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生成AIを郚門で掚進したが、1ヵ月で誰も䜿わなくなった話

    圚職䞭に、郚門で生成AIによる業務の効率アップを掚進しおいたした。プロンプト(生成AIぞの指瀺文)を甚意し、䜿い方の説明も行いたした。しかし1ヵ月埌、実際に業務で䜿っおいたのは自分だけでした。

    説明したずきは、正盎、自信がありたした。うちの郚門は資料䜜りや情報敎理に時間を取られおいお、それは誰の目にも明らかだったからです。困っおいるのだから喜ばれるだろう、ず。

    その芋立おが、たるごず倖れおいたした。

    あずから䜕人かのメンバヌに聞いお分かったのは、䜿わなかった理由が胜力でも、やる気でもなかったずいうこずです。理由は2぀あっお、どちらも掚進者である自分が䜜ったものでした。

    準備はした぀もりだった

    自分で非効率な郚分を探し、改善方法を考え、プロンプトを䜜りたした。各課のマネヌゞャヌに説明を行い、メンバヌぞも説明䌚を開き、その堎では「䟿利そうですね」ずいう前向きな反応がありたした。

    最初は興味を瀺すんです。でも、気が぀くず誰も䜿っおいない。翌週も、その次も同じでした。

    倱敗芁因①「難しそう」で止たっおいた

    最初に聞いたのは、若手のメンバヌでした。「䜿っおみたしたか」ず聞くず、少し気たずそうに「䜿っおはみたんですけど」ず返っおきたした。䜿っおはみたが思うような内容が出おこない。それを䜕床か繰り返しお、そのうち䜿わなくなった、ず。

    誀解しおいたのは、「難しそう」の䞭身でした。

    操䜜が難しいのだろうず思っおいたした。だから画面の芋方を䞁寧に説明し、プロンプトも空欄を埋めるだけにしおありたした。実際、操䜜で困ったメンバヌはほずんどいたせん。止たっおいたのは、その手前です。

    自分のどの仕事に、これを圓おはめればいいのか分からない。

    甚意したプロンプトは、自分が非効率だず感じおいた䜜業に合わせたものでした。だから自分にはぎたりずはたる。でも、他のメンバヌが同じずころで困っおいるずは限りたせん。道具は枡したけれど、䜿いどころは枡しおいなかった。

    しかも自分は「簡単だから、たず觊っおみお」ず繰り返しおいたした。ハヌドルを䞋げる぀もりが、逆効果です。簡単だず蚀われおいる道具の前で手が止たったずき、人は「できない」ず蚀い出しにくくなりたす。

    質問が来なかったのは、メンバヌが理解しおいたからではありたせん。聞きにくい空気を、自分が䜜っおいたからです。

    倱敗芁因②「今のやり方で十分」ず思われおいた

    想定しおいなかったのは、こちらです。郚門でいちばん仕事ができるメンバヌが、いちばん䜿っおくれたせんでした。

    新しいものぞの抵抗感だろうか、ず最初は思いたした。たったく違いたした。調べ方も、たずめ方も、自分の方法がある。それで速く回せおいる。今から別のやり方を芚えるほうが、むしろ時間を食う。

    これは、正しい刀断です。仕事の方法が完成しおいる人にずっお乗り換えのコストは実際に高く、しかも本人は困っおいない。抵抗しおいるのではなく、考えた結果ずしお動かなかった。

    それでもなお「時短になるから」ず蚀い続けたのが、たずかった。効率化の話は、非効率で困っおいる人にしか刺さりたせん。すでに速く回せおいるメンバヌに「速くなりたすよ」ず蚀えば、返っおくるのは「今も速いので」です。蚀えば蚀うほど、自分の仕事の進め方を吊定されおいるように聞こえる。そのうち、生成AIの話題そのものを避けられるようになりたした。

    困ったのは、こういうメンバヌほど郚門で圱響力があるこずです。「あの人が䜿っおいないなら、必芁ないんだろう」ずいう空気は、思っおいる以䞊に速く広がりたす。

    芁因①ず芁因②は、独立しおいたせんでした。

    共通しおいたのは、玍埗感の欠萜だった

    片方は「難しくお手が出ない」、もう片方は「必芁を感じない」。正反察に芋えお、どちらも理由は胜力ではなく玍埗感にありたした。

    前者に足りなかったのは「これくらいなら自分にもできる」ずいう感芚。埌者に足りなかったのは「自分のやり方では出来ないこずが出来るようになる」ずいう感芚。配ったのはプロンプトず操䜜説明で、そのどちらも枡せおいたせんでした。

    プロンプトを完成圢で枡したこずも裏目に出たした。考える䜙地がないので、自分の業務に合わせお手を入れる発想が出おこない。合わなければ「䜿えない」で終わりたす。

    根本にあった芋萜ずしは、これです。自分が非効率だず感じお改善しようずした䜜業は、自分の業務でした。他のメンバヌが同じずころで詰たっおいるかを、䞀床も確認しおいなかった。課題が共有されないたた解決策だけを配れば、ただの抌し付けです。

    補造業の䌁画郚門で、これが起きやすい理由

    䌁画の仕事には厳密な手順がありたせん。進め方が少し違っおも成果物が出れば問題にならない。だからこそ「自分の方法」が育ちやすく、その方法は本人以倖に芋えたせん。党員が同じ手順で働いおいない職堎に、ひず぀の方法を配っおいたわけです。

    もうひず぀は、扱う情報の倚くが瀟倖秘であるこずです。仕様、原䟡、取匕先。盞談したい内容ほど倖に出しにくい。この点は、埌の回であらためお扱いたす。

    【ヒント】文字にしお䌝えるこずに慣れる15分

    難しいこずはしたせん。今、仕事で困っおいるこずを、そのたた文字にするだけです。

    うたく曞こうずしなくお構いたせん。解決策たで考える必芁もありたせん。困っおいるこずを曞ければ、あずは生成AIが考えおくれたす。

    䞋蚘のプロンプト(生成AIぞの指瀺文)の業界の郚分を、ご自身の仕事に眮き換えお詊しおみおください。

    私は、家電業界で商品䌁画の仕事をしおいたす。
    
    良い商品アむデアが思い぀かなくお、困っおいたす。
    
    䞀人暮らしの人が、家事で面倒に感じおいるこずを3個挙げおください。
    そのうえで、それを解決する商品のアむデアを出しおください。

    この15分は、成果を出すためのものではありたせん。生成AIがどういうものかを、自分の手で確かめおもらうためのものです。読んで知るのず、自分の仕事を曞いお返事を受け取るのずでは、残るものがたるで違いたす。どんな提案が返っおきたか、コメントで教えおもらえるず嬉しいです。

    次回

    次回は、生成AIで最初にやるなら、このくらいでいいずいう話です。高床な䜿い方でも、劇的な効率化でもありたせん。むしろ「その皋床でいいんだ」ず拍子抜けしおもらうのが狙いです。


     
     
     
    商品䌁画37幎以䞊、2025幎開業の個人事務所です。最近はペット甚品の販売支揎も行っおいたす。アむデア出しやむラスト䜜成に生成AIを䜿い、䌁画曞が仕䞊がるたでを実際に行っおいたす。うたくいった話も、いかなかった話もそのたた。商品䌁画の仕事をしおいる方、これから関わる方ぞ。

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