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「物を売らない収入」への道:縫製工場と歩んで見つけた、ブランド構築方法の秘訣

    Jeposa(ジェポサ)と申します。ペンネームで活動しています。
    「ゆるくて熱い」ワーク&ビジネスライフを続けて25年。
    変化が激しく先の読めないこの時代に、
    しなやかに、自分らしく、長期的にマイペースで働く。
    そして、ゆとりある時間を持つ生活を送るための
    「Jeposa流」のコツを発信しています。


    仕事・時間・お金のことで悩んでいるあなたに提案したいのは、
    私が25年実践している「働く楽しさ」と自分の「ゆとりある時間」を両立させる「新しい働き方・生き方」です。

    決して仕事をさぼりたいわけではありません。
    真面目に働くのが好きです。
    ただ、自分のペースと時間を大切にしたい。
    賢く、しなやかに、そして確実に。
    今の時代にフィットした、
    自由で柔軟な生き方を一緒に目指してみませんか。


    今回は、
    「「物を売らない収入」への挑戦のひとつ、ブランド構築の厳しさと本質はすべてに通じる」
    という話です。



    # 25年前、インターネットに惚れ込んで始まった「ひとり社長」の歩み

    25年前の2000年、私はインターネットに惚れ込みました。
    時代が大きく変わり始める。
    そう直感したのです。
    すぐさまECサイトを立ち上げ、会社を設立。
    「ひとり社長」としての歩みは、今も続いています。

    ECサイトの運営は「物販」です。
    物を売ることで、対価を得る。
    そんな生活が13年ほど続いた2013年。
    私は「物を売らない収入」に挑戦したいと考え始めました。
    物を売らずに、どうやって収入を得るのか?
    その答えを探す日々が始まりました。

    今でこそnoteやブログの有料記事、SNS運用にアフィリエイトと
    選択肢は豊富ですが、当時はまだ黎明期。
    選択肢は限られていました。

    そこで思い至ったのが、
    10年以上にわたるECサイト運営の経験です。
    「ネットショップを始めたいけれど、やり方がわからない」
     「パソコンに詳しい担当者がいなくて困っている」
     そんな悩みを持つ中小企業をサポートする仕事を、新たにスタートさせました。

    幸いなことに、知人の紹介ですぐに数社とのご縁をいただきました。
    その中の一社が、縫製工場でした。
    ミシンで服を仕立てる、ものづくりの現場です。

    かつては従業員も数名居られ、活気にあふれていたそうですが、私が訪ねたときは社長夫妻と営業担当者の3名体制。
    要望の内容はシンプルでした。
    「倉庫で眠っている在庫を、ネットで売ってほしい」

    私は服飾の素人です。
    まずは業界の仕組みを学び、同時に工場の強みと弱みを徹底的に見極めることから始めました。
    これまでは自分の得意分野で勝負してきましたが、今回は未知の領域。
    知識ゼロからの挑戦が始まりました。


    しかし、服飾関係はまったく興味が無かった訳ではありませんでした。ですので、すんなりと受け入れることができました。


    数ヶ月の調査を経て、私が出した結論は非情なものでした。
    「この在庫をネットで売るのは、不可能です」

    当時は今ほどネットで服を買う習慣が定着していませんでした。
    売れないと判断した理由は明確です。
    ・サイズ感や生地の質感が伝わりにくく、購買意欲が湧かない。
    ・売るためのサイト制作や撮影に、十分な予算が割けない。
    ・在庫は高品質だが、サイズやカラーのバリエーションがない「一点もの」ばかり。
    ・ノーブランドのため、信頼を築くのが難しい。

    依頼を断るしかない状況。
    けれど、私は諦めたくありませんでした。
    この工場の力になりたい。喜んでもらいたい。
    その一心で別の道を探し続けました。


    営業担当者の方は、
    非常に親切で、幸運なことに私と気が合いました。
    長い時間話をしていても全く苦にならないため、ミーティングを幾度となく重ね、この縫製工場の持つ強みを徹底的に見なおせたのです。


