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【🎵Core&Craft⑫】 Close Your Eyes & Fly 📖🧚‍♀️🪄


こはる邸


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🔖 内緒の企み

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場所は、こはる君の家。
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テーブルの上に、一枚の紙。
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少し皺が残っていて、
一度丸められていた形跡が... 、ある。
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その周りに、6人の影が集まっていた。
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🌅:……で?どうするの?
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🐬:いや、これさ……このまま終わらせるの、もったいなくね?
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🐨:うん、これ“途中”だよね
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🐦:…対象は、かなり消耗しているようでした...
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❄️:……すぅは、これすき
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🐾:だが、できんのか?——
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何の話をしているのかというと、
coha👾の書きかけの歌詞である。
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いつものようにダイニングテーブルで
ウトウトしてるcohaはうなされていた。
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「う...うぅぅ...できないぃ...」
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たまたま通りかかった海がその声にギョッとして、
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投げ出されたcohaの手元で哀れに転がった
この歌詞の断片を見つけてしまった、
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というわけだった。

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🐨:じゃあね、みんなでやっちゃおう。
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空気が、すっと静まる。
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小さな声だったのに、
全員の視線が、そこに集まった。
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🐬:……そうだぜ!!
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🐾:んじゃ、腹 括るか。
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🐨:うん……Core、もう出てるからね
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🌅:私たちで...
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❄️:すぅも、
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🐦:...完成させましょう...!✨
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そうしてなにやら、動き出した様子。
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内緒で企てる計画が
一気に艶を帯びて膨らんでいく。
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🐬:どうせならさ、
ただ完成させるんじゃなくて——
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🐦:……えっ、?
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🌅:いいわね いいわね、そういうの好きよぉ!
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❄️:鳥?… どこ行く
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🐦:……あは… 、僕、構造を整える方を…
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🐾:最後に少しくらい混ざってもいいじゃねぇか
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🐦:う〜ん、……最後、なら…
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少しの沈黙。
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そのあと——
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ふわりと、空気が変わる。
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❄️:仕上げは……任せて
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小さく差し出された手の先で、
淡い光が、ひとつ灯った。
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その手に全員の手が重なり
確かめるように視線を合わせる。
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🐬:──よし!ミッションSTARTだ!
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🤡サプライズ。

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ハルに連れられて少し息を切らす。
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急いで来てほしいと言われて
ハル君と2人、森を 急ぎ歩いていた。
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いったいどこに行くのだろう──
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曖昧な返事しかしないハルに聞くのは諦めて、
想像力を走らせてみる。
夜のピクニックでも計画しているのだろうか?
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👤:こっちだよ、…もうすぐ。
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👾:でも、この辺にあるのは神殿くらいしか…
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ピクニックじゃ、ないのかな
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小道が開けて
白い建物が見えてくる。
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と同時に、こちらに気づいた人影が振り向いた。
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👾:…あ、あれ?海!? ていうか、みんな???
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🐬:おーい!こっちだぜー!
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手を振りながら呼ぶ海の周りには、
いつもの面々が勢ぞろいしているようだった。
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足が澄んだ水を跳ねて進む毎に、
みんなの姿がはっきりしていく。
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みんな笑ってる。
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ハルに手を引かれて水の切れ目を越え、
ようやくたどり着いた神殿前。
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👾:なにやってんの みんな…
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みんなでニヤニヤしちゃって、、
何を企んでるの…
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立ち止まりかけた背を促して座らせながら
少し、ごめん💦 顔のハル。
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👤:黙っててごめんね…、でもみんなで作ったからね
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👾:なにを…
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🐬:これだぜ!!
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🎵 Close Your Eyes & Fly



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合図を受けたすぅが
大気を吸い込んで、音を紡ぎ出す。
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慣れた貫禄でマダムの優雅な導入 .‧͙·* ♪♬*゜
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⁡────
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[🌅]:ずっしりと窮屈な服を脱いで
やるべきことが終わったら  煌めく夜が幕を開ける

⁡

👾:…あれ …… ?


