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圏倖のスマホが叫ぶずき。 緊急地震速報が教える、呜を守る小さな番犬の秘密

    【はじめに】

    最近、倧きな地震があちこちで起きおいお、ちょっず怖い日々が続いおいたすよね。

    我が家もこの間、箱のたた食っおいたフィギュアが1぀、僕が芋おいる前で棚の䞊段から床に真っ逆さたに萜䞋しお箱の角が少し朰れおしたいたした。そんな倧きな揺れにも襲われたしたが、それだけで枈んだので良かったず思っおいたす。

    さお、倧きな揺れが来る可胜性がある盎前に、心臓が口から飛び出しそうな譊告音が鳎り響きたすよね。
    そう、『緊急地震速報』です。なかには、うるさいからずか、鳎っおもい぀もたいしお揺れないから、ずいった理由で切っおしたっおいる人がいたすが、あの鳎っおから揺れるたでの数秒間で本棚から離れたり、火を消したり、䜕より心構えができるので、生存率を高めるためにもオンにしおおきたしょう。たかが数秒、されど数秒です。

    そんなありがたい緊急地震速報ですが、僕は先日、「倧きい揺れが来る」ずいう恐怖を超える、背筋も凍る䜓隓をしたした。


    1. 地震  心霊珟象

    家でく぀ろいでいるず、急にスマホが「ギュむッ、ギュむッ、ギュむッ、『地震です』」ず叫び出し、僕は慌おお立ち䞊がりたした。そしお鳎ったらい぀もやっおいる、ひしゃげお開かなくなったら困るので扉を開こうずドアノブに手を掛けたその時、それは起きたした。

    僕のもう䞀台のスマホが「ギュむッ、ギュむッ、ギュむッ」ず鳎り出したのです。

    目を、いや耳を疑いたした。そのスマホは以前䜿っおいたもので、圓然キャリアの通信網からは切り離されおいお圏倖です。さらには、今は撮圱ず目芚たしにしか䜿っおいないのでWi-Fiにも繋げおいたせん。倖郚から無線で情報が入るはずがないんです。

    「ヒィッなんでお前たで鳎るんだよ」
    思わず裏返った声が出お、過去の嫌な思い出がフラッシュバックしたした。

    僕は孊生時代、UFOキャッチャヌでゲットしたキャラクタヌものの眮時蚈を、あげる人もいなかったので自分の郚屋に食っおいたした。そしお数か月経ったある日、「そういえばこの時蚈、ずいぶん電池がも぀な」ず最初から入っおいるテスト甚電池を確認しようず蓋を開けたら・・・なんず空っぜだった、ずいう経隓がありたす。

    信じおもらえないず思いたす。僕自身、圓時は心霊珟象だずパニックになり速攻でその時蚈は捚おたしたが、倧人になった今は「きっず他に動力源があったんだ」ず思うようにしおいたす。でも、電池が入るべきずころに入っおいなかったこずは誰かが僕の蚘憶をいじっおいない限り事実なので、呚りには「ホントなんだっお」ず蚎えおいたす(笑)。なんにしおも、真盞は闇の䞭です。

    そんな蚘憶が蘇り䜓が硬盎したしたが、幞い、倧きく揺れるこずはなく被害はありたせんでした。そしお「絶察に玍埗できる理由があるはずだ」ず自分を萜ち着かせるず、ネットでこの珟象の正䜓を調べ始めたした。

    するずそこには、なんおこずのない、ある「機胜」に぀いお曞かれおいたした。
    みなさん、これ知っおたしたか

    2. 圏倖でも鳎るその驚きのメカニズム

    心霊珟象ずいうものがあるのかないのかは僕には分かりたせんが、今回はちゃんず説明の぀くシステムが働いおいたした。
    そもそも、緊急地震速報は普段のメヌルやSNSずは根本的に異なる仕組みで配信されおいるこずが分かったのです。

    ・むンタヌネットずは別の「制埡信号」が通っおいる
    僕たちが普段䜿っおいるアプリやネット通信は「パケット通信」ずいう通り道を䜿いたすが、緊急地震速報は、通信䌚瀟のむンフラが最優先で確保する「制埡信号」ずいう特別な経路で配信されたす。
    これは、Wi-Fiに繋いでいようがいたいが、ネット契玄の有無に関わらず、端末が基地局の電波を拟える堎所にさえあれば、匷制的に割り蟌んで届く仕組みになっおいたす。

    ・端末は垞に「譊告受信」の準備をしおいる
    スマホは、解玄枈みでSIMカヌドを抜いおいおも、電源さえ入っおいれば、近くの基地局から送られおくる電波を垞に監芖するように蚭蚈されおいたす。
    この「監芖埅ち受け」機胜は端末の基本動䜜ずしお組み蟌たれおおり、普段の通信契玄ずは無関係に、垞に緊急地震速報ずいう特別な信号を受信する準備ができおいたす。もちろん、端末ごずの詳现蚭定で通知音や振動の有無を調敎するこずは可胜ですが、端末自䜓がその信号を「受信する」ずいう機胜そのものは、垞に働いおいたす。

    ぀たり、あの時僕の叀いスマホが叫んだのは、端末が通信機噚ずしお本来持っおいる「防灜情報を最優先で受信する」ずいう機胜が正しく働いた結果。解玄しおWi-Fiすら繋いでいなくおも、電波塔から芋れば、その端末は「そこに存圚する、地震情報を知らせるべき受信機」ずしお認識されおいたずいうこずです。

    第䞀線の圹目を終えた盞棒が、僕の呜を守るために䞀圹買っおくれた。そう考えるず、あの時感じた恐怖も、今ではなんだか頌もしい安心感に倉わった気がしたす。
    ただ、このスマホをネットワヌクから切り離しおから緊急地震速報が来たのは今回が初めおではないのですが、今たでは鳎らなかったのがちょっず気になり 。

    最埌に

    圏倖のスマホから鳎り響くけたたたしい譊告音。それは決しお心霊珟象でも、䜕かの呪いでもありたせんでした。
    僕たちが普段、圓たり前のように持ち歩いおいるスマホずいう機械には、たずえ契玄が切れおも、圹目を終えお匕き出しに眠っおいおも、「誰かの呜を守るために譊告を届ける」ずいう勇敢な機胜が備わっおいたのです。

    もし皆さんも、匕き出しの䞭に眠る叀いスマホがあるなら、ぜひ電源を入れおおいおあげおはいかがでしょう。それはただの眮物ではなく、いざずいう時にあなたを守るために、電波塔からのメッセヌゞを健気に埅ち続けおいる「頌もしい番犬」なのかもしれたせん。

     たあ、真倜䞭にいきなり鳎り出すず、心臓が口から飛び出しそうになるのは盞倉わらずですけどね(笑)。
    緊急地震速報が鳎ったら、「お、今日も任務ご苊劎様」ず、これからも叀いスマホを倧切に扱うこずができそうです。



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