    工場では、社長の奥様がミシンを動かし、ほとんどの作業をこなしておられました。
    依頼をいただいてすぐには分からなかったのですが、
    社長の奥様の技術がとてもすごいということが、後に判明しました。

    点数などで表せませんし、動画などもありませんので、
    伝えるのは難しいのですが、
    服をミシンで縫うという作業は奥深くとても難しい作業です。

    滑り具合が違う布を合わせたり、曲線はもちろん、わざとしわを寄せて縫ったり・・・
    素人の私では言葉足らずで説明が下手ですが、
    毎回、違う生地で縫い方も違う注文が来るのです。それをオーダー通りにスピーディに仕上げるという技術を持っておられました。

    他の工場では断られるような難しい作業を、事もなげに縫い上げてしまう、プロが見て惚れ惚れする素晴らしい腕前なのです。


    社長も長年に渡り縫製工場を営まれていた経験から、
    縫製に関して知らないことはないと言いきれるほど、知識が豊富です。
    「知識が豊富」という簡単な言葉でしか表現できない私の語彙力の無さを情けなく思いますが、とにかくすごいのです。

    この会社の中にある、並はずれの経験と技術を活かせないかと私は考えることにしました。


    この記事の冒頭で、私自身が「物を売らない収入」に挑戦しようと決めて行動を開始したことを書きました。
    この行動の中で、縫製工場を営んでいる会社と知り合い、どのように進んで来たのかを書いてきました。
    縫製工場も物を売ることを当初は望んでおられましたが、
    私と同じように物を売るのではなく、「物を売らない収入」の方法を提案することにしたのです。

    この縫製工場の会社の場合の「物を売らない収入」は、
    社長の豊富な経験と奥様が持っているすごい技術です。



    # ネットの強みを活かした「マニアックでニッチ」な戦略

    では、
    この豊富な経験とすごい技術、そして私の得意分野であるECサイトとを結びつけて、どのように収益モデルを作ることができるかと考え始めました。

    アイデアは思っていた以上に簡単に出ました。

    私がECサイトを初めて作った2000年ごろ、ネットの強みのひとつはマニアックでニッチ、そしてレアな商材だと言われていた事を思い出しました。

    今では、店舗でいつでも気軽に買える商品がネットでも買えるという時代になっています。
    ネットで買えない物は無いのではないかと思えるほどです。
    逆に店舗で買えない商品があり、
    ユニクロや無印良品などでは、XSやXLのようなサイズはネットでしか売っていない場合もあるくらいです。

    先日、小学校6年生の娘のために自転車を購入しました。
    「サイクルベースあさひ」という自転車販売店で買ったのですが、
    店舗に置いていない、ネット注文専用のサイクルベースあさひのオリジナルブランドの自転車でした。

    このように大手企業でもネット販売専用の商品を販売しているのです。



    話が少しそれてしまいましたが、
    私がつい数日前に経験したこの例のように、

    マニアックでニッチな商材やレアものと呼ばれるような、珍しい商材は
    オークションサイト(ヤフオク)や個人売買サイト(メルカリ)で、たくさん見ることができます。
    ヤフオクやメルカリが生活に溶け込んで、あって当たり前になっているので、生活の中で「メルカリで売れば?」という会話が普通に出て来るほどです。

    小さい縫製工場だからできる仕事。
    ひとつずつ丁寧な手作業。
    ここでは思い通りの服が作れるのです。
    これはすごいことだと思いませんか?


    このすごいことが出来る工場に服の製造をお願いしたい人がいるとすれば、服の完成を心から喜んでくれるのではないかと思い、

    服の製造をしたい人を見つけ、注文をしてもらおうというアイデアがすぐに出てきたのです。


    このアイデアは、
    社長と営業担当の方にすぐに受け入れられ、即採用となりました。


    この縫製工場に携わらせていただくことになった時から、社長をはじめ皆さんから大変歓迎されました。
    私を全く否定することなく、最初から「すべて任せるぞ」という雰囲気で迎え入れてくれたのです。