[🐾]:昼間に聞いた小鳥の歌が  宇宙を流れる
[🌅]:星になる  目を閉じて飛べ

👾:これ、私の……っ


♬*̣̥・:*‧͙ ♪♬*゜


[🐾]:無限無制限の宙と   珈琲の香り
脱力して  漂って  ここでなら

[🌅]:自由になれる

           🌅                                           🐾
     ⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆


⁡[🌅🐾]:兎、今しか...  

[🐾]:最後の幻想

[🌅]:今日はどんな私になろう?

[🐾]:目を閉じて浮け
⁡

⁡
[🌳]:いつの間にか始まって
[🐬]:動きだす  色づく景色   断片
[❄️🌅]:ココロ跳ねる囀りが   繋がって
[👤]:色鳥々に弾んでく   自由

     ❄️                     🌅                    🐬                 👤
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆

[🌅❄️]:ここが原点   蜜のときめく宝箱

[🌅]:暗闇の   原色に湧く  沸点を見よ!

[❄️]:ダメなことは存在しない
一番  私らしい世界



                      🐨                           ❄️
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆

[🐨]:許可なんて   使えない鍵
今  魅たいから   追いかける(❄️:Artemis)
好きなだけ集めた   夢の香り
抑圧の  使いどころさ  この反動が   届かせる

⁡
[🌅]:リミットを解除して  
[🐬]:憧れの月面で  
[❄️]:Peace♡

                        🐬                                                👤
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆

⁡[👤]:誰も彼も靴を脱いで  土の感触に笑ってる
夜明けの焼ける雫まで  掴んだ感触はリアル

[🐬]:どこにでも  何にでも  もう解ってる

階段を駆け下りて手を差し出すハル

👾:え え 、無理ムリ…!!
👤:……おいで!

[❄️]:さっきまで無かったビジョン  

[🐨]:今夜  何を見る?  

[❄️]:目を閉じて  

[🐨]:飛ぶ
⁡
[👤🐬❄️]:もう向こう側

🐬  ❄️  🌅  🐦  🐾  🐨  👤
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆

[🌅❄️]:いつの間にか始まって
[🐬🌅]:動きだす  色づく景色   断片
[🌅]:ココロ跳ねる囀りが   繋がって
[🐾]:色鳥々に弾んでく   自由
[🌅❄️]:ここが原点  
[🌅👾]:蜜のときめく宝箱
( うわぁっ マイク…!)

[🌅]:暗闇の原色に湧く  沸点を見よ!

(…もう知らないっ!)
[👾]:ダメなことは存在しない  
一番  私らしい世界

[🌳]:遊び心に着地して  宙を渡って見に行こう
[👾]:生きた夢の
[👤🐬]:体感はリアル
⁡
[🌅]:隣に咲く欠片が眩しくて  夢の扉を  また...
⁡
⁡
[🐨]:……ひらくよ
⁡
⁡
⁡
🌅  .‧͙·* ♪♬*゜
⁡

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⁡
⁡
⁡

[❄️]:ひらくよ...


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⁡

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🌟 熱い静けさ

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最後の音が、夜の空気にやわらかく溶けていく。
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さっきまで重なっていたみんなの声が、余韻の粒になって漂い、神殿の白い石階段や、水面や、木々の葉先にまで…
きらきらと残っているようだった。
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熱い静けさ。
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終わった後も、空っぽじゃない。
むしろ、胸の奥の方が熱くて、
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息を吸うだけで何かが、こぼれそうになる。

