
【激甘・溺愛BL】♥️逃げられない、甘い翻訳 | 第40話
第40話「今夜は帰さない」
── 今夜だけは、時間が止まってくれればいい ──
Scene 1 「土曜日の余韻」
誕生日の翌日も、その次の火曜日も、ミナトはレンの部屋にきちんと顔を出していた。──胸の中がまだ落ち着かないのを悟られないように、英語のテキストを開き、いつも通りの顔を作って、いつも通りの距離でソファに座って。
──そうして一週間が過ぎた今夜も、胸のそわそわは一向に消えてくれない。──むしろ、日が経つほどにあの夜の温度が体のあちこちでよみがえって、自分でもどうしたらいいのかわからなくなる瞬間が、増えていた。
電車に揺られているとき、講義の途中、バイトのレジ前、眠る前の布団の中──ふとした拍子に、先週の夜の温度が体の奥から戻ってきて、ミナトを何度も赤くさせていく。
あの夜から一週間が経っているのに、まるで昨日のことのように体が覚えている。──それくらいレンの誕生日の夜は、ミナトの中に深く刻まれていた。
11月最後の土曜日。──レンの誕生日からちょうど一週間が経った夜だった。レッスンが終わってレンがコーヒーを淹れてくれたのは、もうすぐ21時になる頃。窓の外では冬の足音が聞こえそうな、冷たい木枯らしが吹いていた。
ミナトはカーディガンの袖を指で何度も引っ張りながら、レンの背中をぼんやりと見つめていた。カップに湯気が立ちのぼる気配、コーヒーの香りがふわりと広がる気配、レンが棚から二つのカップを取り出す小さな音──そのどれもが、今夜のミナトには少し特別なものに感じられている。
ミナトはソファに深く腰を沈めて、手渡されたカップを両手で包んだ。──先週の誕生日の夜のことが、まだ体のあちこちに残っている。あの夜、自分から背中に抱きついて、最後に口をついて出た "Happy birthday, Ren." のことば。振り返ったレンの目はわずかに潤んでいて、両手で頬を包まれ、唇にやわらかい温度が届いた──翌日の土曜日も火曜日のレッスンもちゃんと来ていたはずなのに、今夜になってもまだ同じことを思い返している気がしていた。一度通り過ぎたはずの夜が、ミナトの中ではまだ進行形なのだった。
レンがカップを持ってソファの隣に戻ってくる。──黒縁眼鏡に、髪をいつもの低い位置で束ねたまま、コーヒーを手にした姿は、土曜日のほかの日々と少しも変わらないように見えた。それでも、ミナトの胸の中では何もかもが先週と違っていた。──レンの指の動き、コーヒーを口に運ぶ仕草、息を吐く間合い──ひとつひとつが、なぜか今夜は前よりずっと鮮明に見えている。
「── ふふ、顔が赤いよ」
「......赤くなっていません」
「── 赤くなってるよ。──ミナトは、ほんとうにわかりやすい顔をするね」
やわらかくそう告げて、レンが自分のカップに口をつける。──ミナトは慌ててコーヒーを一口飲んだけれど、赤くなった耳と頬をカップの後ろに隠すことはできなかった。カップの縁から目線を上げたら、レンと目が合いそうで、結局上げられないままでいる。
「......少しでも落ち着いていたら、こんなことになっていません」
「── 少しでも?」
「......先週のことが、ありましたから」
「── なにが、かな」
「......先週の夜から、レンさんの顔を、ちゃんと見られなくなっている気がして」
レンが少しの間、ミナトの顔を見つめている。──笑いながら見ているのがわかりやすかったので、ミナトは視線を途中で横に逸らしてしまう。揶揄っているのではなく、ただ嬉しそうに見ている。それがわかるからこそ、視線を返せなかった。
「── 見れなくなってるんだね」
「......はい」
「── こうして、ここにいるのにね」
