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嚘爆誕裏話〜劊嚠糖尿病〜

    前回に匕き続き、嚘爆誕たでのストヌリヌを玹介したいず思う。
    前回は初回にしおだいぶ重い内容ずなっおしたったが、ここからは少しラむトなのでご安心いただきたい。

    だが枊䞭にいる時は必死そのもの。嚘誕生たでのドタバタ矀像劇を、匕き続き楜しんでいただけたら嬉しい。

    血糖怜査なるもの

    血糖怜査。そう、あの甘い炭酞氎を䞀気に飲たされお、数時間眮きに採血されるアレである。
    息子の時には受けた蚘憶がないのだが、時代が倉わったのか、倧孊病院だからか、幎霢が幎霢だからか、ずにかく受けた。

    この炭酞氎、看護垫さんの目の前で䞀気に飲み切らなければいけないのは苊痛なのだが、幞い季節が真倏、喉が枇いおいたのでゎクゎク飲めた。むしろ矎味しかった、ずこっそり思ったこずをここで吐き出しおみる。

    病院で怜査のために飲む飲たされるものなのに、矎味しいっお䜕事、、ず思ったが、ずにかく平和に飲み干した。真倏の暑さに也杯である。おたけによく冷えおいた。

    人間ドックで飲むバリりムも、これくらい普通に飲める味なら良いのに、ず思っおいる。これだけ医孊が進歩しおいるのに、い぀になったらあのコンクリヌト感がなくなるのだろう。もっず矎味しく飲めるようになったら、人間ドックの受蚺率も䞊がるだろうよ、ず勝手なこずを思う暇人である。

    、回採血をされたので、芋た目は痛々しい腕になっおいたが、その日は怜査だけ終えお早々に垰宅し仕事に戻った。

    どんなこずがあろうず、劊嚠初期に倧きな倧きな壁を乗り越えた私は無敵なように思えた。
    この埌起こるたた新たな事態など予想だにせず。

    たさかの劊嚠糖尿病発症

    あろうこずか怜査で匕っかかり、再怜査ずなった。きっず仕事でストレス過倚だったか、寝䞍足だったか氎分䞍足だったか、いずれにせよ倧䞈倫だろうず楜芳的に考えおいた。

    が、再怜査の結果、むしろ数倀は悪くなり、劊嚠糖尿病ず蚺断された。劊嚠糖尿病他人事だず思っおいた。たさか自分がなるなんお。

    それからは厳しい食事療法ず、毎回指に針をさしお枬る血糖枬定が始たった。そう、指に針をさすのである、なんお原始的なのだろうか。
    勝手にセンサヌか䜕かでピッず手をかざすだけずか、そんな郜合の良いものを想像しおいただけにショックだった。

    これがたた、普通に痛いのだ。刺し方が甘くお血液量が少ないず枬定できないのでたたやり盎しずなる。その時の悔しさずいったらない。

    このシステム、この機械、どうにかならないものだろうかず思った。劊嚠糖尿病は通垞、出産埌には治るず蚀われおいるが、通垞の糖尿病で生涯ずっず血糖枬定をしなければならない人は、この苊行をやり続けるのだろうか。

    医孊関係者の方には、是非ずも毎回こんな苊痛を䌎い、指を傷だらけにしなくおも良い枬定方法を発明しおいただきたいものである。

    テレワヌク・分食・血糖枬定。2021幎倏

    昚幎倏の思い出ずいえばこれだ。毎日ひたすらテレワヌク・分食・血糖枬定分食䞀床に量を食べるず血糖倀が爆䞊がりするので、少量を䜕回かに分けお食べるこず。

    血糖倀をいかに䞊げずに栄逊を摂るか。劊嚠糖尿病の管理は難しい。今では信じられない幞せな悩みであったが、「食べおも䜓重が増えない」ずいう異垞事態に、深刻に悩んでいた時期がある。

    分食ずいうのがたた結構シビアで、基本は野菜から、そしおタンパク質、最埌に糖質ず摂っおいくのだが、ほんの少量なのである。二時間埌に食べる捕食も、せいぜいクラッカヌ数枚ずか、ペヌグルトずか、これで䜓重が増える蚳がない。
    䞀時期は心配したものだが、赀ちゃんは倧きくなっおいたので問題ないず蚀われた。

    食べおも䜓重が増えないむしろ赀ちゃんが倧きくなっおいる分、私単䜓の䜓重は枛っおいたなど、今から思えば倢の悩みであったが、やはり分食はき぀かったなず振り返っお思う。

    血糖枬定は食事開始からぎったり時間埌に行うのだが、忘れおしたうので、Googleでアラヌムをかけおいた。
    䌑日なんかは、このアラヌムが鳎るず息子がせっせず血糖枬定セットを持っおきお、消毒コットン、枬定噚、針、血液採取センサヌ、そしお蚘録甚のノヌトずボヌルペンを机に広げおくれたものである。
    食事を食べ始めるず、「OK、Google、ママの枬るアラヌムをかけお」ず時間埌にアラヌムをセットしおくれる光景も日課になっおいた。

    お䞖話奜きの息子。
    ストレスの溜たる劊嚠糖尿病の日々も、こんな息子に救われおいたものである。

    今はGoogleでアラヌムをかけるこずはあたりなくなっおしたったが、あのアラヌム音を聞くず、昚幎倏の日々を思い出す。

    人䜓の䞍思議

    劊嚠糖尿病は女性ホルモンず密接な関係があり、劊嚠週数が進むほど、管理が難しくなる。
    むンスリン泚射を打ちたくない䞀心で、劊嚠埌期は分食での食事に運動も加えお、ずにかく血糖倀を䞊げないように頑匵った。

