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ふつうの人が「目的」を「ツール」にして、仕事で「一発OK」をもらう方法

    こんにちは、46歳の「ふつうの会社員」ちゃんさこ46です。

    このnoteでは、私が社内で実施している「ふつうの人が仕事を完遂するための全技術」研修の内容を共有しています。

    前回の「仕事は細切れにして、15分だけ着手する」記事にも、多くの反響をいただきありがとうございました。

    今回は、仕事の「OS」とも言える重要なテーマ、「目的」の話を共有させてください。

    といってもビジョンを掲げて意識高く働く、といった話ではなく、「目的」を身近に捉え、日々の仕事で一発OKを得られるようにするための「ツール」として、普段使いする方法をお話しします。


    仕事の「やり直し」とその原因

    実務において我々が避けたい状況を思い浮かべてみましょう。

    例えば「とりあえず作って」と言われて書いた資料が、出した瞬間に「いや、そうじゃなくて」と突き返されるような場面。

    他にも、書いたメールやチャットの意図が相手に伝わらず、延々とやり取りが続いてしまう、などもありがちです。

    ・・・なぜ我々は日々仕事の方向性を見失い、このような「無駄な仕事のやり直し(=手戻り)」を発生させてしまうのでしょうか。

    これは我々がポンコツだからではなく、人間の脳の「仕様」が原因だと考えています。


    脳は「自分のために」働こうとする

    我々の脳は、タスクを目の前にすると「考えるのをサボりたい」「早く片付けて休みたい」と、とにかく「処理」を優先しようとします。

    そしてそのタスクを「処理」して片付けるたび、達成感を得て、ドーパミンを出し、次の完了を欲してひたすら走り続けます。

    前提として「仕事」とは、『自分以外の誰か』の役に立つことであるはずなのですが、タスクを脳に任せて「自分ファースト」で作業を進めると、この一番大事な『自分以外の誰か』の要素がすっぽり抜け落ちることになります。

    その結果、誰の役にも立たない、最悪の場合は相手の時間を奪うだけの不良品を生み出し、手戻りが発生するのです。
    私の数々の不良品にお付き合いいただいてきたみなさま、本当に申し訳ありません。


    今日から使える「目的」の設定方法

    そこで、「目的」を「仕事の一発OKを勝ち取るための身近なツール」として活用してみます。

    やり方はとてもシンプルです。
    作業に着手する前に、対象である「誰か」に「どんな良い変化」をして欲しいかを考える。これだけです。

    例えば、今日からこのように「目的」を少しだけ置き換えてみてください。

    ・依頼メール
    :「相手の協力を得る」ではなく、「相手が迷わずすぐ動けるようにする」ことを目的としてみる。

    ・社内資料:「上長の承認を得る」ではなく、「上長の次の活動(意思決定やさらに上の層への説得)をラクにする」ことを目的としてみる。

    たったこれだけで、処理を優先して中身のないものを作ってしまうことを防げます。

    また、完成した姿が明確になるため、構成や内容を容易に決められるようになり、圧倒的に早く仕事が終わります。
    手戻りを防げるだけでなく、最短距離で進められて一石二鳥です。

    ぜひ今日から、「目的」という最強の「一発OK獲得ツール」を使い倒してみてください。


    この記事を書いた人:
    2005年株式会社ブイキューブ入社。実務の人。
    今日も目的を見失ったり捉え直したりしながら、なんとか期限内に仕事をこなしているPM。
    完了を優先して脊髄反射で仕事しないよう努力する日々です。

    次回は実務に寄せて「ファシリテーション」を取り扱ってみます。


    「仕事」や「目的」を学んだ本:
    『イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」』
    著者:安宅和人
    出版社:英治出版

    『目的ドリブンの思考法』
    著者:望月安迪
    出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

    他にもさまざまな書籍や研修、セミナー等で仕事や目的に関する学び、気づきを得られています。本当にありがとうございます。

    過去の記事:
    「気合」も「根性」もいらない。ふつうの人が「最後までやり切るプロ」になるための脳の使い方

    「まとまった時間」は一生来ない。だから、あえて「中途半端」に手を付ける。

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