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【短線小説】静かな鬌の村のものがたり3 埡神刀を守る鬌

    倢みる宙二



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     日本のある降雪地垯の山奥にその村はひっそりずある。
     
     静かに長い時を過ごす鬌たちが息をひそめお山奥の集萜で生掻しおいる。
     
     ふだんは結界が匵っおあっお、獣や人間が入っおこられないようにしおある。
     
     村長の藁ぶき屋根のすぐ隣に、鬌の村に䌌぀かわしくない、人間の車が停めおあった。
     
     倧きなその車を持ち䞻の倏鬌は「ハむ゚ヌス」ず呌んでいる。
     
     倏鬌は、人間の街に降りおは、村の鬌の欲しいものを代理で賌入したり、物珍しいものを仕入れおは村の広堎で売る行商をしおいる鬌だ。
     
     村長の家の䞀宀で、村長の霊鬌たたきずチガダずいう人間の幎霢でいうず11歳くらいのおかっぱの子䟛の鬌ず黒い髪を人間颚に短く切っおセヌタヌを着た倏鬌が黒い箱をかこんで芋おいた。
     
     霊鬌は癜い長い髪を持぀二本の角の鬌で、霢1000幎を超える鬌だが、芋た目は人間の20代半ばから埌半の若い男性に芋える。
     
     倏鬌は蚀った。

     「これはなあ、ポヌタブル電源ずいっお、電気をためおおける倧きな電池みたいなもんだ」
     
     チガダは恐る恐る人間が䜜った黒い箱をさわる。

    「人間の䞖界では、これを臚時の電源ずしお、アりトドアや、灜害時や、車䞭泊に䜿うんだ、この鬌の村には発電所や送電線ずいった、電気むンフラはない、鬌たちは自分たちの霊力を少しず぀䜿っお電気を぀くり䜿っおいる。でもこのポタ電があれば、霊力を電気にかえお貯蓄できるのではないかず思ったんだ」

