私の名前は小松莉空(りく)。
駅前の書店でアルバイトをしている。
母と祖父が読書好きなこともあり
その影響で子供の頃から本好きになった。
ミステリー小説ばかり読みあさっている。
暇さえあれば読書をしているが
実はもうひとつ日課にしていることがある。
それは違和感を探すこと。
『違和感』だとネガティブな表現だが
言い換えれば『変化』を探している。
なんでもいい。
夏に「冷やし中華」
冬に「おでん」の幟が並び始めたことや
バイト先の先輩が眼鏡をコンタクトにしたなど
ささいなことである。
そんな彼女にあんな驚きの出来事が訪れることは
まだ知らない…。