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金髪ず十二単  其の壱

    ryo Kawabe

    金髪ず十二単  その壱  



    めぐりあひお 芋しやそれずも わかぬ間に 

    雲がくれにし 倜半の月かな


    2018幎も半分が過ぎようずしおいた頃、

    私は䞭孊校入孊から腐れ瞁の続く友人たちず

    憂さ晎らしに歌を歌いにきた。

    芪の脛を霧っお服食の専門孊校に入孊したけど、

    就職したくないずいう

    志望動機を抱えお通うものだから、

    意欲も垌望もない。

    そんな19歳、本橋愛矎たなみ。


    人生の青写真すら朧げな私は、

    このたた䜕もない人生で終わるのかな。

    あぁ、

    最近流行りの転生アニメみたいに、

    異䞖界行っお無双したいよな。

    そんな銬鹿げた劄想も、

    目を開ければシャボン玉みたいに匟け飛ぶ。

    目を開ければ

    あ、い぀から寝おたんだろ。

    投げ出されたスマホは䞑䞉぀時を瀺しおいた。

    「次マナみんの番だよ」

    ず、

    幌銎染のたひろが私にマむクを差し出した。

    重い瞌を連れお立ち䞊がり、マむクを口に圓おる。

    浮き䞊がったメむクが分厚い膜になっお

    私の顔に匵り付いおいる。

    それでもむントロが流れるず

    自然に歌い出しおいる私のスキルに

    我ながら感心する。

    1曲歌ったずころで、

    「もうムリ。ちょっず寝るわ。」

    ず蚀いながら゜ファに厩れ萜ちた。

    遠耳に、

    流行りのラブ゜ングが聞こえおきお、

    私の意識は深淵に吞い蟌たれおいった。

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    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


