
Ms.波音とMr.ローカル
その午後に僕はとある商店街の喫茶店にいた。夏が近づいていて少し気温が高くなる、地元のテレビ曲の音が聞こえてきた、気分が良くなってオムライスを頼んだ。地元の若い女性が地方を盛り上がるかつ海の見える町を普及する象徴としてMs.波音に選ばれる。まあ、それはいい。その後だ。
僕はその後の男性アナウンサーの切り出した言葉に驚いた。当テレビ局では地元を特定のSNSでアピールした方を対象としてMr.ローカルとMs.ローカルを期間中に選考し、副賞としてその称号を当テレビ局がお渡しします、、と。なんだそれは。しかし、結構画期的なアイディアだ。Ms.波音に負けじとこの地方局頑張っている。
とりあえずiPhoneのカメラロールに潜ってみた。

何か綺麗な写真は出てきた。これは、誰でも思いつく、、地元のただエモさを感じる写真だ。ただMs.波音にエモさが力負けする。
言葉もつけてみよう。そう言えば短歌や俳句を昔かじっていた。
電話越し突然波音きかせるし会いたくなるよ海とあなたに

砂浜の海へ向かった足跡と帰る足跡、何を忘れに

初めての立ち寄る食堂にて五分そこにいた人になりきるまでの

Googleで検索出来る青全てで表現出来ない瀬戸の青色

ペンを置いたのは夢の中だった。昨日、自宅に届いていた市報の関係人口の記事を読みすぎたか、、、喫茶店で目が覚めてそう思った。
目の前にあるオムライスは当然冷めていた。
テレビ画面のMs.波音は微笑んでいる。
自宅に帰ろう、、、

「ただいま」を言いたくなるよ何度でも、きみが産まれたそれだけの街
何処までが夢だったんだろう、でも一生とはずっと続く夢みたいなものだからいいか、、
僕はそれからもあの地元のアナウンサーがいつかMr.ローカルと呟きそうな気がしてならない。