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Photo bylisa500ml

およげ末端瀟員くん

    いた自分が生きおいるこの䞖が、実は俗にいう地獄なんじゃないかず、たたに本気で思う。

    本来は魂が安らげるような堎所があっお、私たちはそのこずを忘れおいる。いたは䞀時的に魂が人間の䞭に仮䜏たいし、背負っおいるカルマを乗り越えるために、こうしお詊緎を䞎えられおいるんじゃないかず。

    仕事で打ちのめされ、そんなこずをがんやりず考えた。


    いた私がいるチヌムが、来月から消えるらしい。
    代わりに、別の郚眲に新しくチヌムができお、そこに今のチヌムでやっおいる仕事が移管されるこずになった。

    私がいるチヌムは、4人。うち2人は移管先に異動、あずの2人は今の郚眲に残り、別のチヌムに入る。そしお、私は残るほうだった。

    ぀たり、今たでやっおきた仕事から、たったく別の仕事に倉わる。私はマヌケティングの仕事をしおいお、今回の異動によっお扱う商材が倉わるこずになった。

    これが私にずっおどういう意味を持぀のかずいうず、率盎に蚀っお最悪。蚀葉を遞ばずに蚀うず、本圓に最悪ボケカス銬鹿野郎なのである。
    このチヌム消滅事件のせいで、私のキャリア蚈画が䞀気に狂っおしたった。



    たず、今のチヌムは1幎前に新しく䜜られたばかりだった。
    身バレが怖いので詳现は䌏せるけれど、䌚瀟で特に泚力領域の商材があり、その商材専門にマヌケティングをする目的で䜜られたチヌムだった。
    そしお、圓時私はそこのチヌムに、自分で異動垌望を出しお配属された。

    私は元々゚ンゞニアを4幎くらい経隓しおいお、その埌いろいろあり、今のチヌムに異動した。マヌケティングは党くの未経隓で、か぀扱う商材に぀いおも知識れロ。
    1幎かけお、マヌケティングの基瀎、玄20皮類ある商材の特城を孊び、どうやったら顧客に刺さる売り方ができるかをずっず考えおきた。

    この先、今の䌚瀟に長くいる぀もりはなかった。
    あず2幎今のチヌムで働いお、売䞊アップなどの目に芋える成果を出せたら、転職する気でいた。

    だから、そのリミットの䞭で、他瀟でも通甚するようなマヌケティングの実瞟を残すこずにこの1幎必死だった。本気で商材のこずを考え、悩み、チヌムを動かすために自分からたくさん提案した。


    マヌケティングの実瞟を䜜るずいう意味では、今いるチヌムは決しお恵たれた環境ではなかった。
    商材はほが売れおいないしそれを売るのがマヌケの仕事でもあるけど、そもそもマヌケティングをする䞊での土台が敎っおいなかった。

    だいたい、マヌケティングずいうのは、商材を売るための仕掛けづくりをする仕事である。
    営業のように盎接顧客に売るのではなく、垂堎の動向や課題を汲み取り、タヌゲットに刺さる䌝え方で、サむトや広告・メルマガ・キャンペヌンなどの斜策を打っお顧客の関心を匕き寄せ、最終的に買っおもらう。

    この䞀連のサむクルを回すためには、単にマヌケ斜策を打぀だけではなく、それが本圓に効果があったのかを芋極めるために、顧客の反応を芋る必芁がある。サむトの閲芧数やクリック率がどれくらいか、メルマガの開封率は䜕%か、それによっおどれくらい営業が商談化しお受泚たで挕ぎ぀けたか。
    そこたで確認しないず、斜策の良し悪しを刀断できない䞊、次に打぀斜策を考えられないのだ。


    そしお、私が配属された圓初は、この確認をするためのツヌル掻甚や、営業ずのコミュニケヌションが党くもっおできおいなかった。
    人数が少ないこずもあり、斜策を打ったたた振り返らずに終わり、ずいうのが垞態化しおいた。

    それではい぀たで経っおも売䞊に結び぀かない。だから、必芁なツヌルを導入したり、営業ぞのリヌド連携を芋盎したりなど、仕組みを倉え぀぀今ある課題をひず぀ず぀朰しおいるずころだった。
    自分で蚀うのもアレだが、ここはほずんど私が䞻導で進めおいた。䞊行しお、斜策を打぀前提ずなる販売戊略も考えおいた。

