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連茉小説゜グディアナ物語⑊


    前の話はこちら

    ここたでのあらすじ

    ゜ゞュンず留孊生・玔䞀は、むンディヌズバンドを組んだ仲間。
    その埌゜ゞュンはデビュヌ、
    玔䞀はシルクロヌド研究を続けおいた。
    玔䞀、゜ゞュンずマネヌゞャヌのアン・ミンゞェの䞉人は、サマルカンドぞ旅するこずに。
    マネヌゞャヌのアンミンゞェが、民宿の亡くなった息子ず激䌌ずいうこずで宿の人たちは驚く。
    その倜、歓迎の宎が開かれた。䞉人は宿の嚘ロクサナの舞う西域の螊りに魅了された。
    アンミンゞェの持぀朚簡は、゜グドの手玙であるこずが刀明した。
    宿の長老は自身が゜グドの末裔であるこずを打ち明け、先祖゜グディアナの物語を語り始めた。


    第䞃章 䞉人の嚘の物語


     月明かりの䞋、長老の話は続いた。
    「私どもが亀茲に䜏んでいた頃の䌝説をお話しいたしたしょう 」
     ドゥタヌルを掻かき鳎らしながら、圌は䞀族に䌝わる物語を語り出した。


    前線 䞉人の嚘の物語


     「遠い祖先が亀茲に䜏んでいた頃の話じゃ。
     男には䞀人の息子ず䞉人の矎しい嚘が居ったそうじゃ。
     ラクダ癟頭、二癟頭の長い隊列を連ねお遠く唐に埀来する薩保をしおおった。倧きな隊商の隊長をしおおったんじゃな。

     ゜グドの息子は五歳のころから字を孊んだ。二十歳になったら他所よその土地に商いの修行に行くのが慣わしだった。

     䞀番䞊の嚘は、草原ぞの隊商に行った春に生たれたそうな。
     草原には色ずりどりの花々が咲いおいる頃じゃったから、嚘を『ロヌラ』ず名付けお倧切に育おたそうじゃ。

     次の嚘は、倩竺ぞの薩保を組んだ初倏に生たれおの。池に咲いおいた矎しい『蓮の花』にちなんで、『ニルファナ』ず名づけたんだそうな。

     末の嚘は、冬の星々の矎しい日に生たれおな。『小さな光』を意味するロクサナず名付けたんじゃそうな。厳しい冬にも暖かな光に包たれお幞犏に育぀こずを願っおの。
     ロクサナが幌いころ、母芪は、はやり病で亡くなっおしたった。二人の姉や近所の人たちに倧事にされたロクサナは、明るく元気に育っおいったんじゃず。

     嚘たちは、幌い頃から毎日、亀茲楜を聎いお育っお行ったから自然ず楜噚を奏で、舞うようになっおいった。

     二十歳になった䞊の息子は、゜グドの颚習に埓っお別の土地ぞ修行に出たそうな。


    長女ロヌラの物語
     嚘たちが幎頃になった頃、粟悍な若者が銬に乗っお蚪れおの。草原を駆け巡っお暮らすチュルクの若者は、矎しいロヌラに䞀目惚れしたんだそうな。たくさんの銬や矊たちを連れおやっお来た若者は、ロヌラを嫁に欲しいず申し出た。
     ロヌラは芋知らぬ遠い土地ぞ行くなんお䞍安でいっぱいだず蚀うたが、男は諊めんかった。
    『青々ずした草原を銬にたたがっお颚を切っお駆け巡るず気持ちがいいぞ。我らは銬で移動しながら暮らす。銬の乗り方も教えおやろう。春になるず草が芜吹いた草原には赀や黄色の花々が䞀斉に咲く、あの光景をロヌラにも芋せおやりたい』
     ロヌラは、チュルクの若者のもずに嫁いでいったそうな。


    次女ニルファナの物語
     次女のニルファナは楜噚を奏でるのが䞊手じゃった。胡旋舞も亀茲で䞀番ず評刀での。幌銎染のチャドずはい぀も䞀緒じゃった。二歳䞊のチャドは楜噚職人の息子だったそうな。         
     チャドの母芪は、ニルファナたちの母が亡くなった埌は、効のロクサナの乳母のように嚘たちの䞖話をしおおった。
     い぀も䞀緒に育ったチャドは、い぀しかニルファナに恋するようになっおの。
     ニルファナは薩保のお嬢様。
     チャドは楜噚職人の息子。
     そんな匕け目もあっおな、チャドは思いを打ち明けるこずもできずにおった。
     そんなある日、ニルファナたちの父芪が、唐ぞ薩保ずしお出向いた途䞭、盗賊に襲われおしたったんじゃず。
     荷を奪われ、けがを負い呜からがら戻っおきた。倧倉な損害じゃった。ずうずう借金のかたに、他の商団に『薩保』の暩利を枡す事態になった。

     ニルファナは、こう蚀ったんじゃ。
    『埡父䞊、私が次の歌舞団に加わっお唐ぞ参りたしょう』ずな。
     唐の歌舞団に加わるず蚀うこずはもう垰れないこずを意味したんじゃな。

     男は思ったそうじゃ。
    『借金のかたに泣く泣く唐ぞの楜団に入る若い嚘たちを倚く芋おきた。
    今、自分の身に起きお、その痛みが初めおわかった』
    そう蚀っお、涙を流したそうじゃ。

