなら、ウツボを主役に。
    高価な魚が買えないなら、深海魚を集めよう。

    「ない」を嘆くのではなく、

    「ない」からこそ生まれる発想を大切にした結果、

    竹島水族館は年間50万人以上が訪れる人気水族館へと生まれ変わりました。

    この話を聞いて、20年近く前のことを思い出しました。

    私たち有志の仲間が異業種交流会を立ち上げた頃も、

    予算がない。
    時間がない。
    人もいない。
    Visionさえありませんでした。

    それでも、みんなで
    「快・縁・隊(快い縁を取りもつ隊)」

    という名前を決めた頃から、不思議なくらいアイデアが湧き始めました。

    今振り返ると、一番大きかった変化は、

    「自分のため」から、

    「誰かを笑顔にするため」へ。

    視点が変わったことだったように思います。

    そして昨日。

    来年2月に開催する異業種交流会の会場となる、
    広島・おりづるタワーへ下見に行ってきました。

    異業種交流会が、また動き始めました。

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    18年前、「快・縁・隊」という名前から始まった小さな活動が、今もこうして続いていること。

    「ない」から始まった一歩が、
    人とのご縁に支えられながら、
    少しずつ未来へつながっていることを、
    とても嬉しく感じました。


    先日、もう一つ不思議な体験がありました。

    息子の誕生日にクワガタを捕まえようと、近所の山に登っていた時のことです。

    自分のことばかり考えて歩いていると、目に入るのは岩や枯れ葉ばかり。

    ところが、
    「息子が喜ぶ顔」を思い浮かべながら歩くと、

    不思議なキノコ。
    ひらひら舞う蝶。
    鳥のさえずり。
    小川のせせらぎ。
    森の香り。

    同じ山なのに、
    見える景色がまるで変わりました。

    面白くて、何度か試してみました。
    結果は、いつも同じでした(笑)。

    私は、「その先で、誰を笑顔にしたいか」
    が定まると、

    人は見える景色まで変わるのではないか。

    そんな気がしています。

    制約があるのは当たり前。
    でも、その制約があるからこそ、
    知恵が生まれ、
    アイデアが育ち、
    人とのご縁が広がっていく。


    振り返ると、
    私の人生も、「あるもの」を数えて前に進んできたというより、

    「ないもの」と向き合いながら、その都度、周りの人に支えられ、道をつくってきたように思います。

    だから今日も、

    「誰かを笑顔にしたい。」

    その気持ちを大切にしながら、
    ワクワクして、
    自分の物語を描き続けたいと思います。

    小さな笑顔の先には、

    きっと、また新しい物語が待っている。

    ― パパのこころ日和 ―


     
     
    一人の笑顔が、また誰かの笑顔につながる。人の温もりを届ける「パパのこころ日和」を綴っています。「争う」より「助け合う」、 「押しつけ合う」より「推し合う」そんな未来を目指して、「生堤(なまつつみ)」ままで、自分がホッと笑顔で歩いていきます!

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