メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byasobo_kids

払えることと払うことは別だよ。資産形成期の親が子どもに伝えたいお金の話

    「これぐらいならいけるな」

    先日、子どもと一緒にUSJのパンフレットを眺めていたとき、私は何気なくそう言ってしまいました。

    新幹線往復、1泊、パーク入場込みで、大人1人あたり約4万円から。
    家族4人で行けば、それなりの金額になります。


    あとから妻に、たしなめられました。
    子どもがしっかり聞いていて、

    「パパがこれぐらいならいけるって言ってた!」

    と報告していたらしいのです。

    「やってしまった」と思いました。

    ただの家計感覚として口をついて出ただけの言葉でしたが、1人4万円という金額は決して安いものではない。
    私の家計感覚を子どもの前で雑に口にするのは、少し違ったなと思いました。


    家庭に余裕があること自体は、悪くない

    私は、家庭に余裕があること自体を悪いとは思っていません。

    子どもに必要以上の不安を与えずに済む。
    学びたいことや、やってみたいことに、ある程度は応えられる。

    ただ、その余裕をどう見せるかは、別問題だと思っています。

    子どもに見せたいのは、
    「うちはお金があるから大丈夫」
    という空気ではなく、
    「考えて選ぶこと」
    のほうです。

    わが家は何を大事にしてお金を使うのか

    外食、旅行。
    習い事。
    ちょっと高めの買い物。

    資産形成期なら即却下だった金額でも、
    今なら家計的には不可能ではない。
    そういう場面は確かに増えました。

    でも、だからこそ、子どもには伝えたいのです。

    払えることと、払うことは別である、と。


    我が家では年数回の国内旅行に関しては、お金を使ってもいいと決めています。
    もちろん最初に多少の節約は考えるけれど、行った後は細かいことは気にしない。
    その一方で、家族の記憶に残らないものには、なるべくお金をかけないようにしています。

    節約しすぎて思い出に枷(かせ)をはめたくない。
    でも余裕を見せすぎるのも違う。

    その間のどこかに立ちたくて、時々悩んでいます。



    誰かとの時間が少し良くなるもの

    最近、小学生の長男には何となくこんなことを言っています。

    「お金を使うときは、使ったあとに、自分や誰かとの時間が少し良くなるものに使うといいよ」

    これが正解かは分かりません。

    でも、今の自分の抱いている感覚にいちばん近い言葉です。


    子どもに見せたいのは、家の資産額ではなく、
    そのお金をどう考えて使っているかという、親の姿勢です。

    きれいなことを書きましたが、
    私自身もまだ全然できていません。

    それでも、いろんな失敗をしながら、
    子どもには安心は与えつつ、過信は与えない親でありたいと思っています。



    「これぐらいならいけるな」

    今度こそは、心の中だけで言います。



    【この後、USJに行った結果はこちらです】

     
     
    40代会社員。共働き、子ども2人(小学生と未就学児)。金融資産約8000万円。 週2回(水・日20時)更新。子育て世帯での「会社を辞めないFIRE」、自分なりの「窓際FIRE」を模索しながら、お金・仕事・家族のバランスについて綴っています。 ときどきKindle本も書いています。

    あなたへのおすすめ