ミナトの頬が、また熱くなっていく。──「ここにいるのに」──そのやわらかな一言は、辛辣なようでいて、それ以上にただ正しかった。見られないと告げながら、ここにいる。今夜も自分の足で、ここまで歩いてきた。先週から一度も「行きたくない」と思ったことはなく、むしろ、火曜日のレッスンが終わって帰る道で、すでに次の土曜日のことを考えていた。そのことをやわらかく差し出されたような気がして、ミナトはコーヒーを一口飲むことで、返事の代わりにしていた。レンはそのまま目を窓の外の暗い夜に向けて、またいつものような穏やかな表情でコーヒーを飲んでいる。
しばらく、二人とも黙っていた。──窓の外で、遠くの電車の走る音が夜の中に小さく溶けていく。沈黙が苦しくならなくなったのは、いつ頃からだろうかと、ミナトはぼんやり思いながら、静かな部屋の空気を吸っていた。──以前なら、こうやって何も言わずにいる時間が怖かった。今は、この沈黙の中にレンがいるという事実だけで、十分に温かかった。
「......先週は、ありがとうございました」
「── 僕の誕生日だったのに、お礼?」
「......はい。──ケーキも、ワインも、それから……その、全部」
「── 全部、ね」
「......言葉にしたら恥ずかしいので、全部で」
レンが少しだけ笑ってくれた。──ミナトのことを、ただ愛おしいと思っているような、やわらかい笑い方だった。
「── そっか。──じゃあ僕も、「全部」ありがとう、と言っておこうかな」
「......「全部」って」
「── 三週間かけてミナトが集めてくれた言葉も、声も、あの夜のミナトも、全部っていう意味だよ」
ミナトは返事ができなかった。──代わりに、カップを両手でさらにきゅっと握り直す。レンの言う「全部」が、自分の差し出した「全部」と同じ重さで返ってきた気がして、何かを告げると、もっと崩れそうな予感がしたから。──このコーヒーが冷めても、今夜が終わっても、先週の夜が自分の中から消えることはないだろうと、静かに思いながら、ミナトは温かいカップを胸の前で抱えるようにしていた。
先週の夜の温度が、今夜の部屋に、まだ残っていた。
❧ ❧ ❧
Scene 2 "Stay with me tonight."
21時を少し過ぎた頃、ミナトはソファから身を起こした。──コーヒーのカップは、ちょうど飲み終わって、テーブルの上で静かに最後のひと筋の湯気を上らせていた。
「......そろそろ、失礼します」
コートに手を伸ばしながら、いつものようにそう告げた。──最近は21時を過ぎると帰るようになっていた。冬が近づくにつれ、「遅くまでいると体が冷えるよ」とレンに何度か言われていて、いつの間にか、それがミナトの中でも当たり前になっていた。バイト終わりの夜、迎えに来るレンと一緒に夕食をとり、二時間ほどのレッスンと美味しいコーヒーを飲んで帰る。──そのリズムが、最近の二人の形だった。
ハンガーにかけてあったコートを手に取って、袖に腕を通そうとしたとき、レンが本のページを静かに閉じる気配があった。
「── もう少し、いてほしいな」
ミナトの手が止まった。
聞き間違いじゃないかと思って、もう一度レンの顔を見つめると、じっとこちらを見ていた。いつもの静かな目で、それでも今夜はいつもより少しだけ別の色をして──真剣で、少しだけ素直な目でこちらを見つめていた。コーヒーの湯気の名残のような、やわらかな間合いが、ふたりの間にそっと置かれていた。
「......今、なんて」
「── もう少しいて、って言ったんだよ。──"Stay with me tonight."(今夜は、一緒にいて)」
ミナトは固まった。