    OKをもらいましたので、
    早速、作業開始です。

    サイトの作成を始めます。
    費用が少ないので、外注には出さず私自身で作成します。
    特別急ぎではなかったので、納期は存在していませんでしたが、
    依頼を受けた仕事です。
    費用も限られていましたので、無用に長引かせる訳にはいきません。
    サイトを作るのが目的ではなく、利益や仕事を作ることが目的です。
    しっかりと完成目標を立てて行動を進めていきます。

    サイトの作成にどれくらいの日数がかかったのか、記録も残っていませんので、正確なことは今となっては分からないのですが、限られた費用で作成したサイトなので、手間がそれほどかからずかなり早く完成したように覚えています。


    「服を作りたい」と言っても、
    販売するために作るのか、自分で着るために作るのか、などが考えられましたので、どちらも受け入れられるようにサイトは作りました。

    サイトが完成しましたが、広告費も全く使わずでしたので、予想通りすぐにお客様は来ませんでした。
    今ではSNSで自身で積極的に発信して、お客様の目に留まるような行動ができますが、その当時はSNSはありましたが、お客様を呼び込む手段としては邪道だという考えがどこかにありましたので、全くSNSも発信しませんでした。

    しかし、運良く定期的に問い合わせや作業依頼が届くようになりました。

    マニアックでニッチな依頼を受けようという気持ちがあって作ったサイトですので、少し変わった依頼がほとんどでした。

    「自分で着るため」として、
    男性が女装をしたいが、女性用ではサイズが合わないので、自分用に作りたいという依頼だとか、

    昔着ていた服が古くなって生地が傷んできたので、全く同じものを作ってほしい。加えて、年と共に体型も変わったので、今の体型に合わせて微調整してほしいという依頼。

    昔着ていた上下つなぎの服を違う生地で上着だけ作ってほしいという依頼。

    などなど。

    「販売用」として、
    一番依頼が多かったのは、Tシャツです。
    こだわりがある人が多く、手軽にオリジナルが作れます。
    生地感にもこだわりがある注文が多かったです。

    次に多かったのは、パーカーです。
    夏はTシャツ、冬はパーカーという感じでしょうか。
    定番アイテムですので、依頼は多かったです。



    # 理想と現実の壁:ユニクロという基準と、ものづくりのコスト

    自分で着るためとして依頼される方は、一品ものを作るので、それなりの金額になることを納得されて、依頼をされます。

    しかし、販売用は価格にシビアです。
    売るためには、少しでもコストを下げる方が良いに決まっています。

    Tシャツやパーカーを作って販売したい=服のブランドを立ち上げたい
    というお客様が多数居られます。
    Tシャツやパーカーは気軽なアイテムですので、とても良いとは思います。
    しかし、販売価格の基準が今は「ユニクロ」なのです。
    多くの人たちにとって、ユニクロの価格が基準であるために、とても高価に感じてしまいます。

    ご存じの通り、ユニクロは大量生産を外国の縫製工場で行っていますので、
    とてもリーズナブルな価格で店頭に並べられています。
    その上、ユニクロは品質がとても良いと私は感じています。

    私たちの縫製工場では、どこにも負けない品質で縫製する自信がありました。しかし、コストを下げることは簡単ではありません。

    服を作るということは、
    最初にデザイン画やサンプルとなる製品を基に型紙を作成します。
    型紙を作るプロに依頼するので、デザイン画やサンプルの製品が無料だったとしても、型紙制作代がまず必要になります。

    生地が決まっていれば、話が早いのですが、生地を選ぶことは大変困難な作業です。
    肌で触って感じなければ、生地の良し悪しは分からないので、こればかりはインターネットが普及しても、画面だけでは決められないのです。
    生地屋さんに行ったことがある人なら分かると思いますが、大量の生地がお店には並べられているので、その中から選び、理想の生地を探し出すのはかなりの労力が必要です。

    作る量によって生地を購入するのですが、余分に買いすぎると無駄なコストとなってしましますし、少なければ希望する数量の服が作れない状態になってしまいます。

    最初のひとつを型紙に従って、作ります。
    一着なので、もちろん割高です。
    100着を作るコストに比べると、1着分は3~10倍はかかります。

    出来上がった一着目をテストとして、実際に着用してみて、肌触りや着心地はもちろん、シルエットや理想とするこだわりポイントを厳しくチェックします。
    一着目で合格はほぼあり得ません。