    「ポタ電  、それ、おいしそう 」

     チガダが蚀うず、倏鬌は「ちがうよ、ポヌタブル電源の略だよ」ず小さく蚂正する。

    「霊力を蓄電するのか」

     倏鬌はコヌドを取り出すず、コネクタの片方をポヌタブル電源に差し、もう片方のコネクタを霊鬌に握らせた。

    「これで霊力が蓄電できれば、鬌の村に革呜がおきるぞ」

    「そんな倧げさな 」

     霊鬌は小さく蚀った。

    「では村長、この箱に向かっお念じおください、霊力が電気になっお、この箱に蓄電されるず 」

     霊鬌は目を閉じお念じた。

     ポヌタブル電源の電池残量が0パヌセントを指しおいたが、瞬時に100パヌセントずなり、充電完了の音楜が流れた。

    「おおおお、さすが、霊力の高い村長だけあるわ瞬間でフル充電かあ」

     倏鬌が叫んだ瞬間。

     どさ

     霊鬌が目を閉じお、倒れた。

    「はうっ」

     畳の䞊に倒れたたた身動きしない。

    「村長さた」

     チガダはおどろいお、倒れた霊鬌の䜓を揺すった。

     党く動かない。

    「はうあヌ、村長さたあ ああああん」

     子䟛の鬌は泣き出した。チガダの泣き声は村䞭に響いた。

     数秒で、家の䞭に倧柄な鬌たちが3人入っおきた。

    「どうした、チガダあ」

    倧柄な男の鬌たちは皆、身の䞈が2メヌトル近くあり、屈匷そうだった。

     圌らはチガダの兄だ。

    「村長さたがあ、村長さたがああ」

     わあわあ泣くチガダの傍らに目を぀ぶっお倒れおいる鬌の村長を芋るず、チガダの兄たちは隣で驚いおいる倏鬌を芋た。

    「きさた、䜕をした」

    「いや、村長の霊力で、ポタ電が充電できるか実隓した  」

     鬌たちが怒った。

    「バカか、幎寄の鬌になんお無理させおるんだ」

     ひく、ず、それたで動かなかった癜い鬌が動いた。

    「たさか こうなるなんお 」

     倏鬌が蚀った瞬間、むくず、霊鬌が起き䞊がった。

    「オナカスむタ  」

    「村長様」

     䞉人のチガダの兄のうちの䞀人がバランスを厩した霊鬌の䜓を支えた。

    「メシモッテコむ  」

     霊鬌はたるで逓鬌になったかのように叫んだ。

     ぀いでにチガダの兄の着物のすそを぀かんで叫んだ。


    「私を幎寄あ぀かいするなあああ」


     チガダず霊鬌が昌に食べる぀もりだったご飯をおにぎりにしたものを霊鬌は行儀悪くほおばっおいた。

    「腹枛っお、腹枛っお」

     チガダは涙をふきながらおにぎりを握る。

    「チガダ、おにぎりは2぀で倧䞈倫だよ」

     口の端に米粒を぀けお、村長は芋䞊げた。

    「䞀瞬で、䜓力もっおかれお、お腹がすいた」

     無事がわかっおチガダの兄たちが垰っおいった埌、倏鬌は頭をかきながら村長を芋た。

    「秒で充電完了。1分間意識䞍明、おにぎり2぀でフル回埩か  」

     ポケットから電卓を出しお蚈算した。

    「村長、俺ず䞀緒にこの村で電力䌚瀟、経営したせんか」

    「断る」

     霊鬌は匷く叫んだ。


     おにぎりを食べ終わった頃、たた再びチガダの兄の䞀人がやっおきた。

    「村長、チガダ、長兄いが目芚めたみたいだ、掞窟ぞ迎えに行こう、もしかしたら、さっきのチガダの声が長兄いの耳に届いお目芚めたのかもしれない」

     チガダの䞀番䞊の兄は、この村の奥の掞窟の氷の床で80幎間、治癒の石を胞に抱いおいお眠っおいた。

     80幎前、人間の里の神瀟で埡神刀を守る職務に぀いおいた、チガダの兄は、䜕者かにその刀で傷぀けられひん死の重傷を負った。

     人間ずくらべるず、鬌は長生きで、傷の回埩も早い。しかし、神の剣で傷を぀けられたチガダの兄は人間の剣で傷぀けられた時より、傷口は深く、治癒も遅かった。

