悔しくはあるけれど、結果オーライ♪
「買わずに後悔より、買って後悔」
が信条な狩盤活動の中、久しぶりに「後悔しちゃった」レコード。


ペッパー軍曹のドイツ初盤。
まるで「ガルパンはいいぞぉ〜」と呟くガルパンおじさんの如く、以前よりあちこちで
「ゴールドオデオンはいいぞぉ〜」
というレコード沼な方々の言葉を見聞きしていて気になっていた、白地に金輪なドイツ初盤なサージャント。
たまたま昨年お友達に少し聴かせて頂く機会があり、とても良かったので、出物があればとゆる〜く探しておりました。
*
そして、フリマサイトで購入したこのレコード。
掲載されていたレーベルの写真はとても綺麗で、説明的にも「やや傷や汚れあり」。
カットアウトやストライプなスリーブ等の付属品が全て欠品なので、それ故の少し割安なお値段なのだなと思ってポチッたのだけれど
届いてみると、なかなか近年稀なくらい寂しい梱包に、開ける前から嫌な予感。
で、早速開けてみたら中の盤面はくすんで顔色悪い上に全面擦り傷だらけ😵
でもまあ一先ず、一筋の願いを込めてクリーニング。
すると、盤がクリーニング液をゴクゴクと吸う吸う!(笑)
レコード盤自体が液体を吸う事は無いので、表面や溝に付着した大量の埃の仕業。
水分で埃をふやかし浮かしたいのに、盤が全然湿らないという。
…という訳で惜しみなく「追いクリーニング液」しながらレコード洗浄用ブラシで何度も繰り返し掻き出す掻き出す!
そして「湿らす→掻き出す→拭き取る」を繰り返すこと3回✕両面。

漸くプレイヤーに乗せてもいいかなと思うレベルには艶も回復。
ただし、クリーニングで埃や静電気によるノイズは抑えられたものの、傷によるノイズについてはどうにもならず。
まずはチェックがてら傷が多めに入ってる箇所をかいつまんで鳴らしてみましたが、針飛びこそないものの、盤全体に音に乗る擦り傷&ヘアラインがかなりの数ある上、


浅めとはいえガッツリな傷もあり、特にB面は回ってる最中常にプツプツとノイズが鳴ってる感じで、やはりがっかり。
決してお安い買い物ではなかったので、
「こりゃ早々に売って、この支払いの補填にしよう」
と思いつつ、一応売る支度をする前にアルバム全体も通して聴いてみる。
が。
人間って慣れる生き物というか…ずーっと微かに鳴っている雑音に対して「耳を傾けない」という機能が働く事、あるんだなとw。
というか、ノイズ云々よりも、それを凌駕してしまう凄い音がレコードから鳴ってるので、雑音なんかに耳を傾ける余裕なんて無く(笑)、
盤から放たれる、力強いのに細部まで繊細に響くその音からもう耳が離せない!
ラスト「A Day In The Life」はもう圧巻で、ダーーーーン!……と終わった後暫く呆然。
そしてその後、自分が満足感で満たされている事に気付きます。
この盤の状態と付属品ALL欠品な事を鑑みると、正直私が買った半値位が正当な価値かなと思うのだけれど、
嗚呼…これは手放せない。
掴まされちゃった感正直無くはないけど、結局最後は自分から掴んじゃった(笑)
てな訳で、もっと綺麗な盤が手に入るまで、おうちに居て貰うこととなりましたとさ。
ちょっと悔しいけど、仕方あるまい(笑)
*
ところで。
B面を聴き終わり呆然としていると、突然聞こえてきた大声な謎の話し声!
おおおお、インナーグルーヴ漸く聴けたー!🤩
私のプレイヤーはオートリフト機能が付いてるので、持ってるUK盤はインナーグルーヴに到達する前に針が上がってしまって今まで聴けなかったんです。
ただこの盤でもご多分に洩れずその機能は健在ですので、インナーグルーヴはほんの一瞬でして0.5秒も流れないんですが、
それでもずーっとレコードで体感してみたかった音でしたので、非常に嬉しい!
余計このレコード好きになっちゃったじゃん(笑)。
悔しいけど、やっぱ売れないわぁ。
おしまい。
