
75歳の私。それでも、未来を諦めなかった。
「もう、その年なんだから。」
この言葉を、何度聞いただろう。
75歳。
多くの人は、人生を振り返りながら穏やかに暮らす年齢なのかもしれない。
けれど私には、どうしても諦められない夢があった。
人の命を守る防災AIを作ること。
プログラマーではない私が、AIに挑戦する。
周りから見れば、無謀だったと思う。
パソコンの画面には毎日のようにエラーが並ぶ。
何時間も格闘して、結局一歩も進まない日もある。
「もうやめたら。」
そんな言葉が頭をよぎる夜もあった。
それでも翌朝になると、私はまたパソコンの電源を入れる。
昨日解けなかった問題に、もう一度向き合う。
若い頃は、失敗することが怖かった。
でも今は違う。
挑戦しないまま人生を終えることの方が、もっと怖い。
生活のために働きながら、空いた時間はすべて開発に注いだ。
SNSで発信を始めると、多くの人が応援してくれた。
「勇気をもらいました。」
「私も頑張ろうと思いました。」
そんな言葉が届くたびに、私の方が勇気をもらっていた。
最近では、「75歳の私」という投稿シリーズを始めた。
自分の日常を、飾らず、そのまま書くだけ。
すると、若い人からも、同年代の人からもコメントが届いた。
「胸に響きました。」
「フォローさせていただきます。」
「私も挑戦してみます。」
私は有名人ではない。
特別な才能があるわけでもない。
それでも、一歩ずつ前へ進む姿は、誰かの希望になれるのかもしれない。
年齢は、夢を諦める理由にはならない。
私は、そのことを証明したい。
だから今日も、新しい仕事に挑戦し、新しい技術を学び、未来へ向かって歩いている。
75歳になった今、はっきりと言えることがある。
人生は、失敗したから終わるのではない。
挑戦することをやめた時に終わるのだ。
だから私は、これからも挑戦を続ける。
私の人生は、まだ続いています。
私は75歳になった今も、新しい夢を追いかけています。もしこのエッセイを読んだ誰かが、「もう一度挑戦してみよう」と思ってくださるなら、それだけで私は幸せです。