Photo by
h_fujieda
温もりの記憶~大切な家族(ペット)への想い~
季節が巡り 風が変わるたびに
そっと寄り添う小さな温もりを思い出す
冷たい足が忍び込む 胸に甘酸っぱさが広がる
その仕草が 遠い日の影を重ねてしまう
甘い果実の香りが届くと
「きっと好きだっただろうな」と心でつぶやく
食べられなくても 香りと気持ちを分け合えば
見えない世界で 笑っている気がする
色を選ぶと 心が映し出される
「もっと自由に もっと笑って」
そんな声が どこからともなく響き
揺れる心を そっと抱きしめて
静かな光が 胸の奥に差し込む
時は流れ 写真に問いかけても返事はない
けれど確かにいる その存在は消えない
会いたくて 抱きしめたくて
想いは夜空に溶けて
星の瞬きに変わっていく
柔らかな音を奏でる小さなボール
何度も繰り返した遊びの儀式
破れても 音が消えても
変わらないのは 心の絆
今も鳴らせば 遠い空から
駆けてくる姿を信じている
温もりも 香りも 色も 音も
すべてがひとつに重なり
「大好きだよ」という想いに結ばれる
少し頑固で でも優しく温かい
かけがえのない時をくれた存在は
今も心の中で生き続けている
だからきっと 大丈夫
風はそっと背を押し 光は道を照らす
雨は悲しみを洗い流し 花は新しい季節を告げる
そのすべてに抱かれながら
前へと歩む姿は 美しく尊いもの
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