
夫婦観察日記9 バレてしまった「はなまるうどんの秘密」
私は55歳。
夫は57歳。夫は今年の3月末で35年働いた職場を早期退職した。
夫は退職してからは退職したおじさんらしく、好きなことをしてのんびりしている。
自分のやりたいことや好きなこと以外に、
不用品のメルカリ出品
私がパートの日の夕飯作り
犬の散歩
などなど、進んで楽しくやっている様子だ。
とくに夕飯作りは助かっている。
さらに、子どもたちが雨などで交通手段に困ったときは(娘は自転車通勤、息子は自転車通学のため)早朝だろうが「車で送るよ」
と言って、「お願いします」と返事する間もなく着替えて玄関にスタンバイ。
娘は助かると言っていた。
で、今日、私がパートに出かけようと思った時間に急に激しく雨が降り始めた。
「あー自転車で行けないかー」
「車で送るよ。パート何時から?」
「2時。あ、でも、もう出るからいいよ」
「もう出るの?じゃあ今送るよ」
「いや、バスで行くからいいよ。ちょうどバス来るから」
「いいっていいって。送るからさ」
うーん。断れない。
ほんとは一人で行きたいんだよね。
しかも雨ならバスで行けるし、のんびりSpotifyで嵐でも聴きたいんだよね。
「お店のビルの前でいいんだよね?」
う、どうしよう。
「いやあの、その、毎週金曜は遅番だから、パート前に、はなまるうどんに行ってて、、」
「あーじゃあ、隣のモールのところで降ろせばいいのかな?」
「うん、ありがとう。ごめん、
はなまるうどん食べてるのバレたね。悪いね」
「え?別にいいよ。じゃあ行こっか」
うーん。
なんか、なんか、すごく大事なものを失った気分。
すごくモヤモヤする。
夫は特に何も感じてはいない様子。
車の中では「ミスドのもっちゅりんが人気でなかなか買えないらしい」とか話しているうちにすぐに着いた。
一応、はなまるうどんは食べた。
いつもの通りちくわの天ぷらを皿に一つ乗せた。
「ご注文お決まりですか?」
いつものお兄さんだ。
「かけの小で」
「かけ小頂きましたー」
アプリのクーポンで、今日は30円引きになった。
生姜と七味多めに乗せる。
いつも通り美味しかった。
けど。
なんか違う。
もっと違う美味しさもプラスであったはずなのにな。
note書きたくなった。
はなまるうどんことは、秘密にしてうまくごまかせばよかった。
普通に、パート先に送ってもらえばよかったー。
「帰りは雨でも適当に一人で帰るから大丈夫だよ。好きなことしてね」
と、LINE送信した後、あれ?こんなこと書いたらもしかして送ってもらいたくなかったのかな?って考えちゃうかな。
ガッカリさせちゃうかな。
「また迎えにきて」
と、書けばよかったかなー。
なんかいろいろ反省。
今日は全部うまくいかない。
帰りはのんびり『嵐』を聴きたかったから、3.5キロ歩いて帰ることにした。
帰ったら、「迎えに行ったのに」って言われるかな?
という心配はすぐに吹き飛んだ。
夫からLINEが来た。

他人のふりする機会もないよ。安心して。
あれから人気の「もっちゅりん」が気になってミスドに行ったらしい。
私のはなまるうどんのこととか、
私が夫に送ったLINEの内容が冷たかったどうかとか、なんとも思っていなかった。
なんだよ。
帰りは嵐をSpotifyで聴きながら、さらに口パクで歌いながら3.5キロ歩いた。
お腹すいた!
もうすぐあの「もっちゅりん」にありつける。
歩きながら笑えてきた。
退職してよかったね。
家族のために存分に動くことができて生き生きとしている。
なんだかへんな1日だったけど、
とりあえずnoteのネタができたからよしと思うことにするか。
もっちゅりんのおかげではなまるうどんの秘密が薄れたことが何よりよかった。

よって、6個買ってきた