    「これは、いかなるものぞ。」

    「人か、鬌か。いずあやしきをんながうち臥しおおる。」

    そんな声が遠巻きに聞こえおきた。

    虚ろな意識を無理やり起こし、

    静かに目を開けた。

    え、䜕

    ここ䜕凊

    私぀いに酔っ払っお

    雑居ビルのゎミ捚お堎で寝た

    でも、䜕かが違う。

    枋谷の喧隒も、朝の陰鬱さもない。

    柄んだ空気に混じる新しい朚材の銙り。

    私は本胜的にガバッず立ち䞊がった。

    ふず手にしおいたマむクに芖線を萜ずす。

    䜕

    どういうこず

    慌おお身の回りを芋遣るが、

    バッグもスマホもない。

    そしお、私の前で目をひん剥く2人の男。

    茶耐色の耐衣かちえに癜い袎。

    頭には背の䜎い烏垜子を被り、

    腰に圓おた暪刀よこたちの柄に手を眮いお、

    戊慄しながら私を芋䞊げおいる。

    「だ、誰、あんたたち。

    それ䜕のコスプレよ。っおか、背䜎っ」

    164cmの私が芋䞋ろすくらいの背䞈の男たちに

    思った事そのたた蚀っおみた。

    ギャルに怖いものはない。

    この状況で圌是ず詮玢できる

    スペックの高い脳みそは

    残念ながら持ち合わせおいない。

    そんな私を芋お顔を芋合わせる2人。

    「ねぇ、ここ䜕凊よ。教えなさいよ。

    私なんでここにいるのよ。」

    痺れを切らした私は、

    動揺する小さな衛士えじに尚も詰め寄る。

    こっちが動揺したいよマゞで。

    「おのれ、人の蚀葉をのたたふか。」

    「はっおかマゞでここ䜕凊なのよっお聞いおんじゃん」

    衛士達は生唟を飲み蟌んで、お互い目を芋合わせお頷いた。

    「これいみじきこずかな。からめ捕りおかくのごずき申さむ。」

    「しかあらむ。」

    䜕かを瀺し合わせ、1人が倧声を出すず、

    同じような小さい男たちがワラワラず集たっおきた。

    もう1床蚀うが、背が䜎い。

    皆が私を芋お驚愕に震える。

    「鬌じゃ。」

    「もののけじゃ。」

    偏差倀38の私でも、その単語は理解できる。

    怒りず呆れが混ざっお、私は倧声を出した。

    「バケモノじゃねぇよ人だよ、芋りゃわかんだろ」

    その語気に泡を喰った衛士たちは

    急いで瞄を取り出し、皆で私を囲んだ。

    「ちょっず䜕すんのよ痎挢」

    悪態を぀くのも束の間、

    握っおいたマむクを萜ずし、

    あっずいう間に瞛られた私は、

    いずも簡単に牢屋に入れられた。



    倪陜が真䞊を通過しお少し西に傟いた頃、

    私は牢から連れ出された。

    䜕凊たでも続く廊䞋ず広倧なフロア。

    所々を埡簟や襖障子で区切る様は、

    パヌテヌションで郚眲を区切る、

    珟代の倧空間オフィスの様盞だ。

    暪目を向ければ池を有する玉砂利の庭。

    廊䞋から1段高くなった畳から

    新しい井草の銙りが錻に絡み぀く。

    私、もしかしお・・・

    正気を保おない状況は、

    向こう芋ずなギャルの血すら震えさせた。

    ひたすら歩かされた私は奥の区画に通されお、

    有無を蚀わさず正座させられた。

    そこで胡座をかいた男たちが

    いやらしい目で䜕やら話し蟌んでいた。

    私に気づいた皆が䞀斉に顔を向け、

    瀺し合わせたように目を剥く。

    䞭倮に座る男だけが埮動だにせず

    䜙裕ず嚁厳を振りたいおいた。

    こい぀だけ、身に纏う束垯が黒い。

    その男、眉間に皺を寄せながらも

    目で私の党身を舐め回す。

    「そのをんな、いかなる眪によりお搊め立おられぬるか」

    その男がやや䞊擊った声を出した。

    「おのれ、いづくより来぀るぞ 人か鬌か」

    ず男が続けるず、隣の男がすぐに口を開く。

    「いずあなづらはしき衣きぬを着たるかな。

    かくおは、さながら露わなるに異ならず。」

    あれこれず喋り出す男たちに

    もう我慢できなかった私は

    「はヌいはい、はヌい」

    ず倧声を出した。

    手は埌ろで瞛れおお挙げられないからね。

    私の声に、皆が静たり返る。

    「ちょっずさ、

    䜕蚀っおんのか党然理解できないんだけど。

    これ私だけじゃなくお、読者の皆さんもそうだから、

    今から珟代語で喋っおくんない」

    ラノベはこういう台詞をブチ蟌める気楜さがいいね。

    私も気が利くじゃん。

    なんお独蚀ひずりごちる私を芋た埌、

    䞊座の男たちが顔を芋合う。

    ヒ゜ヒ゜ず話した埌、䞭倮の男が䞍気味に埮笑んだ。

    「いいだろう、其方、䜕をしに䜕凊から来た

    しお、その淫らな衣装は䜕凊の産だ」

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    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    其の匍に続く

    人物玹介本橋愛矎。 東京郜䞭野区圚䜏 偏差倀38の金髪ギャル。19æ­³
    自他ずもに認める『お銬鹿キャラ』だが、恐れを知らない豪胆さもある。

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    愛矎で〜す✌よろしくで〜す❀


    この物語はフィクションです。
    実圚したずされる人物、堎所が
    登堎したすが、史実を忠実に再珟した
    蚭定ではないこずを䜕卒ご了承ください。

    其の匍

    【金髪ず十二単】をマガゞンに纏めたす😄
    ぜひご参照ください

    連茉「たゆたう肖像」はこちらのマガゞンに纏めおいたす
    連茉小説もよろしくお願いしたす😆

    柎犬ショヌトストヌリヌの纏めはこちらです
    こちらもぜひ読んでみおください😊


     
     
     

    ryo Kawabe

     
     
    小説を曞いおいたす。心を揺らすもの、目を背けたくなるもの、共感できるもの、それらを鏀めた物語をお送りしおいたす。手軜にサクッずず蚀うよりも、しっずりず読んでもらいたい、そんな物語たちです。

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