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Photo byzakiko333

おんぶにだっこな不安くん


    わたしは子どもの頃から何かに不安だった。
    保育園、小中高、20代。それぞれの時代の曇りは、今でも肌感覚にある。
    もちろん楽しい時はあるけど、ベースの下の層では不安が流れている。


    本を読み始めた30代の頃、さくらももこさんの『おんぶにだっこ』に出合った。
    本書あとがきで、「私は幼い頃、なんらかの不安を抱え…心から晴れ晴れとした日など一日もなかった。」と書かれているのを読んで、「あ、わたしもだ」とハッとした。無自覚だったものを掘り起こされた瞬間だった。
    と同時に、「あのさくらももこさんが」と、驚きと安心も得た。
    真綿で包まれ、軽ーく抱き上げられたような感覚になったのをよく覚えている。
    今思えば、わたしの本の原体験や本に対する思いはここにある。

    🧸

    わたしのこの気質はなくならないと思っている。
    さくらさんのおかげで、「なくならなくてもいいかも」と思えた。
    手を焼くことは大いに大いにあるが、この気質だから生まれているものもあるんだろう。
    想像力、感情。そこから生まれる雰囲気、言葉。
    この気質はわたしを形成する相棒なのかもしれない。


    長い長い付き合い。
    これからもずっと不安と付き合っていくんだろうな。
    今は「安心して不安になっていいよ」って自分に言いたいな。
    そしていつか「いつでもいらっしゃい不安くん」って言えたらいいな。

     
     
    音楽・ラジオ聴いて、本読んで、コーヒー飲んでますʕ•ᴥ•ʔ コーヒーの多くは語りませんが、カフェのような空間にしたいです。 日々のこと、気づき、思ったことを、素直に自分の言葉で綴ります。 25.8〜|'84|主婦|メンタル リカバリー中 フォロー・フォロー外し自由にどうぞ🍵

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