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埼玉県「金鑚神社」:山が御神体の貴重な神社

    御嶽山が御神体

    埼玉県北西部の「金鑚(かなさな)神社」は、群馬県との県境を流れる神流川東岸にある御嶽山(みたけさん、343メートル)の麓に鎮座する。
    日本古代史の伝説的英雄である日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国遠征した際に、火鑚金(火をおこす道具)を御霊代として山中に埋め、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀ったという伝説に由来する神社だ。

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    駐車場はこの大鳥居の奥にあります


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    拝殿入り口


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    本殿がなく拝殿のみ。

    金鑚神社には本殿がなく、拝殿からカンナビ(神の山、霊山)である御室ヶ嶽(御嶽山の一峰)をご神体として拝礼する。
    本殿を設けず、山や樹木などを拝むのは、他には奈良県の大神(おおみわ)神社と長野県の諏訪大社など少数で、古代の素朴な山岳信仰の面影を今に残している貴重な神社だ。

    多宝塔(国指定重要文化財)

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    中世の豪族・安保氏によって寄進

    塔の真柱正面には「天文三甲午(1534年)八月晦日、大檀那阿保弾正全隆」などの墨書があり、建立年が特定できる貴重な木造建築物として国の重要文化財に指定されている。

    金鑚神社の鏡岩・奥宮へ登る


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    杖が用意されている。使った方が良いです。

    343mの低山で30分程度とのことですが、口コミを見ると「けっこうキツイ」「準備は必要」とあったので、それなりの準備で向かった。


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    癒される
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    空気が綺麗で小鳥のさえずりが心地よい

    御嶽の鏡岩(国指定特別天然記念物)


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    御嶽の鏡岩

    金鑚神社の社殿から御嶽山山頂へ向かう登山道に設けられた階段を400メートルほど登ると、左手に鉄柵で囲まれた巨岩が現れる。
    これが国の特別天然記念物に指定された「御岳の鏡岩」で、表面に露出する平滑な部分は高さ約4メートル、幅は約9メートルもある。

    約1億年前の断層運動によって作られた、日本国内最大の「断層鏡肌(だんそうかがみはだ)」である。
    この場所は日本最大の断層、中央構造線の東縁にあたり、その断層面の両側が地中でずれたときの強い摩擦で、巨大な岩盤がまるで砥石で磨かれた金属の鏡のようになったものだそうだ。

    伝説として、北方に位置する高崎城が落城した際、炎上する高崎城の火炎がメラメラと鏡岩に映し出されたという。

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    頂上付近はロープ頼り

    御嶽城本郭跡

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    山頂にある御嶽城本郭跡

    「御嶽城」は1480年(文明12年)に長井実永によって築かれたと言われる。
    元亀元年(1570年)武田氏は御嶽城を攻め落とし平沢政実は武田氏方となっている。元亀2年(1571年)武田氏と北条氏が再び同盟を結ぶと御嶽城は北条氏に返還された。

    見晴台からの大パノラマ

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    写真では伝わりきらない絶景!

    古くは自然環境を神体としていたものが、時代と共に本殿や諸々が建つようになり商業化しているというようなことが、司馬遼太郎の「街道をゆく」にありました。

    訪れたのはGW中でしたが、人は少なく自分のペースで登れます。
    近くには温泉施設もあるので、機会があったら是非訪れてみてください。



    2024年4月のブログ記事を移転、加筆修正。

     
     
    2020年、コロナのロックダウンのさなか、闘病中の夫を亡くす。現実逃避から時代小説の沼にハマり、戦国武将の真田幸村にゾッコン。日本好きに目覚め、65歳にして第2の人生スタート。トイプードルのタローと車中泊をしながら旅をしてます。

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