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パチンコ店のクマキャラが、走塁コーチに見えてきた

    妹は「新台」が入ると出動

    午前10時ごろ、自宅近くの駅前にあるパチンコ店。

    キャラクターであるピンクのクマが店頭に立ち、右手を前後にバシバシとさせている。
    彼女はビニール製で、体長2メートルくらいありそうな円筒形のクマ。
    ボディには「新台」とプリント。
    今日は新台が入ったので、出動しているのだろう。

    最近、出番の減った双子の兄・青いクマとともに、推しである。
    そのいきさつは、以前の日記に書いた。

    伸ばした右手を前後にバシバシとさせるしぐさは、 「任せて」と胸を叩くようにも、 漫才の「いい加減にしなさい」のポーズにも見える。

    この「バシバシ」の音が、ある時を境に静かになった。
    近隣住民への配慮だろう。
    そのため、兄妹は控えめに集客しているのかと思っていた。

    「任せて」でも「いい加減にしなさい」でもない

    しかし最近になって、妹に関しては「違うのではないか」と思うようになってきた。

    妹のほうが「バシバシ」に勢いがあり、兄よりも出動の機会が多いからか、ボディの色があせてきたような気もする。
    そのせいか、なんだか貫禄が出てきた感じがするのだ。

    そして、たまたま見かけた後ろ姿が、 がっしりとした人が腕をぶんぶん振り回しているように思えてしまった。
    まるで、野球の走塁コーチが、塁に出た選手に対して「走れ」と腕を振り回しているように。

    むしろ、これが正解に近いような気さえしてきた。

    「みんな〜、新台入ったよおお! さあさあ、入って入って♡ぶんぶん」
    かわいくてお茶目で、そしてたくましいピンクのクマ妹。

    「お仕事がんばってるね」と心の中でエールを送ると、 「任せて! アナタもファイトよおお♡ぶんぶん」 と返してくれる…ように思う。

    オッケー♡ 私も、お仕事がんばるわよおお♡ぶんぶん。

     
     
    食品業界の新聞記者のかたわら、DTMで音楽を作っています。 1967年生まれ。 日々の隙間に出てくる「?」や「!」を、35℃台の体温で書いています。 音楽は倉本らも名義で制作しています。

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