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Photo bymiaaown

風かおる

    君に会いたくて
    バスに乗って君の住む町に
    5月の風がさらさら吹いて
    人々がさらさら流れていて
    やっぱり君はいないんだねと
    泣きたい気持ちもさらさらと乾かしていく

    夢を持とうよっていつも
    君は言ってくれていたけれど
    わたしの夢なんてもうとっくに
    叶っていたんじゃないのか
    わたしらふたりとも
    なんにも気づいていなかったけれど

    自分を捨てよ
    神に委ねよ
    さらさらと吹く風がわたしにささやきかける
    君といつも渡っていた
    横断歩道の上で






     
     

    temari

     
     
    香川県生まれの神奈川育ち東京で暮らす50代。短歌や詩をつくっています。 ひっそり下手くそに生きています。見つけてくださってありがとう。読んでくださってありがとう。 励みになります。

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