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サンタ酸【毎週ショートショートnote】(424文字)

    サンタ酸(サンタさん、英: santa acid)とは、サンタ基とカルボキシ基の両方の官能基を持つ有機化合物の総称である。
    サンタ・クラウスなる人物が発見したのでそういう名称がついている。
    サンタ基の名称をつけたのもサンタ・クラウスである。

    脳内の前頭前野の欲望を司る箇所に多く存在すると言われており、特に子供が多く持っていると言われている。

    12月になるとサンタ酸は前頭前野を刺激することによって物欲を増大させることがこれまでの研究から分かっている。
    結果、人々はクリスマスの時期になるとプレゼントをせがんだりちょっと豪華なレストランで食事を取ろうとするなど散財行為に走るというわけだ。

    一番悲惨なのは受験生である。
    物欲が刺激されて豪華なクリスマスを迎えたいのに追い込みの勉強をしなければならないので「滅入り苦しみます」になってしまう。

    体内のサンタ酸は大人になると減少すると言われているが、減少量は個人差があり大人になってもサンタ酸に惑わされる人は多いのだ。


    田原かにさんの企画に参加しています。


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