
どこに行けど、旅。
…昔から現実感が希薄というか、どこかボーッとしているような子供でした。
いつも先の事ばかりが気になって、そのくせ現状は無関心で。
所謂ADHDの類だったかも知れませんが、授業中も窓の外の風景を眺めるのが好きでした。
…日常の風景が好きで異様な関心を持つのは、多分そういった生まれ持っての性のような気がします。
この写真を見てどう思われるでしょうか?。

…私はこの光景を見て「凄いな」と感じました。
木が回りに回り、屋根の一部を巻き込んでいます。
時間の流れとか、生命力とか、自然というものの善悪とかを想いました。
破壊を感じました。
例えどこに行こうとも、私の中では旅に違いはありません。
上の写真は伊香保温泉の長い石段の途中で見かけたものです。
自宅から車で小一時間も走れば着くような、旅と呼ぶには近すぎるような場所です。
家族旅行や忘年会などで何度も訪れた場所ですが、カメラを持ち、自分一人だけで訪れるならば、やはりそれは旅なのです。

私はこれからも生きている限りは旅を続けていたいです。
知らない海も、見知った山も、何の変哲も無い田舎町でも。
カメラを携えて向かうなら、きっとそこには「旅がある」でしょう。