世界一周をして、価値観は変わったか?
こんにちは、まろです。
今回は、世界一周をして、
価値観は変わったか?という
よく聞く問いについて。
海外に行くと、旅をすると、
価値観が変わる!
人生が変わる!
もっと自由でいいんだって思った!
日本の良さについて再認識した!
など、よく聞く。
実際にわたしが感じたことを
書いてみようと思う。
1番は、
「価値観は大きく変わらない。
好きなものを、より好きと認識し、
興味のないものは、旅をしても
やっぱりそんなに興味がない」
自分への理解度がより深くなる。
でも、価値観が大きく変わるというより、
ああ、わたしってやっぱりそうだよな、
と再認識することが多かった。
結局、自然の中でコーヒー飲んだり
ピクニックする時間が大好きだった。
日本で、休日にしていたことのまま。
なんとなく、気が合った人と
宿のなんともない共有スペースで
何時間も話し込む。
日本でも、おしゃべりが好き。
毎日、旅日記を書いた。
その時間が大好きだった。
日本でも、10年間
日記を続けている。
手仕事の取材もたくさんさせてもらい、
記事もたくさん書いた。
この時間は本当に幸せで、
日本でも心躍ることだった。
その土地ならではの暮らしや文化に
触れることは、やっぱり大好きだった。
小学生のときから、ALTの先生から
いろんな国の暮らしぶりを聞くのが
好きだったように。
次から次へと、流れるような
ツアーは好きじゃない。
日本でも、予定を詰め込み、
スケジュールを立てるのは
全く好きじゃない。
高級なレストランは緊張するだけで、
そこまで味は記憶に残らない。
どの国でも、家庭料理が
結局1番美味しかった。
知らなかったこと、
自分の意外な偏見だったこと、
これが現実か、と思わされること、
そんなことも多かった。
これは、とてもとても書ききれない。
時間をかけて、一つずつ消化していきたい。
また、1人、
とても印象に残ってる人がいる。
彼は時間もお金も持て余し、
人生に退屈し、希望を持たずに
暮らしていた。
エジプトの物価は
日本やアメリカに比べて
かなり安い。
彼はとても器用で凝り性で、
好きなことをずっと仕事にしてきた。
音楽ぎ好きでミュージシャンをしていたし、
プログラミングが好きで
アメリカで働き、独立した今も
アメリカから仕事を受けている。
だから、収入のの10%も生活費にかからず
90%は貯金している、と言っていた。
1日に2時間くらい仕事をしたら、
それでやることはもう終わり。
彼は世界一レベルの
ダイビングやシュノーケルの名所の
シャルムエルシェイクの海の目の前の
高級なマンションに住んで、
毎日、暇そうにバイクで海沿いを走っている。
シュノーケルやダイビングも大好きだが、
一通りやってしまい、
カメラもプロレベルに凝った
すごい機材を持って、
ダイビングしながら
珍しい海の生き物を撮影したりしていた。
気の合う友人と音楽を作り、
レストランで定期的に
お金をもらいながら
演奏をしていたりもする。
ハマることはあり、
かなりのレベルまでやるのだが、
飽きると終わりで、何か満たされていない。
旅もそれなりにし、
もういい、と言う。
スペイン人と結婚したが
こどもはおらず、理由は知らないが
離婚をして、傷心もしていたらしい。
でも、今は時間とともに
そのことに関しては立ち直っていそうに見えた。
仕事も、好きなことを
ずっと仕事にできているし、
趣味もある。
時間はたっぷりあり、
お金もたっぷりある。
いい場所に暮らし、
何一つ不便ない、
いわゆるいい暮らしをしているように見えた。
だけど、彼の心は
何か満たされていない感じがした。
彼は、何が起こるかわからない人生、
ゴミやプラスチック、戦争の問題、
AIの対等と人間の価値など、
世界はどんどん悪い方向に行っている、
希望はない、と言っていた。
だから、今日1日、
幸せに過ごせたことに神様に感謝して
寝て、起きて、またそうやって
今日1日を幸せに過ごそうとするしか、
できないのだ、と。
人生で大切なことは何なのだろう、と
考えさせられる人だった。
好きなことを仕事にしたら幸せ?
時間もお金も余裕があったら幸せ?
海辺で暮らしたら幸せ?
趣味を楽しむ仲間がいたら幸せ?
旅がたくさんできたら幸せ?
どれも本質でない気がした。
本質でないものを、空虚のようなものを、
必死に追い求めず、
本質は何か、周りに流されずに
自分で見極めて、生きるだけなのだ、と思った。
いろんなものを手に入れた彼が
幸せなようには見えなかったからだ。
生き甲斐は必要なように思った。
仕事でも、家族でも、
社会貢献でも、趣味でも、
何でもいい。
でも、本質的に、人は
生き甲斐を必要としているのだろう、と
彼を見て、すごく感じた。
