
【SS】マイナス下克上|#爪毛の挑戦状
そこもかしこも、ほとんどあいつの天下だ。俺の方が先に世の中に出てきたのに、あいつが誕生してからは、あいつを中心に世界は回っているようだ。
たった一本…一本増えただけで、こうもあっさりと評価は変わってしまうものなのか。俺のいた場所は、あいつにほとんど奪われてしまった。「あいつの方が楽だ」「あいつを使うと滑らない」そんな声が聞こえる。俺は… 俺はもう、時代遅れの用無しなのか?
あいつはどこでも使えるヤツだが、濡れたり汚れたりするのは苦手のようだ。また、あいつは時々合わない相方のせいで潰れ、使い物にならなくなる時がある。俺は俺の相方とのコンビはバッチリだ。潰れることはない。屋外、水場、どこでもやれる!あいつが生まれる前は、俺が天下だったのだし。
先ずは、風呂場・台所から攻めてやる。あいつに、この場所は取らせない。そして下克上だ!
あいつの名はプラス。俺はマイナス、そして螺子さ。
マイナスとくればプラスがあるし、で、下克上になりそうなものを考えたらこうなりました。
昨日で一応仕事納めして、大掃除する前に、なんか1つ創作意欲を吐き出したくて書きました。ゴミのような作品かもしれませんが、『これって何のこと書いているんだ?』と楽しんで読んでいただけたら幸いです。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。