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やり抜く力は自分軸#耳ビジnote部

    「和を大切にする」

    日本では、とても大事にされてきた考え方です。

    「我を出さない」
    「控えめでいる」
    「みんなに合わせる」

    それが美徳のように語られることもあります。

    もちろん、人の話を聞くことも、周りへの配慮も大切です。

    でも私は、ときどき引っかかります。

    「和を以て貴しとなす」が、
    いつの間にか、

    「目立つな」
    「出すぎるな」
    「自分を閉じ込めておきなさい」

    みたいになっていないかな、と。

    私自身、長い間、人の評価を気にしてきました。

    だから今は、

    「自分の軸を貫くことをごまかさない」

    これを大切にしたいと思っています。

    昨日、ひとつ気づいたことがありました。

    「どうしても、これはやり抜く」

    そう決めたなら、自分自身が自分のカウンセラーになればいい。

    そこで役立つのが「イフゼンルール」。

    「もし○○になったら、私は○○する」

    あらかじめ決めておく方法です。

    私なら、

    「モヤモヤしたら、おヘソに戻る」
    「人と比べ始めたら、おヘソに戻る」
    「批判された言葉を頭の中で繰り返し始めたら、おヘソに戻る」

    考えてみれば、「おヘソに戻る」は、私自身のイフゼンルールでもあるのです。

    そして最近、もうひとつ大切にしたいと思った言葉があります。

    「面白そう」

    自分の好きなものだけ、自分に都合のいい情報だけを選んでいると、世界はどんどん狭くなります。

    いわゆる「フィルターバブル」のように、自分と似た考え方ばかりが周りに集まってしまう。

    だから、ときには選り好みをしない。

    「自分には関係ない」と切り捨てる前に、

    「それ、ちょっと面白そう」

    と一歩踏み出してみる。

    樺沢紫苑先生の行動を見ていると、私はそこに惹かれます。

    すでに多くの実績があっても、勉強会に参加する。
    知らない世界にも入っていく。
    モロッコにも行く。

    「私はもう知っている」ではなく、
    「何か面白いものがあるかもしれない」と動く。

    私が思う謙虚さは、
    自分を小さくすることではありません。

    「右向け右」と言われて右を向くことでもありません。

    自分の軸は持ちながら、
    自分とは違う世界にも扉を開けておくこと。

    人の話を聞く。

    でも、自分の人生のハンドルまで渡さない。

    和を大切にする。

    でも、自分まで消さない。

    「面白そう」と外の世界に手を伸ばしながら、
    最後は自分のおヘソに戻って決める。

    情報も、出会いも、やりたいことも増えて、
    本当に大事なことに自分自身が追いつかなくなることがあります。

    だからこそ、

    「私は何をやり抜くのか」

    そこだけは、ごまかさない。

    今日も人に合わせるためではなく、
    人とつながりながら「自分の重心」で進みたいと思います。

     
     
     
    一級建築士×ストレッチトレーナー。 無意識の「力み癖」をほどき、人が本来の力を発揮できる心と体を研究。30秒の脱力から、集中・判断・コミュニケーション、そして人が動く組織づくりへ。企業研修・講演。著書『おヘソに戻る。 一級建築士が見つけた重心の科学』

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