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うまくできなかった日の話耳ビジnote部

    今日のあるある。

    誰にでもある。

    「今日は、うまくできなかったな……」という日。

    プレゼンで言いたいことが伝わらなかった。

    営業で相手の反応がいまひとつだった。

    交渉が終わってから、

    「ああ言えばよかった」

    「もっと落ち着いて話せばよかった」

    と、何度も思い返す。

    そして帰り道まで、頭の中でひとり反省会。

    こんな日は、あります。

    でも厄介なのは、

    「今日うまくいかなかった」

    が、

    「私はいつもうまくいかない」

    に変わってしまうこと。

    さらに、

    「私の人生って、なんだか全部ダメだな」

    と、たった一日の出来事を、人生全部の評価にまで広げてしまう。

    これ、しんどいです。

    「しんどい、しんどい」と考え続けていると、頭の中で同じ場所をぐるぐる回ってしまいます。

    感情はいろいろあっていいと思うのです。

    悔しい。

    腹が立つ。

    恥ずかしい。

    悲しい。

    落ち込む。

    それを無理に「前向きにならなきゃ」と消す必要はありません。

    でも、感情と「自分の人生の評価」は分けてもいい。

    今日失敗したことと、

    「私は失敗する人間だ」

    は、まったく別の話です。

    そんなとき、私は「おヘソに戻る」。

    まず体の力を抜く。

    足裏三点を感じる。

    座っているなら、左右の坐骨を感じる。

    長く息を吐いて、肩やあごの余分な力をゆるめる。

    そして、おヘソを意識して、自分の重心軸に戻る。

    少し落ち着いたら、

    「今日はダメだった」

    ではなく、

    「今日はひとつデータが増えた」

    と考えてみる。

    何が伝わらなかったのか。

    どこで焦ったのか。

    次は何を変えてみるのか。

    それだけ考えればいい。

    うまくいかなかった日は、

    自分を責める日ではなく、

    「次のやり方を考える日」。

    反省はしても、

    自分まで否定しない。

    感情は揺れてもいい。

    でも思考まで、

    「私はダメ」

    「私の人生は失敗」

    にしなくていい。

    だって、そんな人生の決めつけ、つまらないから。

    今日の失敗を、

    明日の重心にしない。

    今日の自分をいったんリセットして、

    また明日は、明日の自分で始めればいい。

    うまくいかなかった日は、誰にでもある。

    人生全部がうまくいかなかったわけではありません。

    また、おヘソに戻って、

    ここからです。

     
     
     
    一級建築士×ストレッチトレーナー。 無意識の「力み癖」をほどき、人が本来の力を発揮できる心と体を研究。30秒の脱力から、集中・判断・コミュニケーション、そして人が動く組織づくりへ。企業研修・講演。著書『おヘソに戻る。 一級建築士が見つけた重心の科学』

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