「もう少しいてもいいですか」──それはいつも、ミナトが言う言葉だった。レンの部屋を出たくなくて、もう少しこの時間が続けばいいと思って、ミナトが恐る恐る口にしてきた言葉。レッスンが終わったあとのコーヒーの時間、ノートを閉じたあと、玄関でコートを取る前。──ミナトの「もう少し」は、いつも勇気を振り絞った末の小さな声だった。
それを今夜、レンが言ったのだ。
立場が逆になって初めて、その言葉がどれほどの重さを持つかを、ミナトは知った。──引き留めたい、という気持ちがこんなにも重いのだと、言葉の意味よりも声の温度の方で先に伝わってきた。レンが「もう少しいて」と言うときの、その奥にあるもの──それは「帰ってほしくない」だけではなく、「今夜は、君を帰したくない」という、レンには珍しいまっすぐな求めを含んでいるのが、声の質感でわかった。コートを片袖だけ通したまま、ミナトは動けなかった。頬にじわりと熱が集まっていく感覚。
レンはソファの背もたれに腕を乗せて、ただ静かに待っていた。──急かす言葉も、確認の言葉も、何ひとつ挟まなかった。やわらかく、それでも真剣な目で、こちらを待っているだけ。窓の外の暗い夜が、その背中の向こうにぼんやりと広がっていた。
「......はい」
ミナトは小さく頷いた。──着かけていたコートをもう一度ゆっくりと脱いで、さっき外したばかりの壁のフックに、また同じ位置で戻す。手のひらに、生地の冷たさがほんの少しだけ残っていた。たったそれだけの動作なのに、胸の奥で何かが大きく書き換えられていくのがわかる。「帰る」と決めていたはずの自分が、「帰らない」と決めた自分に、ゆっくりと置き換わっていく。──そのあいだ、レンは急かさずに、ただ静かに待ってくれていた。
レンが少しだけ表情を緩めた。──その目元のやわらかさを見た瞬間、嬉しさが胸の奥からこみ上げてきて、ミナトはどこを見ていいのかわからなくなる。視線が落ち着かなく泳いで、指先がそわそわとコートの裾を弄ってしまう。それでも、レンの隣に戻りたい気持ちのほうが勝った。──ソファに座り直すとき、ミナトは自分から、ほんの少しだけレンのほうへ近づいていた。たった数センチ。それでも「自分から寄った」という事実だけで、心臓が小さく跳ねる。さっきまでは、互いの空気を尊重するための距離だった。それが今は、もう少しだけ寄り添ってもいい距離に変わっていて──布越しに伝わってくるレンの体温に、ミナトはもじもじと肩をすくめながら、それでも離れたいとは少しも思わなかった。
レンがゆっくりと、ミナトの方に向き直る。
「── ねえミナト、明日のバイトは?」
「......明日は、休みです」
「── そっか。──じゃあ今夜は、ゆっくりしていったらいいよ。──着替えも貸すからね。──ちゃんと、用意してあるんだよ」
やわらかく告げられたその言葉の意味を、ミナトは一拍遅れてから咀嚼した。──「着替えを貸す」「ちゃんと用意してある」──その二つの言葉が、頭の中で少し遅れてひとつに結びついた。その瞬間、ミナトは思わず目を見開いてしまう。今夜、自分はここで眠る。レンの家で、夜を過ごす。──その意味が形を持って迫ってきて、頭の中が一瞬、真っ白になった。
「......もしかして今夜は、レンさんの家に泊まる、ということですか」
「── そういうことだよ。──嫌かな」
「......っ、えっと、」
「── うん?」
「......嫌じゃ、ないです」
言葉にした途端、それが「現実」になって、顔に一気に熱が集まった。──耳の先まで、首筋まで、たぶん今までで一番真っ赤になっている。夏の旅行のときとは、意味が違う。あれは横並びの二台のベッドだった。でも今夜は、レンの家で、レンの隣で、夜を明かすのだ。
そう思うと心臓が痛いくらいに高鳴って、その煩いほどの鼓動が静かな部屋でレンに聞こえてしまうんじゃないかとミナトは思わず俯いた。膝の上で指先がきゅっと丸まる。──それでも「嫌じゃない」というのは、本当だった。
