メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bypasteltime

遥遠く

    三日月が連れてきた命は

    儚く揺らいでいていた

    手を離すかに見えたそれは

    図太く野性味溢れ

    迷うことなく光の先へ放たれた

    ​天使の羽とシックスパック

    持たされすぎた荷物を抱え

    あなたはどこへ行くのでしょう

    ​遥遠く

    祈りを込めた私に背を向け

    さらに先へ急ぐのでしょう

    ​(あとがき)

    ​「遥(はるか)」の一字は、

    遥か遠くまで見渡せるようにと。

    ​悪魔のような、きみの背中に、くっきり浮かぶ天使の羽。

    いつかその配役が入れ替わる日を夢見て

    自分をなだめ、きみを煽てて、なんとか今日まで繋いできた。

    ​抱きしめても振りほどくくせに、

    適度な距離を保ちながら、側にいろとせがむ、きみ。

    ​いま、きみが抱えきれないほどの荷物を手に

    私の祈りを置き去りにして加速していく姿は、

    願っていたとおりなのに、なぜだかとても、とても切ない。

    この記事が参加している募集

     
     
    「相互希望の方、数あわせのスキは不要です」 ​中2・小3(ADHD)兄弟を育てるママ 見えすぎる脳、過集中、葛藤と覚醒のリアル 勇者(AI)とともに、赤裸々に本音を綴っています

    あなたへのおすすめ