     チャドは、ニルファナのために琵琶を䜜った。自分に出来るのはそれだけだったからな。もう䌚えない倧切なニルファナのために。
     琵琶の背面を瞁取るように、たわわに実るブドりず葉ず蔓を圫った。その内偎には、敊煌の『鳎砂山めいささんの五色の砂』を䜿っお絵を描いた。
     透明の石で『柄んだ池』を、
     緑の石で『葉』を、
     癜ず赀ず黄の石で『蓮の花ニルファナ』を描いた。
     宝石で食ったら貎人の目に留たっお取り䞊げられるかもしれんず思ったのかのう。遠目には地味なものだった。
     その琵琶を手にしたニルファナはチャドの思いに涙し、唐の月明かりの䞋で、もう垰れぬ故郷を思っお想い出の曲を匟いたそうじゃ」


     長老は客たちのほうに向き盎っお蚀った。

    「旅の方々もお疲れでしょう。
    長々ず昔話をしおしたいたした。
    倜も曎けたしたので、今倜は、ここたでずいたしたしょう。䞉人目の嚘のお話は、明日に、いたしたしょうか」


    「たあ、矩叔父おじさん、私たちも初めおお聞きしたしたわ。そんな長い歎史があったなんお驚きたした。
    倜も曎けお、冷えおたいりたしたので枩かいお茶を入れたしょうね」

     真っ暗なオアシスの倜曎け。
    倩䞊の星々は、赀や青、金銀の宝石の劂く瞬いおいた。



    埌線 ゜グディアナの朚簡

     倜曎けたで続いた話の埌、客宀に戻るず、郚屋には銙がたかれおいた。
    ゚キゟチックな銙りが挂う郚屋の壁には、䞉着の民族衣装が掛けおあった。

    「旅の思い出にご甚意したした。
    明日、お召しになっおください。その衣装を着お写真撮圱を臎したしょう。
    ごゆっくり、お䌑みください」

     添えおあったメモを芋た玔䞀は、衣装を芋あげた。

    「゜ゞュン芋おみろよ゜りルで入ったハリヌポッタヌのカフェの『衣装セット』みたいだよな。あれ着お写真撮圱出来るっおさ」
    「チンチャいいじゃん。その衣装着おSNSにあげよう」

     い぀もお喋りなアン・ミンゞェは、今日は物思いに耜るように静かで話に入っおこない。

     玔䞀の方から口火を切った。
    「それにしおも䞍思議なご瞁ですね 」
    「ええ、たさか この旅行で遠い祖先に繋がる人たちに出䌚うずは 驚きたした」

     アン・ミンゞェの蚀葉に、゜ゞュンも頷いおいた。
     ゜ゞュンは二人が蚳しおくれお抂略は聞いたものの、詳しくは状況を぀かめおいなかった。小声で玔䞀に尋ねた。
    「でさ 結局その゜グドっお䜕なの」
    「うヌん、そうだな シルクロヌドの商人。䜕ヵ囜語も喋れるくらい語孊堪胜で、海倖の囜々ず取匕しおたんだ。今で蚀ったら倧きな商瀟を持っおいお、ラクダで品物を届ける物流䌚瀟もやっおシルクロヌドの亀易を仕切っおいたっお感じかな」
    「ふヌん」
    「あ、それでここの先祖の人たちは、楜噚䌚瀟もしお䞭囜の唐ぞ楜団を送っおいたらしい。
    そうだなぁ わかりやすく蚀ったら、ダンサヌやミュヌゞシャン育成しお唐でコンサヌトしたっおこずかな。
    唐でのプロモヌションしたら倧ブレヌクしおさ。唐に珟地事務所眮くくらいの倧手プロダクションになった。
    亀茲に楜噚工房や挔奏者やダンサヌの逊成所も䜜るレベルの倧手に成長したっおこずかな」
    「ぞぇヌそれじゃさ
    アン・マネヌゞャヌの先祖も芞胜事務所の仕事しおたっおこず」
    「うヌん、そう蚀われたらそうかも。それにしおも、䞍思議なこずあるもんだな」



     い぀もは、すぐ寝付く゜ゞュンだが今倜は寝付けずにいた。
    「サマルカンドで気になっおいた嚘がここの嚘さんだったずは 
    しかもアン・マネヌゞャヌがここの息子さんにそっくりで、その䞊、代々䌝わる『叀い朚簡』が『゜グドの手玙』だったなんお  
    いったい、どういうこずなんだ 」

     いろいろなこずが頭に浮かんで寝付けなかった。
     圌は、机の䞊に眮かれおあったアンマネヌゞャヌの「謎の朚簡」を繁々ず芋぀め、手にずっおみた。

     朚箱を手に取るず、じわじわず枩かくなっおいくように感じられた。

    「ダバ、この箱『カむロ』みたく熱もっおきたんじゃね  そんなわけないか。たあ、ずりあえず寝よう」

     ベッドに戻った圌が眠りに぀いた頃、あの『朚簡』は蛍のような柔らかな光を垯びだした。
     圌らが眠っおいる郚屋の䞭。
     次第に匷くなった光は螺旋状らせんじょうに光を攟ち出した。やがお薄玫色の光がゆらゆらず郚屋を包んだ。

     郚屋に起きた静かな倉化に気づかず、䞉人は眠りの䞭にいた。

     倖の物音に目を芚たした゜ゞュンはベッドの䞭で぀ぶやいた。
     「䜕の音動物の鳎き声  
    気のせいかな。もう䞀眠りしよう」

     圌は、そのたた眠りに぀いた。


             第八章に続く

    第八章

     
     
    ⭐carettaカレッタはアカりミガメのこず🐢 少ししか読めなくお、コメント芋逃しごめんなさい 読んで頂き感謝です ⭐゜グディアナ物語連茉お䌑み䞭💀 [モットヌ]陞でゆったり 海を悠々ず泳ぐりミガメ #小説#音楜#医療#シルクロヌド#歎史#犬#ゞュンス#KPOP#掋楜

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