    2着目を作ります。
    改良点を踏まえて、型紙の変更や生地の変更、その他細部に変更があれば修正し再度作ります。

    型紙を作る人(=パタンナー)さんの費用ももちろん追加でかかり、生地を変更する場合は再度探す手間やコストがかかります。

    2着目の縫製が完了し、再度テストです。
    2着目ももちろん一品ものですから、1着目同様に高い縫製作業コストがかかります。

    これを何度か繰り返し、商品として売り出しできるサンプルが完成しましたら、量産にかかることになります。

    ここまでの試作品にかかった費用がもちろん量産として販売される商品に上乗せされ、
    販売する人の人件費や広告宣伝費などを加えるて利益を載せると、
    Tシャツ1着が 10,000円でも厳しい価格設定になります。

    パーカーの場合では、
    生地代が少し高くなり、パーツが増える分だけ、縫製作業費やパタンナーの費用なども上がります。
    Tシャツに比べて、極端に費用は上がりません。
    縫製作業の場合は手間代が基本ですので、どれくらい時間がかかるかで値段が決まるからです。
    ですので、パーカーの方が値段的には売りやすい価格に収まる可能性が高いです。


    このような作業を何度か繰り返し、素人だった私も少しは縫製の知識と経験が増えました。

    挑戦してみると何でも楽しいものです。

    こうして、また私の経験値が上がりました。



    # ブランドを立ち上げるとは「企業活動そのもの」である


    最後に、
    縫製の依頼を受けるようになってから、沢山のお客様と話すことができました。
    その多くの人たちは「服のブランドを立ち上げたい」とご連絡いただきます。

    縫製について学んだ、ECサイト運営のプロである私がアドバイスをするならば、
    ブランドを立ち上げることは、「良い服を作る」だけではないということを言いたいのです。
    多くの人は良い服を作ることがブランドだと考えているようですが、
    ブランドとは企業そのものだと私は思います。


    お金が潤沢にあるのなら、ブランドとして成立しやすくはなりますが、
    少ない費用で服を作り、それを販売し、儲けたお金を次の服の制作費にあてる、それをまた販売し、次へつなげる。

    この行為の繰り返しがブランドを作るのです。
    それは企業の活動そのものだということが分かってもらえるかと思います。

    ですので、良い服やオリジナルの服を作るのはもちろんですが、売り方や儲け方を考えておかなければ次へとつながっていかないということを忘れずにいてほしいと思います。

    服に限らず全てのことにこれは通じると思います。


    # おわりに:情熱を持って共に歩みましょう

    楽して収入を得たいと考えるのはOKです。
    しかし、仕事をさぼりたいと思っている人の応援はできません。
    真面目に毎日、その日のベストを尽くそうという考えの方を応援します。
    「ゆるくて熱い」ワーク&ビジネスライフは、
    ゆるいだけではなく、熱い情熱が必要ですのでお忘れなく。


    これから一緒にゆるくて熱い、今の時代にフィットした賢い生き方、
    安定した収入とゆとりある時間、そして大きな夢をつかみましょう。

    他にも多くの収入につながるいろいろな情報を
    このnoteで発信していきますのでお楽しみに。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

    商材選びやサイトの構築方法など
    仕事の作り方、進め方など具体的な相談にも乗ります。
    「一人で悩む時間はもったいないです」
    一緒に動き出しましょう!


    ご相談、ご質問お受けいたします。
    お気軽にDMください。
    Jeposa
    2026/07/08

    #創作大賞2026
    #ビジネス部門




     
     
    ペンネーム:Jeposa|25年間 ゆるくて熱い働き方・生き方を実行中|元自動車メーカー実験部⇒現・有限会社のひとり社長|小学生の娘二人と過ごす時間が大好き|マイペースで働き、自由なゆとり時間を過ごす術をnoteで発信しています|本当の自由と安定収入を一緒に目指しましょう。

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