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掌線小説ごみすお(1)

    郚屋䞭でAmazonのダンボヌルが䞍適な笑みを浮かべおいる。それらをすべお解䜓しおビニヌル玐で瞛った。叀くお狭い六畳間がいくらかマシになった。
    俺はナニクロのルヌムり゚ア䞊䞋に、ダりンコヌトを矜織り、玄関で癜いコンバヌスの螵を螏んづけたたた、ダンボヌルを小脇に抱えお、アパヌトの号宀から出た。
    無数のひび割れが走るコンクリヌトの倖廊䞋。右偎にはリットルの灯油タンクずその脇には空のポリタンクがふた぀。真正面には怍朚鉢があっお、カチカチになった土が入っおいる。そこから枯れたトマトの幹がリりマチの指みたいに䌞びおいる。
    腰高くらいの高さの波板はプラスチック補で、完党に玫倖線にやられおいるから觊れないようにしおいる。
    錆だらけの鉄骚階段を降りるずカンカンカンず必芁以䞊に響いた。䜏人は苛立っおいるだろう。アパヌトの前は片偎二車線の道路で、車がひっきりなしに行き亀う。
    アパヌトの脇にゎミ集積堎はあるのだが、ダンボヌルは資源物なので捚おられない。
    『ダンボヌルゎミは坂の䞋䞭孊校資源物眮き堎ぞ 鍵番号→』
    ずいう貌玙たで貌っおある。
    俺はそんなこずはどうでも良いからここに捚おさせおほしいず思った。ここの䜏人はクセの匷い奎しかいないが、そのあたりの意芋は䞀臎しおいるず思う。たあ、そんなこずを考えおも仕方ないので資源物眮き堎たで歩く。
    アパヌトの脇道から裏手の䜏宅地の方に入るず、现い䞀本道が真っ盎ぐに続いおいる。軜自動車も入れないほどの狭い道の狭い庭には軜自動車が眮かれおいる。どうやっお入れたのかは䞍明だ。
    少しず぀道は坂道になり、最埌は石段になっおいる。そこを登り切るず、坂の䞋䞭孊の裏門に突き圓たる。
    裏門は鉄パむプで組んだような扉に自転車甚のワむダヌロックがぶら䞋がっおいるだけだ。鍵ナンバヌを『』に合わせるず鍵が開いた。䞭孊の敷地に入っおすぐ巊に曲がったずころに物眮が䞊んでいる。その䞭で䞀番叀い物眮の匕き戞を開ける。レヌルず扉の寞法が歪んでいるため、すぐに扉は脱線しお倖れた。俺は扉を完党に倖しお脇に眮き、ダンボヌルを䞭に攟り投げた。最埌に回収に来たのはい぀なのかず疑いたくなるほどダンボヌルはうず高くそびえおいた。
    扉を元通りの䜍眮にはめ盎しお、䞭孊の敷地から出た。鍵ナンバヌを『』にしおおいた。石段を降りお䞋り坂を歩く。アパヌトの裏手に近づいお来る。昌間晎れおいた分、攟射冷华が芯から寒い。ダりンコヌトのポケットに手を突っ蟌む。空を芋おも建物の屋根や電柱や電線などがごちゃごちゃしお月は芋えない。
    アパヌトの正面に回り、鉄骚階段をカンカンカンず登る。号宀の電気はただ点いおいる。そういえば鍵を掛けずに出掛けおしたった。
    郚屋の電気を消したはずなのに、電気が点いおいる。ドアを開けるず郚屋の真ん䞭に眮いおあるテヌブルの右偎に圌女が座っおいた。スマホの画面をすりすりしおいる。
    「おヌ来おたの」ず俺が蚀うず、圌女は俺のこずを䞀瞥しお、たたスマホの画面をすりすりした。

    終わり

    #なんのはなしですか

     
     
     
    日垞で 感じたや぀を 曞いおたす 【受賞歎】 「なんのはなしです課」通信 萌芜な五十九通目䞀番守 「なんのはなしです課」通信 束平な五十䞃通目裏二番守 創䜜倧賞2026再生補修郚門倧賞ゆりゆりこさん 「岩男を笑わせろ杯」入賞 「なんのはなしです課」通信 珈琲の四十六通目䞀番守

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