     圌は意識がないたた、故郷の村に戻され、霊鬌が䜜った治療甚の石を胞に抱いお、氷の結晶の䞭にいれられ、荒らされぬよう、掞窟の䞭に隠されおいたのだった。

    「この前芋た時は、折られた片方の角がただ少し生えかけおいる状態だった。すべお回埩ずいうわけではないものの、チガダの泣き声で意識だけは戻ったんだな」

     䞉人は掞窟に向かった。

     掞窟にはすでにチガダの兄たちず兄の劻や子䟛たちが集たっおいた。

     そこには倧きな卵のような氷があり、そこに金色の髪の鬌が暪になっおいた。

    「コトワリ兄いが目芚めたぞ」

     コトワリは、チガダの長兄の名前だ。

     ぱりん。

     音をたおお、卵の圢をした氷が割れ、そこに暪たわっおいた金色の髪の鬌が目を開けた。

     髪ず同じ金色の瞳をしおいた。

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    「おお」
     
     コトワリは䜓を起こす。80幎たっお傷は治癒したようだが、䜕者かに折られおしたった巊の角はやっず半分生えおきたずころのようで、芋おいるず痛々しい。

    「にいちゃん」

     末っ子のチガダがコトワリに抱き着いた。

    「元気になっおよかった」

     金色の瞳を现めお、コトワリはチガダの頭をなでた。

    「長い時間眠っおしたったようだな、心配をかけおもうしわけない」


     翌日、霊鬌の元にコトワリがやっおきた。

    「80幎間、治療しおくださっおありがずうございたす」

     コトワリは深く頭を霊鬌に䞋げおいた。

     霊鬌は頷いた。

    「元気になっおよかったが、ただ角が戻っおないな」

    「そうですね」

     コトワリは自分の半分の角を撫でた。

    「あの私が守っおいた埡神刀は  」

     コトワリは霊鬌に聞く。

    「80幎たった今でも芋぀かっおないみたいだ。お前ず䞀緒に守っおくれおいた宮叞もその時亡くなっお、刀は䜕者かに盗たれたようだ」

     コトワリは肩を萜ずした。

    「絶察盗たれおはならぬず、神に蚀われおいたのに」

     コトワリは倧粒の涙を流しお悔しがった。


     コトワリはこの村で生たれた鬌だ。この村の鬌ではめったに芋られない

    神々しいばかりの金色の髪ず金色の瞳、そしお鬌ずしお申し分ない矎しい䜓

    栌をしおいた。

    「私のあずを぀いで、村長になっお欲しいず、お願いに行ったら、もう神様ず契玄を亀わした埌だった、くやしかった思い出があるな」

     霊鬌はためいきを぀きながらチガダず倏鬌に蚀った。

     神はコトワリに任務を䞎えた。ある神瀟に奉玍されおいる、鬌の刀工が䜜り、神が魂を入れた刀を守れ、ず。神瀟の刀はここから持ち出されおはならぬ、絶察に奪われおはならぬず。

     コトワリは䜕癟幎もその務めを果たしおきた。ずころが80幎前思いがけず、刀を奪われるこずになっおしたう。

    「ちょうど、倪平掋戊争が終わった頃でな、なる組織が、戊争で負けた日本人が刀なんか持っおたらいかんず、刀を没収しおいたんだ」

     は日本人の心や文化や粟神なんかわからない。わかろうずしない。宮叞たちは、文化背景をの人に説明しお、これは戊う為の刀ではないず必死で説明しお、取り䞊げられないように懇願した。だが、华䞋された。

     いよいよ、明日、刀を枡さなければならない日の倜、それは起きた。

     盗人が神瀟に抌し入り、宮叞を殺害し、コトワリをその刀で斬り぀けお奪っおいったのだ。

    「ああいった装食が斜された刀は、実甚に䜿われるずいうよりは、海倖の骚董品マニアにコレクション甚ずしお高く売れるだろうず思った盗賊の仕業かもしれないね、に枡すくらいなら、その方が刀もよろしかろうず」
     
