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力み癖があると疲れ顔の年寄り顔は飛んで行く(耳ビジnote部)

    了解です。今後は、意味のまとまりごとに段落を作って、文を細かく切りすぎないようにします。

    今回の文章も、流れが続くように直します。

    仕事の合間にトイレへ立って、ふと鏡を見たとき、「えっ、なに、この顔」と思ったことはありませんか。目の下が重く、口元まで下がっていて、朝はこんな顔じゃなかったのに、「私、こんなに疲れてた?」と、自分の顔を見て驚くことがあります。

    でも、不思議なんです。同じように何時間も集中していても、いつも同じ顔になるわけではありません。たとえば、好きなゲームに夢中になっているとき。時間を忘れて集中しているのに、目は生き生きしていて、表情もどこか楽しそうです。好きなことを調べているときも同じで、「面白い」「もっと知りたい」「次はどうなるんだろう」とワクワクしているときは、しっかり集中しているのに、げっそりした顔にはなりにくいように感じます。

    一方で、「間違えちゃいけない」「早く終わらせなきゃ」「ちゃんと結果を出さなきゃ」と思いながら仕事をしていると、同じ集中でも鏡に映る顔が違って見えることがあります。知らないうちに肩が上がり、首が固まり、あごを噛みしめ、呼吸も浅くなっていく。頭では仕事をしているつもりでも、体はずっと踏ん張っている。その力みが顔にまで出てくると、目元が重くなり、口元まで下がって、一気に疲れて見えてしまいます。

    私はここに、「力みながらの集中」と「ワクワクしながらの集中」の違いがあるのだと思っています。同じように集中していても、体まで固めながら頑張っているのか、それとも面白さや好奇心に引っぱられて自然に集中しているのかで、表情まで変わってくる。

    だから、仕事の途中で鏡を見て「げっそりしてる」と思ったときは、顔だけを何とかしようとしなくていい。まず足裏三点を感じ、座っているなら左右の坐骨を感じ、そこからおヘソを意識して、息を吐きながら肩を下げます。顔を無理に笑顔にするのではなく、体の上の方に集まりすぎていた力を、自分の重心へ戻していくのです。

    すると、目元や口元までふっとやわらぐことがあります。疲れ顔は「年齢のせい」だけではなく、「ちょっと力みながら集中しすぎているよ」という、体からのサインなのかもしれません。

    仕事の合間に鏡を見て、「なんだか今日、げっそりしてる」と感じたら、顔を直す前に、おヘソに戻る。力みながらの集中から、ゲームに夢中になっているときのような、目が生き生きする集中へ。そんな切り替えができたら、仕事の顔も少し変わってくるかもしれません。

     
     
     
    一級建築士×ストレッチトレーナー。 無意識の「力み癖」をほどき、人が本来の力を発揮できる心と体を研究。30秒の脱力から、集中・判断・コミュニケーション、そして人が動く組織づくりへ。企業研修・講演。著書『おヘソに戻る。 一級建築士が見つけた重心の科学』

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