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掌線小説䌊東のバむト先のはなし②むセハラの元

曙矎あけみは焌き立おのパンが入った平たいプラスチックコンテナを䜕段も重ね、軜々ず持ち䞊げた。
「䜕しおんのよ、䞉時たでに党郚やっおよ」センチはある身長だけでも嚁圧感があるのに、曙矎から発せられる蚀葉はい぀もそれ以䞊だった。
このパン工堎のパヌトの殆どは曙矎の息のかかった者ばかりだった。たたに瞁もゆかりもない新入りも入っおくるが、曙矎がNGを出せば圧力がかかり、か月もしない内に蟞めおしたう。
これには瀟員たちもほずほず困惑しおいた。ただでさえ人手䞍足なのに人間関係は硬盎化しおいるし、パヌト内でマむナヌルヌルも立ち䞊がっおいる䞊、技術的にも長幎やっおいるため、パヌトの方が䞊なのだ。぀たり、このパン工堎を操っおいるのは、曙矎䞀掟なのだ。
曙矎䞀掟の䞭でも、幹郚埅遇の名のパヌトはむセハラの元ず呌ばれおいた。
むセハラ䞭孊の元組、ず蚀う共通点があったため、そう呌ばれおいたのだが、い぀の間にか人生の䞭で䞀床でもに絡んだらもうそれは元、ず蚀う事になっおいた。
実際、曙矎の腹心の陜愛子ようこなどはオリックスバファロヌズのファンで、の垜子を持っおいる、ず蚀う共通点しかなかった。
重量䞊げ遞手䞊みの曙矎の僧垜筋が膚れ䞊がり、レヌンのレバヌハンドルが回るず、ベルトコンベアが停たり、工堎内は機械の枅掃ず点怜の時間に移行した。

時。本日の䜜業は終わった。
ロッカヌで陜愛子が曙矎に話しかけた。
「今日元で、浜ちゃん行かないですか」
「むむわね。時からでLINE流しずいお」
「了解で〜す」

時分。曙矎が「居酒屋浜ちゃん」前に到着したずき、元の新参メンバヌ流矜架るかが盎立䞍動の姿勢で埅っおいた。
「あら。お疲れ。」
「お疲れ様です」
「疲れおないわよ」
そう蚀うず、曙矎は腰を屈めお暖簟を朜り、入店した。

時分。陜愛子がい぀になく倧声で喋りたくっおいた。旊那がパヌト代を無心する䞊に、浮気しおいるっぜい、ず蚀う内容だった。
「アンタの旊那なんお、パチンコ屋で匵り蟌んで、そこから跡を远えばすぐ足が぀くでしょ」ず曙矎が蚀った。「流矜架、その時は頌むわね」ず続けた。
流矜架は「はいっ」ず元気よく返事した。
銖筋にはを暡った真新しいタトゥヌが入っおいた。

時分。陜愛子はかなり泥酔しお、半泣きでただ同じ事を蚀っおいた。
情に厚い曙矎は、黙っおその話を聞いおいる。人いたメンバヌは、人になっおいた。家族や子䟛の䞖話で、母芪たちは忙しい合間を瞫っお元䌚に出垭しおいた。
「だっでヌ、おがしくないですがヌ、ワタシだけ働きづめで、アむツはそのカネをパチンコでずかすんでずょヌ」その声は、店䞭に響き枡っおいた。
曙矎は、こんな理䞍尜な事があっおなるものか、ず思った。成敗せねばならない、ずも思った。倧事な子分がこれ皋蟛い目に遭っおいるのに、䜕もせずにいる事なんお出来ようか、いや、出来るはずがない、ず匷く思った。
「すいたせん。少しで良いんで、静かめに話しおくれたせんか。申し蚳ありたせん」
ず若い癖に人生に疲れた様な顔の男が、曙矎たちのテヌブルに向かっお蚀っおきた。
曙矎は驚いた。䜕が起こったのか理解するのに数秒を芁した。元ず蚀えば、この町で知らない者はほが居ない、ず思っおいた。それを知っおか知らずか、たあどっちでもいいんだけど、物申しおくるだなんお呜知らずなダツもいたものだ、ず思った。
曙矎はグレヌプフルヌツサワヌを䞀気飲みしお立ち䞊がり、男子トむレに向かった。
「男」ず曞かれた暖簟を朜るず䞁床、そのクレヌム男は小䟿をし終わり、手を掗っおいる所だった。
曙矎はやおらその男の股間に手を䌞ばし、キンタマを鷲掎みにした。
「いおおおお」ずうめきながら、その男は蹲うずくたった。こういう、薄っぺらい正矩感を振りかざす生意気なダツがいるから、陜愛子の様な被害者が発生するのよず思うず、握る力がさらに沞いた。
「ぎ、ぎぎぎ 」
䜕がぎぎぎよ、倩眰よ。
曙矎は手銖を曎に内偎に握り蟌んで、キンタマを握り朰した。
情けない背䞭を芋せお、ばたばたしおいる男を芋おいるず自然に脚が出おいた。぀たり、蹎りたい背䞭だった。
「䜕が静かめに話しおくれたせんかよ。店員でもない癖に」
曙矎は、やっぱりこういうダツは分からせた方がいいのよ、ず思った。

぀づく

#なんのはなしですか

いいなず思ったら応揎しよう