声が少し震えていた。それでも、本当のことだったから取り消さなかった。──むしろ、震えてしまったことが、自分のいちばん正直な気持ちの証みたいで──恥ずかしいのに、嬉しい。泊まってほしい、と思われている。そのことを噛みしめるたび、頬がどんどん熱くなって、たぶん今、ひどい顔をしている。膝の上で指先をきゅっと丸めて、必死に俯くのに、どうしても口元がゆるんでしまう。嬉しさがあふれ出て隠せなかった。
そんなミナトを、レンはそっと盗み見ていた。──真っ赤になった頬も、丸まった指先も、こらえきれずにほころんでしまう口元も全部。レンの目がやわらかく細められる。今夜何度目かのその笑い方──それでも今表情はミナトに見せるためではなく、ミナトを見つめながらレンが思わずこぼしてしまったような優しい微笑みだった。
"Stay with me tonight." ──その言葉の重さを、ミナトはまだ受け止めきれていなかった。
❧ ❧ ❧
Scene 3 「準備していた、やさしさ」
廊下の奥から戻ってきたレンが手に持っていたのは、きれいに畳まれた薄いグレーのシャツとスウェットパンツ、それから新品のままパッケージに入った歯ブラシだった。──シャツの色合いはレンが普段着ているものより、少しだけ明るい。スウェットパンツの丈は、ミナトの身長に合わせて選ばれたのだと一目でわかる長さ。そして歯ブラシは──淡い水色だった。
その水色を見た瞬間、ミナトの胸の奥がきゅうっと締めつけられた。
覚えのある色だった。──忘れるはずのない夏祭りの夜、レンがミナトのために一軒ずつ見て回って選んでくれた、あの浴衣と同じ、淡い水色。「ミナトに似合うから」と選んでくれた人が、今夜、同じ色を選んでくれていた。それだけで、もう十分だった。
偶然なんかじゃない、とミナトは思った。──レンは、ミナトに似合う色をちゃんと覚えている。夏のあの夜に選んでくれた色を、今夜のための歯ブラシに、もう一度選んでいる。色ひとつで、夏の夜の記憶と今夜とが、静かに一本の線でつながった気がしていた。
レンがそれらを丁寧に並べてミナトに差し出した瞬間、ミナトの胸の中で、何かがゆっくりと音を立ててほどけていく。
「......これ、もしかして」
「── ふふ、もしかして、だね」
「......いつから、用意していたんですか」
レンは少しの間、答えなかった。──それからソファに戻ってくると、ミナトのすぐ隣に腰を下ろす。さっきよりも近い距離で、静かにそう告げた。
「── 前に一度、「泊まっていいよ」って言ったこと、あっただろう」
「......あの、はい。──その節は、大変失礼を......」
「── 逃げちゃったね、あのとき」
「......逃げました。──ものすごい勢いで」
「ものすごい勢いで」──その正直さに、レンがふっと笑った。──あの夜のことは、ミナトもよく覚えている。雨の止まない夜だった。帰り際、玄関先でレンが耳のすぐ近くで「泊まっていいんだよ」と低く囁いた。その瞬間、首の後ろまで一気に熱くなったミナトは、「......っ、今夜は、帰ります......!」と精一杯の声を絞り出すなり、逃げ出すように部屋を後にした。本当はもっと一緒にいたかったのに、自分の気持ちの大きさに自分で驚いて、突き放すように帰ってしまったあの夜。
レンはそれをちゃんと覚えていた。──覚えていて、こうして今夜やさしく伝えてくれている。
「── かわいかったよ、あの逃げ方」
「......かわいくないです。──失礼だったと、思っています」
「── あのとき思ったんだよ。──ミナトがいつか「はい」って言ってくれたとき、何も揃っていなかったら困るから、ちゃんと用意しておこうって、ね」
