今までで一番感動したものは何ですか?
私は、あの日見た花火です。キラキラとした屋台が並んで湯気が立ちこもっていたあの時のあの場所。ほぼほぼ当たらないビンゴ大会。冬なのに優勝者には扇風機がもらえるグランドゴルフ大会。毎年同じことの繰り返しだけどこれほど心に沁みたものはありません。テレビに出演している人が花火を見て涙を浮かべている時の気持ちがようやくわかりました。サウナに入った後のような爽快感でした。 カップルが群れをなし、友達と笑い合っていたり、先生と出会して気まずいムードになったり。私も毎年、平和組と呼ばれる友達軍団で集まって祭りに参加していました。小学生の時の友達争奪戦で弾き出された人同士、お互いのことを考え、支えられたので、喧嘩は怒ったことがありません。だから他の「軍団」で、喧嘩が起こっている時にお互いのランドセルを手で掴み、出発ーと言いながら階段を降りていたことは忘れもしません。
これは私が高校受験の受験生だった時の話です。まぁ、狼のように怒鳴る母親がいるのは、全国共通のことかもしれません。幸いでした。小学生の頃は勉強好きだったのに、なんでこんなに嫌いになってしまったのでしょうか。塾では、下ネタばかり言う半グレ先生でしたが、大学生の先生は超イケメンで頭もいい。だから、まぁ仕方ないから…という理由で許していました。
大学の先生がいることで勉強にも熱が入り、質問もたくさんするようになりました。推しに貢ぐのと同じ感覚です。本当に私はちょろいなと一応自覚しています。
それは置いといて、やる事なす事の大半が狼に制限されていました。私は中学受験をして地元から離れたので、毎年の冬にある祭りで久々に話したりしていました。もちろん祭りに行かずに塾に行けと言われ、胸が苦しくなりました。ストレス発散したかったからです。こっちだって勉学という仕事で忙しいのに、休日の自由だって与えてくれません。まさにブラック企業です。労基に訴えたいところですが、それはできません。不公平だと思いました。まぁ私は正直ものだから嫌だと言いましたが、無理やり塾に連れて行かれました。疲れは溜まり、ストレスも最高潮!!そんなときにあの狼が天使が憑依したかのようなことを言いました。「祭り行く?まだ花火だけは合ってるみたいだよ。最近頑張ってるから行こうか!!」私はめっちゃ驚きました。もちろん行きたいと答えました。私たち二人は車から降りて会場に向かうと、曲とそのリズムに合わせて打たれる花火が見えました。最高にきれいでした。赤色、黄色、紫色、、、カラフルな花火が大きな音を立て打ち上げられていく。流れていた曲も、私の努力を褒め称えているかのような歌詞で、その一つ一つの詩の意味を実感することができました。大きな花火が上がるたび人々は歓声を上げ、田舎とは思えないほどのムードを漂わせていました。花火の一つ一つの火の粉が私に降りかかってくるように、全身で感じることができました。そしてこの感動は自分が努力をしていたからであり、努力をすることに対して自分なりの意味を見いだせたように感じました。
このあとはし巻きやチョコバナナを食べると、比にならないほど美味しく感じました。母親と、今の気持ちや、塾での出来事、学校のことなどいろいろなことを話しました。この時久々に母親と面を向かって話しているように感じました。笑いながら、頷きながら、涙を流しているのを馬鹿にされながら話していました。この時間は長くも短くあっという間な気がしました。
私は勉強を続け、成績もうなぎ登り。しかも県内で2番目の学校に入ることができました。
高校でも、勉強は難しくついていけません。ですが正直に母親と面と面で向かってはなすことで心もだいぶ軽くなります。
努力は無駄になりませんし、その分視野が広がり、さまざまな体験をすることができます。これを胸に初心を忘れないように、今日も頑張っています。