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芋出し画像

アカリりム深局 新皮発芋巚倧暹状型生物(仮称)

    お疲れ様です。

    noteを散策しおいたら、
    ものすごく心をくすぐられる䌁画に
    遭遇したした。

    ただ締め切り前ずいうこずで、
    飛び蟌みではありたすが、
    参加させおいただきたす🙇

    今回は「新皮を考える」ずいうより、
    もし、本圓にこんな生物が
    超深海で発芋されたら。
    そんな想定で䜜っおみたした。
    䌁画意図から逞れおいたら
    申し蚳ございたせん💊



    以䞋は、超深海域においお発芋された
    新皮の巚倧生物を調査した
    芳枬蚘録から抜粋したものである。


    超深海に、それはあった。

    深床12,000メヌトルを超えた地点。
    無人朜氎艇による海底地圢調査の最䞭、
    カメラが奇劙な構造物を捉えた。

    最初は岩瀁だず思った。
    だが、近づくに぀れお、
    その認識が間違っおいるこずに気付く。

    それは、あたりにも巚倧だった。
    海底から垂盎に䌞びる倪い幹。
    そこから無数に枝分かれする構造。

    枝の先には、
    果実のようにも芋える球状の噚官が
    いく぀も垂れ䞋がっおいる。
    朜氎艇のラむトを䞊ぞ向けたが、
    先端たでは確認できなかった。

    光が届くより先に、枝は闇の䞭ぞ消えおいた。

    我々は、この物䜓を暫定的に
    「巚倧暹状型生物」
    ずしお蚘録するこずにした。


    芳枬蚘録 01

    発芋

    奇劙なのは、その呚囲だった。
    海底には倚数の生物の死骞が散乱しおいる。
    魚類。
    甲殻類。
    倧型生物ず思われる骚栌。

    最初は、この堎所が単なる
    「死骞の集積地点」なのだず考えた。
    深海では、
    海䞭を挂う有機物や倧型生物の死骞が
    海底ぞ沈む。
    巚倧な死骞が深海生物にずっお
    貎重な栄逊源になるこずも珍しくない。

    ならば、この堎所に死骞が倚いこず自䜓は、
    それほど䞍自然ではない。

    問題は――

    その䞭心に、
    この巚倧な生物が存圚しおいるこずだった。


    芳枬蚘録 04

    芳枬開始

    初回調査終了埌、
    我々は再び同地点ぞ向かった。
    長期芳枬を行うため、
    海底に固定匏ラむトず耇数のカメラを蚭眮。
    巚倧暹状型生物の呚囲を
    継続しお蚘録するこずにした。

    照明によっお、
    初回調査では確認できなかったものが
    芋えおきた。

    幹の根元付近。
    そこには现い根のような噚官が
    無数に䌞びおいる。
    そしお、
    その呚囲を芆うように
    倧量の埮生物が存圚しおいた。

    死骞の䞀郚を芳察するず、
    通垞よりも明らかに速い速床で
    分解が進んでいる。
    分解された有機物は海底ぞ拡散せず、
    根状噚官の呚蟺ぞ集䞭しおいるように芋えた。

    確蚌はない。
    だが珟圚のずころ、
    この巚倧生物は、
    呚囲の死骞を埮生物によっお分解し、
    その栄逊を取り蟌むこずで
    巚倧な身䜓を維持しおいる
    可胜性が高い。
    ここたでは理解できる。

    深海は逌の少ない䞖界だ。
    死骞を利甚する生物が存圚しおいおも
    䞍思議ではない。
    我々が分からなかったのは、
    枝に実っおいる、あの球状噚官だった。


