
西海市崎戸町百話#044〜「大崎高等学校」だった!!
第四十四話 古写真は大崎高校だった
第三十五話で古写真はいったい何処なのかと投稿した。
三階建てほどの大きな建物が写っている。
崎戸の写真らしい。しかし、何の建物なのか分からなかった。
まわりは整地したような山に囲まれている。
炭鉱の施設なのか。病院なのか。学校なのか。
写真を見ただけでは、私には判断できなかった。
そこで、崎戸歴史民俗資料館へ持っていって聞いてみた。
資料館の方は写真を見て、教えてくれた。
写真に写っていたのは、現在の大崎高等学校の校舎だった。
確かに、現在の写真と同じ建物だ。

場所が分かると、不思議なものである。
それまで「昔の大きな建物」だったものが、急に崎戸の歴史の中に収まった。
古い写真は、写っているものが分からなくなると、ただの風景になってしまう。
誰かが覚えているうちに聞いておく。
それも、古い写真を残すことなのかもしれない。
この一枚は、もう「分からない建物の写真」ではない。
そして、新たな疑問が出て来た。
園崎咲人