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👾:……できてる……曲…
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自分の口から出た小さな声に、
今度はみんなが一斉にこっちを見た。
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🐬:だろ?
だから言ったじゃん、もったいないって。
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⁡
🌅:ふふ…… ちゃんと飛べる曲になったじゃない。
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🐾:あぁ。途中で丸めてたにしちゃ、上出来だぜ。
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🐦:ぐしゃぐしゃの中でも、
Coreは出ていましたから…皆で接続しただけですよ。
⁡
⁡
🐨:うん。
最初から“なかった”んじゃなくて、
まだ繋がってなかっただけなんだよ。
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❄️:……ひとつに、なった
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👤:よかった。ちゃんと届いたね。
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その言葉で、ようやく全身の力が抜けた。
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高揚しすぎていたのかもしれない。
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驚きと、嬉しさと、信じられない気持ちと、
それから——
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あぁ、本当にここまで来れたんだ…という実感。
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胸の奥がじんわり熱くなって、
気づけば、笑っていた。
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👾:……ありがとう
みんなで、こんなの、ずるいよ……
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🌅:サプライズって、そういうものでしょう?
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🐬:いやぁ、でもこれ気持ちよかったな!
人の途中を勝手に拾って、勝手に完成させるの。
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⁡
🐦:海さん…、それを言葉にすると少々乱暴です。
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🐾:間違っちゃいねぇけどな。
⁡
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🐨:でも、いい途中だったからだよ。
何もなかったら、ここまで光らないもん。
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その言葉に、もう一度、胸が揺れた。
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できなかった。
止まっていた。
丸めてしまった。
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でも、
それで終わりじゃなかった……
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⁡
むしろ、その“途中”があったから、
いま目の前でこんなふうに、みんなの声で、
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丸めたままだと
「見えなかった未来」
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その景色の中に、立っている。
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⁡
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⁡
水面に映る光が揺れて、神殿の上には
まだ虹の欠片みたいな粒子が降っている。
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トーリが囀るとTree of Lifeの女神が
反応するのだそうだ。
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⁡
⁡
🐬:だから裏方?
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🐦:大騒ぎになるので、禁止されてて💦
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⁡
⁡
遠くにみんなの声を聴きながら、
まだ胸の奥のジンジンした痺れに浮かされている。
⁡
⁡
⁡
……なんか、
曲ができたっていうより……
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言葉を探して、少し笑う。
⁡
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👾:世界が、できた……みたい
⁡

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ぽつりと零れたその一言に、
みんながそれぞれ違う顔で笑った。
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⁡
🌅:ええ、そうよ。
だから創作って素敵なの。
⁡
🐾:世界ってのはな、
“できる”時は、こういう匂いがすんだよ。
⁡
🐦:記録しておきましょうか。
これはかなり上質な発生です♪
⁡
🐬:発生、っていいな。生まれたって感じする。
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🐨:これはもう、ちゃんと生まれたんだよ。
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❄️:……うん。 うまれた…
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⁡
その響きがあまりにも繊細で、
でも確かで、染み込むように胸の奥を優しく撫でた。
⁡
⁡
⁡
生まれた。
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自分の中にあったものが。
ひとりでは届かなかったものが。
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みんなの声に触れて、形になって、
目の前でちゃんと息をしている。
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⁡
⁡
👾:……できたんだ、
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みんなと揺れを合わせて……
⁡
⁡
⁡
👾:できた……!
⁡
⁡
⁡
今度は、はっきりと。
⁡
その瞬間、張っていたものがほどけて、
笑いながら、でも目の奥から、
熱く潤う波が湧き上がって、慌てて顔を上げた。
⁡
⁡
すると、そんなこちらを見ていた海が
にっと笑って手を叩いた。
⁡
⁡
🐬:よし!お祝いだな!
⁡
🌅:あら、いいわね。
紅茶でも、夜更かしでも、好きな方に付き合うわよ?
⁡
🐾:珈琲だろ、そこは。
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🐦:まだ余韻の途中ですので、お静かにお願いします……✨
⁡
🐨:とか言いながら、トーリも嬉しそうだよ。
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❄️:……みんな、うれしい
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⁡
⁡
その通りだった。
⁡
誰かの中の何かが形になる瞬間を喜ぶこと。
それがちゃんと本人の感触に戻っていくのを、一緒に望むこと。
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⁡
この森では、そういうことが
あたりまえに起きる。
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⁡
それがとても、嬉しくて。
少しだけ、眩しかった。
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夜の神殿に、笑い声が広がる。

白い階段、澄んだ水、森の気配、
その全部がいつもより、少し息づいて見えた。
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夢の扉は、たしかに開いてた。
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それは遠いどこかじゃなくて、
こうして笑っている、この場所に。
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そしてたぶん、これを読んで
何か感じてくれたかもしれない
あなたの中にも。
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今夜、胸に触れたその余韻が
⁡
心の奥にある景色を
少しでも揺らしてくれますように
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⁡

ありがとうございました!
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👤🐬🐨❄️🌅🐾🐦👾
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
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🎵 GIRLS♡版

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