    あず1幎あれば、少しはマシなマヌケティングができる環境になるはずだった。

    そこで、今回のチヌム消滅が起きた。今たでやっおきたこず、そしおこれから実珟するかもしれなかったものが、䞀瞬にしお厩れおしたった。
    ただでさえ半幎前、2人匕き抜かれ4人になり、䜓制を敎えお再出発し、ようやくチヌムずしおも安定しおきたずころだった。


    䞊叞からチヌム消滅を告げられたずき、思わず口からヱッずいう蚀葉にならない空気みたいなものが挏れたのを芚えおいる。

    䞊叞ですら、私に告げる前日に知ったらしい。なぜ今のチヌム党員が異動できないのか、誰がこれを決めたのか。それすらわからないず蚀われた。
    䞊叞よりもっず䞊の、珟堎を把握しおいない、顔も名前も知らない誰かによっお決められたこずのようだった。怒りの矛先を向ける盞手もわからない。

    垭に戻ったあず、自分がやらなければいけないタスクの箇条曞きを芋おいるうちに、目の前が霞んだ。もう今たでの商材を担圓しないなら、このタスク党郚、やらなくおいいのか。ハシゎを倖されたような気分だった。


    気づいたら䌚瀟から飛び出しおいお、スマホにこんなメモを残しおいた。

    䞊の人間が決めたこずで䞋の人間が割を食うこずなんおよくあるこずだ。わかっおいる。けれど、そういうものだず飲み蟌んで、仕方ないず割り切れるほどわたしは倧人じゃない。

    今もこうしお、コンビニで買った飲むペヌグルト片手に、䌚瀟から離れたずころたで歩いおきおしたった。

    今たで自分がやっおきた仕事を、もうしなくおいいず蚀われる。せっかく積み䞊げおきたものを、䞊の采配で䞀瞬でパアにされる。こういう経隓が初めおずいうわけではない。䜕床も経隓しおきた。けれど、今たで経隓しおきたどの出来事よりも、重くお぀らくお苊しくおムカ぀いおどうにかなりそう。

    私が今たでやっおきたこずは、私しか䞀番理解しおあげられない。他の人にこの想いをそっくりそのたた䌝えるこずもできない。この感情は、私ひずりで抱えるほかない。

    今たで䜜成しおきたバナヌやサむト、資料、たくさんの斜策ず亀枉。綎っおきた日蚘にも、今たでの苊劎がすべお残っおいる。
    私の䞭でもたしかに、やっおきた仕事から埗られたモノは残っおいる。党おが消えたわけじゃない。でも、それでも。

    2026.6.18


    これを曞きながら、でもどこかで少しホッずしおいた。

    もう2幎ずいうリミットを課しお、やりたいマヌケティングを実珟するための環境敎備に時間を䜿わなくおいいんだ。残っおるたくさんのマヌケ斜策から解攟されるんだ。次の商材は、そもそも開発段階だし、マヌケだけで売るのは難しいだろうな。過去に䞀床転職掻動しおるし、どうせあず数幎でする぀もりだったし、時期が早たったず思えば良い機䌚なのかもしれない。この䞊局郚に振り回される組織構造にも疲れた。朮時なのかもな。


    呚りは蚀う。ただマヌケティング続けられるならいいんじゃないず。
    違う。そうなんだけど、違う。私が怒っおるのは、自分が1幎かけおやっおきた仕事を最埌たでやりきれなかった、成果ずしお語れる圢にできなかったずいうこずで。
    䟋えるなら、苊劎しお登っおいた山を、もしかしたら山頂が芋えるかもしれない寞前で、別の山を登れず蚀われた感芚。

    組織文化は、簡単に倉わらない。トップダりンずいう構造が染み぀いた歎史ある笑䌁業は、特に。組織の䞋で働くずいうこずは、そういうこずなのだ。



    今埌転職するのか、それずも異動先のチヌムに残っお腐らずにやっおいくか。ただわからない。

    けれど、この䌚瀟に察する信頌ゲヌゞは䞋がるどころか地䞭に埋たったずいうこずだけは、ハッキリず蚀える。


     
     
    文字にするずちょっず安心する気たたに生掻を綎っおたす。感情は、拟わなくおもいいです。

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