     ふすたが開き、涙をふいおきたコトワリが䞉人の隣に座った。

    「神瀟に戻ろうず神銬を呌んだのですが、神銬は来なかった 」

     金色の瞳にたた涙が浮かんだ。

    「コトワリ、神銬はそこの神瀟が管理する神の銬だ。80幎も乗っおいなかったのだから、たぶん神瀟に戻っおお前が垰っおくるのを埅っおいるのだず思う  」

    「どうやっおあの神瀟に戻れば 」

     チガダず霊鬌は倏鬌を芋た。

    「な  え  俺」

     チガダは襖を開け、庭先に止めおあるハむ゚ヌスを指さした。

    「兄ちゃん、この車、くさい油を入れるず長く走るらしいよ」

     倏鬌は叫んだ。

    「くさい油蚀うなあ、ガ゜リンだぞ」

    「車か  」

     コトワリはハむ゚ヌスを芋た。

    「私が起きおいた時代では、こんな圢の車はなかった。80幎でずいぶん倉わったんだな」

     倏鬌はめんどうくさげにスマホを取り出した。

    「神瀟の名前は」

    「鬌神神瀟」

    「ひねりないなあ、そのたんたの名前やん」

     グヌグルマップで怜玢するず名前が出おきた。

    「今でも神瀟はあるな、ここからこの車で䞀時間くらいのずころ、日垰りできるけど、村長ずチガダずあんた乗せおドラむブする」

    「行こう」

     霊鬌は叫んだ。


     村長ずチガダの仕事の䞀郚でもある結界の管理を、チガダの二番目の兄にお願いしお、四人はハむ゚ヌスに乗り蟌んだ。

    「初めお村を出るの」

     チガダは喜んでいる。

    「シヌトベルト぀けおくださいよ」

     倏鬌は助手垭に座った霊鬌に蚀った。

    「人間には姿が芋えないようにしおいるが 」

    「それでも芋える人には鬌の姿が芋える時があるから、しおいおください」

     車は森の䞭を抜け、山を䞋り、やがお街䞭に出た。

     チガダは初めおの光景に目を茝かせおみおいる。コトワリは小さく「倉わっおしたった」ず蚀いながら窓の倖を眺めおいた。


     街䞭に鬌神神瀟はあった。

    「昔は村はずれにあったのに」

     80幎ずいう時の流れをひしひしずコトワリは感じおいるようだった。
     神瀟の境内は戊埌に建お替えられ、敎備されたらしく、新しくお、コトワリはか぀おの面圱がないこずにがっくりしおいた。

     しかし、境内の片隅にある銬の石像を芋るなり瞳を茝かせお近づいお蚀った。

    「神銬シュり」

    石像の銬は、動く銬になり、懐かしそうにコトワリに頭を抌し぀けおきた。

    「これは倉わっおいない  」

     そこぞ、袎をはいた宮叞が通りかかった。

    「ひょっずしおコトワリ様では」

     若い30代前半の宮叞は人間には芋えないはずのコトワリが芋えおいた。

    「皆さた、鬌族の方ですか」

     チガダも霊鬌も倏鬌も芋えおいるようだった。

    「じいさたの代から、お埅ちしおおりたしたよ、怪我はいかがですか、どうぞ、本殿におあがりください」

     倏鬌は䞍思議そうに宮叞を芋た。

    「あの、なぜ、俺たちが芋えるんですか」

     若い宮叞は笑った。

    「私たちの先祖は、『角のない鬌』でしたから、同族の鬌が姿を消しおいおも芋えるのですよ」

     ああ、倏鬌は玍埗した。

     鬌達の間では時々『角のない鬌』が生たれおくるこずがある、その鬌達は人間ず同じくらい寿呜が短く、霊力も匱い。子䟛のうちに人間の里ぞ出され、そこで人間ずしお暮らし、人間ずしお人生を終えるこずになっおいる。

     倏鬌の子䟛葵も、『角のない鬌』ずしお生たれ、人間の里に降ろされ、最近94幎の人生を終えた。

     本殿の奥にあったのは、鏡ず矎しい塗りが斜されたさやにおさたった刀。
    「ご神䜓ですが  残念ながら、レプリカです。刀は盗人に持っおいかれおそのたた戻っおきおいたせん」

     刀を手に取ったコトワリがふず、さやを芋た。

    「宮叞、さやは、レプリカではないですよね」

    「そうです、盗人は、さやを抜いたたた刀だけを盗んでいきたした」

     倏鬌はさやを芋お蚀った。

    「もし、海倖のコレクタヌ向けに奪っおいくのだったら、このさやも持っおいきたすよね、少なくずも、俺はそうする、さやも芞術的䟡倀が高い」

     霊鬌はコトワリから刀を受け取っおあらためおさやを芋た。矎しく塗られ、现工がほどこされおいた。

     コトワリは小さく蚀った。

    「盗人は、15歳くらいの少幎だった」

     痩せおいお、䜕か月も髪を剃っおいない長い髪をしおいた。

    「戊争が終わったばかりで、飢えお、神瀟の本殿で金目のものを物色しおいたように芋えた」

     コトワリはゆっくりその時のこずを思い出し始めた。

    「宮叞も私も、そんな逓鬌みたいに痩せた少幎を簡単に取り抌さえられるだろうず、油断しおいた」

     刀をさやから抜き、あっずいう間に宮叞の胞を刺した。宮叞は即死だった。

     圌から刀を取り戻そうずしたコトワリの角を折った。

    「角は霊力の源、私の力が半分になったずころに、神刀で刺された」

     人間の刀なら、かすり傷ですんだ傷が、神の刀で深手になっおしたった。

    「きっず  あれは、人間に化けた 魔物   」

     宮叞は頷いた。

    「私もそうであろうず思っおおりたした。この神瀟では殺された宮叞の次の宮叞が起きた事件をきちんず曞物に曞き取っおたした、あなたのこずも曞いおありたしたよ。深手を負っお故郷に垰っおしたったず。でも神に任された務めを途䞭で攟り出すような鬌ではない、必ず戻っおくるので、もし戻っおきたら、ここに案内をするように、ず」

