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オリ(澱)

    君の記憶の底に眠る
    そのオリのようなオモイ

    忘れてしまえば
    それはそれでもいいと
    遠い昔にフタをしたはず

    それなのに
    不意に投げかけられた
    その言葉に
    まるで地雷のように
    そのフタが開いて
    底から湧き上がる

    溢れかえる
    境界を越えて
    もう戻れない
    コントロールできない

    まぜ返された
    記憶の断片つなぎ合わせ
    堕ちてゆけ

    まだ見えない底へと向かい
    さらに下へと
    澱みを抱きかかえて

    いつしか地に着いたなら
    さあ…蹴り上がれ

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