ミナトは言葉が出なかった。──「いつか「はい」と言ってくれたとき」──その言葉の意味が、ゆっくりと体の中に降りてきた。あの夜、レンは笑ってそのまま流したのだとばかり思っていた。それでも、そうではなかった。レンはそのあと一人で、こっそりとミナトのために服を選んで、歯ブラシを買って、引き出しのどこかにそっと仕舞っていた。ミナトが「はい」と言える日のために、ただ静かに用意していたのだ。
胸の奥がじわりと温かくなっていく。──同時に、少しだけ苦しくもなった。こんなに大切に思われている人間が、自分でいいのだろうか──そんなことを一瞬考えてしまうくらい、レンの「待っていた」は、静かで深かった。
「......いつから、ですか。──本当に」
「── 覚えていないくらい前からだよ」
「......レンさん」
「── 重いかな」
レンが少しだけ自嘲するような顔で告げた。──それでも、その目は笑っていなかった。
「......重く、ないです。──嬉しすぎて、どうしたらいいか、わかりません」
「── 何もしなくていいんだよ。──今夜、ここにいてくれれば、それでいいから」
ミナトは畳まれた服を、そっと両手で受け取った。──薄いグレーのシャツは、想像していたよりもずっとやわらかい生地だった。指先で触れただけで、ていねいに洗濯されていることがわかる。長いあいだ引き出しの中にあったその服は、ほこりっぽさのかわりに、ほのかにレンの香りをまとっていた。──この服はずっと、レンのやさしい気持ちと一緒に、引き出しの中でミナトを待っていた。何かのついでではなく、ミナトひとりのために選ばれて、ミナトが「はい」と言うその日まで、レンの想いと並んで、静かに出番を待っていた。
服を胸に抱いたまま、ミナトはふとある可能性に気づいた。──「覚えていないくらい前から」と、この服達を用意していた人が、用意したのが本当にこれだけだとは限らない。少し迷ってから、ミナトは口を開いた。
「......あの、レンさん」
「── うん、なにかな」
「......ほかにも、何か、用意しているんですか」
レンが少しの間、ミナトを見つめた。──それからふっと口元にいたずらっぽい笑みを浮かべる。それは、ミナトが大好きなレンの普段の笑い方だった。
「── どうだろうね」
「......レンさん」
「── ミナトのためにしてあげたいことや、贈りたいものはたくさんあるよ。──でも、何がいつ来るかは、内緒だよ。──そのほうが、楽しいだろう?」
ミナトは返す言葉がなかった。──いつも、こちらが驚く側で、レンが用意する側で、その繰り返しでこれまで過ぎていた。今夜の着替えと歯ブラシだって、ミナトは少しも知らなかった。まだほかにも何かある──そのことだけで、この先の時間がまたわからなくなった。嬉しくて、恥ずかしくて、少しだけくすぐったくて、何よりその「先」が確かにあると約束されているような気がして、目の奥がふっと熱くなっていた。
ミナトは服を胸に抱いたまま、そっと俯いた。──顔が熱い。今夜ここにいることそのものが、ミナトの返事だった。それ以上の言葉は、たぶん、もう要らなかった。
引き出しの中で、やさしい気持ちと並んで待っていたもの。──その温度をミナトはようやく受け取った。
──────────
『逃げられない、甘い翻訳』は全60話の長編です。
noteでは、各話の Scene 1〜3 までを公開しています。
この続き(Scene 4以降)は、Kindle版に収録しています。
Kindle版は5話ずつを1冊にまとめ、
本編の全シーンに加えて、
・(攻)レン目線の「裏日記」
・5話ごとの「萌えINDEX」(描き下ろしイラスト)
・書き下ろしの作者あとがき
を収録しました。
英語学習編は、Seasonごとの別冊です。
Kindle Unlimited 対象