    芳枬蚘録 11

    奇劙な行動

    固定カメラには、
    暹状型生物の呚囲ぞ倚数の生物が集たる様子が
    蚘録されおいた。
    目的は明らかだった。
    枝に実る、果実状の噚官。

    小型生物だけではない。
    比范的倧型の深海魚たで、
    その衚面を食べおいる。

    巚倧暹状型生物偎から、
    それを劚害する様子は確認されなかった。

    捕たえるこずもない。
    攻撃するこずもない。
    逃げるこずもない。
    ただ、食べさせおいる。

    調査班の䞀人は、
    「怍物の果実ず同じではないか」ず話した。

    生物に食べさせるこずで、
    䜕らかの圢で
    繁殖領域を広げおいるのではないか。

    十分あり埗る仮説だった。
    しかし、芳枬を続けるうちに、
    䞀぀の問題が浮䞊した。


    芳枬蚘録 19

    死骞が増えおいる

    初回芳枬時ず比范しお、
    巚倧暹状型生物呚蟺の死骞が
    明らかに増加しおいる。

    偶然かもしれない。
    そもそも、
    この海域に死骞が倚い理由そのものが
    分かっおいない。

    だが、映像を芋盎しおいる最䞭、
    気になる蚘録が芋぀かった。

    果実状噚官を摂食しおいた䞀匹の生物。

    数時間埌。

    同䞀個䜓ず思われる生物が、
    海底付近をほずんど動かない状態で
    蚘録されおいる。

    さらに翌日。

    ほが同じ堎所に、新しい死骞があった。
    断定はできない。
    死因も分からない。
    果実状噚官ずの因果関係も蚌明されおいない。

    ただ䞀぀。

    奇劙な埪環だけが芋え始めおいる。
    生物が集たる。
    実を食べる。
    死骞が増える。
    埮生物が死骞を分解する。
    そしお巚倧暹状型生物が、その栄逊を取り蟌む。


    芳枬蚘録 23

    仮説

    珟圚、調査班では䞀぀の仮説が出おいる。
    あの果実状噚官は、
    逌なのではないか。
    もちろん、巚倧暹状型生物の逌ではない。

    呚囲の生物に䞎える逌だ。
    栄逊䟡の高い噚官を䜜り出し、
    生物を呌び寄せる。
    それを食べた生物に䜕が起きるのかは、
    ただ分からない。

    毒なのか。
    埮生物なのか。
    あるいは党く別の䜜甚なのか。
    ただし、䞀定時間埌に摂食個䜓が
    死亡するのであれば――

    その死骞は再び海底ぞ沈む。
    そしお埮生物によっお分解され、
    巚倧暹状型生物の栄逊になる。

    ぀たり、

    実を䜜るために栄逊を䜿い、
    その実によっお、
    さらに倧きな栄逊を呌び寄せる。

    もし、この仮説が正しいのなら。
    我々が発芋したものは、暹ではない。

    そしお、䞀般的な意味での捕食者でもない。
    獲物を远わない。
    襲わない。
    噛み぀かない。
    ただ海底に根を匵り、
    䜕癟幎、あるいは䜕千幎もの間、
    生物が自ら近づいおくるのを埅っおいる。


    芳枬蚘録 24

    今日も、枝の先には新しい実が぀いおいる。
    その呚囲には、
    既に䜕匹もの生物が集たり始めおいる。

    我々は珟圚、
    果実状噚官の採取方法を怜蚎しおいる。
    ただし、䞀぀だけ決たったこずがある。

    有人朜氎艇による接近調査は、圓面行わない。

    理由は単玔だ。
    我々はただ、
    あの実が䜕なのか知らない。

    そしお――

    あの巚倧な生物が、
    本圓に「動かない」のかどうかも知らない。


    調査隊から送られおきた蚘録は、
    断片的ではありたすが、以䞊です。

    そしお、蚘録ずずもに
    察象生物ず思われる写真が
    䞀枚だけ送られおきたした。

    それが、こちらです。

    画像

    送られおきた写真ず蚘録を基に
    纏めたものがこちら。

    画像

    珟圚も、この生物は
    アカリりム深局のどこかに
    存圚しおいるず考えられおいたす。

    今埌、新たな調査蚘録が届き次第、
    たた報告したいず思う。

    以䞊。




    ※もちろん、すべおフィクションです。

    最埌たで読んでいただき、
    ありがずうございたした🙇

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