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目に沁みないシャンプーは危険?

    赤ちゃん用シャンプーといえば、「目にしみない」というイメージがありますよね。

    やさしい処方で、泡が目に入っても涙が出ない——そんな特徴が一時期とても話題になりました。

    ところが業界では、この  “しみない”  機能にまつわるちょっとした裏話が語り継がれています。

    それは、「しみないからこそ、目に入ったことに子どもが気づかず、逆にトラブルが増えてしまった」という話。

    もちろん、これがどこまで事実として確認されたものなのかは、当時の関係者しかわかりません。

    ただ、親御さんが気づかないうちに、洗い流しが不十分になってしまうケースはあったようで、「やさしさ」と「安全性」のバランスの難しさを象徴するエピソードとして語られます。

    そして、その後の対応策はどうしたのか?

    シャンプーが目に入ったことがわかるように、
    「あえてほんの少しだけしみるように作り替えた」
    という話があり、これはまさに安全設計のジレンマを物語っています。

    子どもが「しみる」と感じれば、すぐに親が気づいて洗い流せる。

    刺激が強い必要はないけれど、“気づける程度の違和感”はむしろ安全につながる——そんな考えだったといわれています。

    もちろん現代では、赤ちゃん向け製品の安全性はとても厳しく管理されており、刺激性の評価も細かく行われています。

    しかし、この 
    “しみない→ちょっとだけしみる” 
    という流れは、
    ”刺激がない=優しいとは限らない”
    という示唆にも思えます。

    育児アイテムは、機能や技術だけでなく、使う側の行動も深く関わっています。

    赤ちゃん用シャンプーのこのエピソードは、ものづくりが「やさしさ」と「気づきやすさ」の間で揺れ動いた時代の象徴のよう。

    今となっては少し微笑ましく、そしてちょっと考えさせられる裏話です。

     
     
     
    兵庫県理容組合との共同開発で敏感肌用のシャンプーを製品化し、2006年から主に理容業界で活動しております。全国で4000店舗以上の理美容室様をご訪問させていただいた経験から、理美容業界の裏のウラ(表?)のよもやま話をnoteに書き留めていきたいと思います。

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