
「分数くらい分かる」と思った人ほど試してほしい基本問題

分数を理解しているかを確かめる基本問題を5問用意しました。
問題1:
ある商品の値段を 3分の1値引き したところ、価格は 600円 になりました。値引き前の価格はいくらですか。
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答え:
600円に、600円の3分の1の200円を足して、800円 としてしまうのは誤答です。
3分の1値引き後は、元の値段の 3分の2。
だから、600 ÷ (2/3) = 600 × 3/2 = 900
よって、答えは900円
問題2:
Aさんは、持っているお金の 2/3 を使いました。
Bさんは、持っているお金の 3/4 を使いました。
使った割合が大きいのはどちらですか。
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答え:
2/3=8/12(約66.7%)
3/4=9/12(75%)
なので、3/4のほうが大きい。
よって、答えはBさん
問題3:
Aさんは、1200円の 2/3 を使いました。
Bさんは、900円の 3/4 を使いました。
多く使ったのはどちらですか。
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答え:
Aさん:1200 × 2/3 = 800円
Bさん:900 × 3/4 = 675円
割合だけならBさんの3/4のほうが大きい。
でも、元の金額が違うので、実際に使った金額はAさんのほうが多い。
よって、答えはAさん
問題4:
ケーキの 2/5 を食べました。残りの 1/3 を弟にあげました。最初のケーキ全体のうち、弟にあげたのはどれだけですか。
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答え:
最初に2/5食べたので、残りは3/5。
その残りの1/3だから、3/5 × 1/3 = 3/15=1/5
よって、答えは1/5
問題5:
あるタンクに水が入っています。最初に水の 1/2 を使い、次に残った水の 1/3 を使いました。最後に 40L 残りました。最初、水は何Lありましたか。
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答え:
最初の1/2を使う→ 残りは1/2
その残りの1/3を使う→ 残り半分のうちの2/3が残る
つまり最後に残ったのは、1/2 × 2/3 = 2/6=1/3
残った水40Lは、最初にあった量の1/3だから、
40 ÷ (1/3) = 120
よって、答えは120L
これらの問題は、難問ではありません。分数をちゃんと理解していれば、考え方としては間違えるはずのない問題です。
ところが、実際にはこれらの問題で手が止まる人が少なくありません。
むしろ問題は、「分数くらい分かっている」と思ったまま、そのあいまいさに気づかず先へ進んでしまうことです。分数は、小学校で終わる単元ではありません。中学以降の文字式、方程式、比例、関数の土台として、ずっと後ろから効いてきます。たかが分数、されど分数なのです。
数学や歴史など、学び直しのエッセイを書いています