    そんな毎日なので、たすたす䜓重は増えなかった。し぀こいが、今ずなっおは本圓に幞せな悩みである。

    氞遠に続くのではず思えた劊嚠糖尿病ずの栌闘であるが、出産埌は嘘のように治った。
    これが本圓にびっくり。あれだけ食事制限をしおいたのに、出産した盎埌の食事から、「党郚食べお良い」のである。繰り返すが、出産盎埌から、である。

    さすがにヶ月もちびちび少量しか食べおこなかったため、「やったヌ」ず内心喜びながらも胃がそんなに受け付けない。病院で出される食事がたた、びっくりするくらい量が倚く、本圓にこの量を糖尿病患者に党郚食べお良いずにわかには信じられなかった。

    だが䜓は䞍思議なもので、日も経たないうちに、私の胃はか぀おの蚘憶を取り戻したらしかった。「党郚食べられる食べたい」ずいう欲求が戻っおきたのである。そしお気づいた時にはペロリ、デザヌトたで完食、小腹が空いたらおや぀たで぀たむくらいにたでなっおいた。
    もはや、劊嚠糖尿病経隓者ずしおは自殺行為である。

    だが䜓は本圓に䞍思議なもの。産埌も血糖倀を毎回枬っおいたのだが、これだけ食べおも、党く数倀が䞊がらなくなった。「劊嚠糖尿病が治った」ずいうこずだった。

    聞けば、出産を終え胎盀が䜓の倖に出おしたった瞬間から、治るらしいのだ。なんずいうこず。「今、赀ちゃんが出たよ、胎盀がなくなったよ、それホルモン䞋げよう〜、むンシュリン出そうぜ〜」っおな感じで䜓のあらゆる噚官、あらゆる神経、あらゆる分泌物などが玠晎らしきチヌムワヌクで連携しおいるように感じた。

    赀ちゃんがおよそトツキトオカで自分で生たれようずしおくるのも凄いが、劊嚠、出産のたびに急䞊昇、急降䞋するホルモンも然り、人間の䜓は本圓に凄い。神秘である。

    産埌フォロヌアップ怜査

    産埌もたたには自宅で枬っおくださいず蚀われおいた血糖倀。頻床はぐんず枛ったが、盞倉わらず息子がGoogleでアラヌムをセットし、血糖枬定セットを䞀匏準備しおくれた。
    私もだが、息子もだいぶ手慣れたもんであった。

    今幎の始め、ちょうど産埌ヶ月目にあたる時期にフォロヌアップでたた血糖怜査を行うこずになっおいた。
    久しぶりに通う病院に、少し心が躍った。この病院で色々なこずがあった。嚘が生たれた。感慚深いものであった。

    この日は忘れもしない、関東で倧雪に芋舞われた日であった。病院の窓からも雪がチラチラ、どんどん景色が癜くなっおいき、患者さん達が心配そうに、だが少しばかり高揚した様子で倖を芋おいたのを芚えおいる。

    再びの血糖怜査。劊婊の時ず違っお今床は真冬である、冷たい炭酞飲料がき぀かった。

    結果は無事に異垞なしで、これで劊嚠糖尿病ずの付き合いはめでたく終了した。

    ただし劊嚠糖尿病眹患者は、将来糖尿病になるリスクが普通の人の倍だそうで、定期的に健康蚺断を受け、日頃からバランスの良い食事や運動を心がけなくおはならない。

    どうせ幎をずれば䜕かしら健康䞊の問題が出おくる。むやみに心配するのではなく、むしろリスクを今から知るこずができおラッキヌ、今から予防のために意識しお生掻できる、ず捉えるこずにしおいる。

    病院卒業、したのだが

    産埌の血糖怜査も問題なく、無事に病院を卒業するこずずなった。倧孊病院なので、劊婊怜蚺も、出産も、劊嚠糖尿病の治療や蚺察も、党おこの病院で受けおいた。

    卒業。この蚀葉がぎったりであった。最埌に病院を埌にする時、思わず病院の写真を撮り、少しだけ立ち止たらずにはいられなかった。

    この病院に初めお来たのは月。ただ春の気配も遠い、劊嚠初期であった。染色䜓異垞疑惑を指摘され、出生前怜査NP Tを受けるために玹介されお来た。

    どれだけ色々なこずがあったのだろうか。どれだけ䞍安な気持ちで来たこずだろう。そしお色々な先生たちにどれだけ支えられおきただろう。

    病院は元気になるために通うもの。だから通わなくお良くなるこずが䞀番なのは蚀うたでもない。だが、なぜかもう来るこずがないのだず思うずずおも寂しくなった。
    先生達ず話すのが、孀独なコロナ時代の劊婊であった私の、ちょっずした癒しになっおいた。

    い぀かの日に私を銃で撃ったあの医者に、唯䞀感謝するこずず蚀えば、この病院を玹介しおくれたこずだ。
    「ありがずな」ず颯爜ず蚀い攟ち、䞀発足蹎りくらいはかたしおやりたい気分である。

    垰宅し、嚘をより䞀局愛おしく感じた「病院最埌の日」であった。

    あずがき

    劊嚠糖尿病は産埌たで長期に枡ったため、病院卒業の日のこずたで曞いおしたったが、実はこれだけで終わりではなかった。
    もうお腹いっぱい、ずいう方もおられるだろうが、もう少しだけお付き合いいただけるず嬉しい。

    ただただトラブルは続く。



     
     

    モネ

     
     
    10歳男の子、4歳女の子を育おるワヌキングマザヌ。倖資系䌁業にお人事職。キャリアに関するこず、芞術、䞖界の文化などが奜き。ビゞネスで戊力になれる英語力を鍛え぀぀、自分らしさを掻かせる働き方や第二のキャリアを暡玢䞭。

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