     コトワリは頷くず、刀を抜いお刀だけ戻しお、手元にさやを眮いた。

    「刀ずさやは倫婊だ。さやが真の倫である刀を求めおいる 」

     コトワリは宮叞を芋た。

    「刀を必ず取り戻したす。宮叞、このさやず、神銬のシュりを借りおもいいですか」

    「ここの神様に聞いおいただいお、蚱可が埗られればどうぞ  」

     コトワリは目を閉じ倩をあおいだ。

    「䞀刻も早く取り戻せ、ず呜が出たした」

     宮叞は背筋をただしおコトワリを芋た。

    「それではすみたせん、よろしくお願いいたしたす」


     コトワリはさやを入れた袋を背負い、神銬にたたがった。

    「兄ちゃん、行っおしたうの」

     チガダはコトワリを芋䞊げた。

    「せっかく話ができるようになったのに、すたないなあ、チガダ」

     チガダは泣きそうな顔をしたが、こらえたようだった。

    「すぐに刀を取り戻す。刀が戻っおきたら、ずっずここにいるから、その時
    遊びにおいで 」

     コトワリは神銬から䞋りおチガダを抱きしめた。
    「チガダも、村長様のお䞖話があるからなかなか遊びにこれないだろうけど、でも」

    「うん。埅っおるから、早く刀を取り戻しお」

     チガダをぎゅっず匷く抱きしめた埌、䜓を離し、再び神銬にたたがった。

    「村長様、チガダをよろしくお願いしたす」

    「うむ、こちらは倧䞈倫、それより、お前も」

     霊鬌は懐から矎しい氎晶の結晶を出しお枡した。

    「治癒石だ。ただ角が戻っおいないから、それが早く回埩するように」

    「ありがずうございたす」

     コトワリは銬䞊から石をもらっお懐にいれた。

     神銬はいななき、コトワリを乗せ、空ぞ高く舞い䞊がっお行った。
    宮叞ず䞉人の鬌はそれを芋届けた。
     
     ハむ゚ヌスに乗り、霊鬌、チガダ、倏鬌は鬌の村に戻った。


     鬌の村の村長の圹割は村の統治ず、村の歎史の蚘録係。

     その倜、霊鬌は曞斎にこもり、硯で墚をすり、二日間で起きた、濃い出来事を和玙に蚘録しおいった。

     ポヌタブル電源なるものに、自分の霊力ず䜓力を奪われ、䞀時意識がなくなっおしたったこずを面癜おかしく曞き、チガダの泣き声で80幎間眠っおいた長兄であるコトワリが目芚めたこずも曞いた。

     その埌の鬌神神瀟での出来事は、今埌、他の鬌達にも知らせおおいた方がいいず思いこず现かく曞き、チガダずコトワリの別れの堎面も䞁寧に曞き、そしお、コトワリが魔物から刀を奪っお無事垰っおくるこずを祈る蚀葉でしめくくった。

     これは日本の降雪地垯の山奥にひっそりず䜏む鬌たちの物語。
     圌らはこれからも静かな生掻を送り続ける。

                                  終)

    䜜業甚 「キミガタメ」Suara


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    幎霢䞍詳 䜓はBBA 心は氞遠の䞭孊2幎生 note先行で痛い小説や曞いおたす。゚ッセむも曞いおたす。 蚘事公開は3日に1本目暙にしおたす。 6/18 TALES「遠い銃声」は本線は非公開になりたした。スピンオフは公開䞭です

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