vol.1カバン職人がつくる、革製本
未来をつくるのは、挑戦する“ひとりの想い”。
今回は、クラウドファンディングに挑むカワニシカバンさんの物語を紹介します。
1.はじめに
革製品、皆さんは何かお持ちですか?
私は革のお財布を、結構長いこと愛用しています。
ちょっとお高いけれど、手に吸い付くような心地よい肌触り。
年を重ねた時に発する味わいは革の醍醐味ともいえるでしょう。
——そんな「革」製品の文化、技術を、次世代に残そうと奮闘する人がいます。
それが、今回紹介する“カワニシカバン”の川西功志(あつし)さん。
革と本。二つの世界を結びつけ、古き良き文化を残そうと挑戦しています。
2. 出会いと、挑戦のきっかけ
夢追う人が集う場所、”クラウドファンディング”。
そこで目に留まったのが、ひときわ光る存在——カワニシカバン代表・川西功志さん。
画面越しでも伝わる誠実さと情熱に、「あ、この人の挑戦を応援したい」と感じました。
合理化と効率化の現代において、「コスパ」重視により職人の手仕事は消えつつあります。そんな苦境に立たされる中、youtubeを通してコツコツ認知度を上げてきた川西さん。
ものづくり企業でもまだまだ成長できる!という希望を分かち合いたいと、本の出版を決めました。
出版に向けて動く中で知ったのが、『革製本』の存在。
現役でも知る人が数えるほどの希少技術だそうで、同じく合理化の波にもまれ苦境に立たされている出版業界とタッグを組み、革製本を作ることに決めたそうです。
「今つくらなければ、革製本の技術は途絶える」
今回のクラウドファンディングは、”製品を買う”を超えて、”文化の継承に参加する”行為として立ち上がっています。
3. 人柄・魅力
代表の川西さんの魅力は、なんといっても行動力。
カバンの下請け工場としての限界を感じたところから、自社ブランドを開発、販売する決断をします。
ネット販売、フリマサイトや広告、SNSも活用して、少しずつ認知度を上げてきました。視聴者0人でもインスタライブを行っていたとか!
なかなかの強メンタル!見習いたいです。
4. 目指す世界
カワニシカバンの経営理念は、『ながく愛されるものづくり』
あの人が作ったカバンなんだから大事にしよう
そう思ってもらえるように、一切の手抜きを許しません。
さらに、ものを大切にする文化の浸透につながると信じている。
私の中ではここが最大のリスペクトです。
このプロジェクトが描く未来は、単に「一冊の珍しい本」を手に入れることではありません。技術が次世代に受け渡され、街の工房の明かりが途切れず、使い手が“ものの育ち”を味わえる社会です。
支援者は“購入者”ではなく“継承者”。巻末に自分の名前が刻まれるという仕掛けは、まさにその宣言。私たちは読者であり、共犯者であり、次の世代へ「残す責任」を引き受ける仲間になる。限定カラーのカバンが日常を並走し、本が棚で静かに呼吸を続ける光景は、個人の暮らしと地域の文化をやわらかく結び直してくれる気がします。
5. これから
「この技術がなくなれば、日本から一つの文化が消える。」
機械化が進み、同じようなものが並ぶ今の時代。
だからこそ、ひとつひとつの“違い”に目を向ける力が大切だと思うのです。
手に取るとき、そこに込められた想いや技に気づけたら、きっとものとの付き合い方も変わるはず。
川西さんがこれから出版する著書も、目次だけ見てもとても興味をそそられます。
川西さんの挑戦にもし心が動いたなら、
ぜひクラファンページをのぞいてみてください。
あなたの“ひとしずくの応援”が、未来の文化をつなぎます。
さぁ、次はどんな方に出会えるかな?
ここまで読んでいただきありがとうございました🍀
