「夫がいなくても、家族を支えられるようになりたい」
そう思った。
いや、本音を言えば、
「いつか、夫の収入を超えたい」
そう思った。
以前、そんな話をしたとき、
「超えてくれたら助かるじゃん」
と夫は笑っていた。
もちろん冗談半分だったと思う。
でも、その言葉が嫌じゃなかった。
むしろ、
「よし、いつか本当に超えてやろう」
そんな気持ちになった。
まだ夫の収入には届かない。
もしかしたら、何年もかかるかもしれない。
それでもいい。
1年後、5年後。
「あのとき、そんなこと言ってたね」
と笑いながら振り返れる日が来るかもしれない。