
両方使ってみて分かった エコノミークラス世界一周航空券 ワンワールドvsスターアライアンス ポイント1
ポイント1
日系航空会社の予約のとりやすさ
高いお金を出して世界一周航空券を買う場合、
「出国便・帰国便は日系航空会社を使いたい!」
という方は多いかと思います。
普通にチケットを買う場合、日系航空会社(JALやANA)の国際線運賃ってサービスが良い分、外資系航空会社と比べて高い傾向があります。だからこそ、どの航空会社に乗っても基本的な料金が変わらない(燃油サーチャージ代は変わりますが)世界一周航空券を利用するのであれば、日系航空会社を使った方がお得と言えるでしょう。
ではワンワールドとスターアライアンスではどちらの方が予約が取りやすいのでしょうか。
結論から申し上げますと、
「スターアライアンス(ANA)の方が予約をとりやすい」
と感じました。
ワンワールド利用の場合はJAL、スターアライアンス利用の場合はANAを使うことになりますが、多くの方が世界一周を行いやすいであろう繁忙期の日本発着の国際線はANAの方が空きがあるパターンが多く、JALはとりづらかったです(世界一周航空券使用時)。
ANAにしてもJALにしても、空席があるからといって世界一周航空券でその便を予約できるとは限らないんです。簡単に説明すると、世界一周航空券で予約できる座席数は各航空会社、各フライトごとに決められており、ANAの方がJALよりも世界一周航空券利用者用の座席数が多く、直前でも予約をとりやすい、ということなんじゃないかと思います。
それではまず私の2回目と3回目の世界一周航空券利用時を例に説明します。
実際に使ってみて感じたこと(ワンワールド)
私は2回目の世界一周旅行において、ワンワールドのエコノミークラス世界一周航空券を使用しました。出発予定日は2023年8月11日(金)で、この日は祝日ということもあり、お盆休み初日の最繁忙期でした。7月中旬に予約をしようと、ワンワールドのホームページから予約をとれる便を探しました。この時は「グアテマラに住んでいるスペイン語の先生に会いに行く」というのが最大の目的でした。西回りで行きたかったので、
1:東京~ヨーロッパのどこか(JALがいいなあ)
2:ヨーロッパのどこか~マドリード
3:マドリード~グアテマラシティ(イベリア航空)
という計画でした。
しかし、もう7月の時点で東京~ヨーロッパのJAL就航都市(ロンドン、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ)は全て満席、加えてアジア方面の便もほぼ満席という有様で、かろうじて予約できたのは東京(夕方出発)~バンコク(深夜到着)のみでした。結局、マドリードまでは、
1:東京~バンコク(JAL)
2:バンコク~ドーハ(カタール航空)
3:ドーハ~マドリード(カタール航空)
4:マドリード~グアテマラシティ(イベリア航空)
という当初の予定より1つ多くのフライトに搭乗せざるを得ませんでした。
ちなみに帰国便の8月20日(日)発ロサンゼルス~東京はすんなり予約することができました。
※そういえば1回目の世界一周旅行で東京〜シンガポールの搭乗日(出発日)を変更しようとJALプラザで相談した時もかなり多くの日程で「空きがない」と言われ、相当苦労したことをこの記事を書きながら思い出しました
実際に使ってみて感じたこと(スターアライアンス)
3回目の世界一周旅行では、スターアライアンスの世界一周航空券を利用しました。最初からスターアライアンスを利用すると決めていたわけではなく、「アフリカと南米(ブラジル)に行きたい」というところまでは決めていて、具体的な訪問地はどちらを使うのかを決めてから計画をたてようと思っていたのです。
2024年の4月ごろから検討し、6月ごろにスターアライアンスを使うことを決断しました。理由は「ANAの方が予約をとりやすかったから」です。8月9日(次の日はお盆休み初日)の東京~ロサンゼルスはANAもJALもすんなり予約できそうでした。ただANAは羽田21時05分発など夜行便が充実しているのに対し、JALは夕方発便しかそもそも設定がありませんでした。9日の昼に用事が入るかもしれなかった私にとって、ANAの夜行便はありがたかったです。このように、ANAは予約が取りやすいことに加え、便数が豊富で選択肢が多い、というメリットがあります。
帰国の際はアフリカから東南アジアのどこかを経由して東京へ戻る計画を立てました。8月21日東南アジア各地発のANAやJALの空きを調べましたが、やはりここでもANAはバンコク、シンガポール、香港などまだまだ空席がありましたが、JALはほぼ全滅でマニラ~成田くらいしか空きが見つけることができませんでした。
※日程の都合上、帰国の際はアジスアベバ~成田のエチオピア航空便に搭乗したので、結局日系航空会社は使いませんでした
世界一周旅行をシミュレーションしてみる
次に私の主張を裏付けするために、2025年夏の世界一周旅行のシミュレーションを行います。
予約日:5月5日(月)
出国日:8月9日(土)→お盆休み初日
帰国日:8月17日(日)→お盆休み最終日
条件1:西回り
条件2:ヨーロッパと北米を訪問
条件3:エコノミークラス世界一周航空券利用
条件4:日本からの出発便と日本への到着便は
日系航空会社(JAL・ANA)を利用する
シミュレーションで感じたこと(ワンワールド)
まずはワンワールドからです。ひとまず、
1:東京~ヨーロッパのどこか
2:ヨーロッパのどこか~ニューヨーク
3:ニューヨーク~東京
というルートにします。
では、東京からヨーロッパ各地へ向かうJAL便を調べます。
まずは東京~ロンドン

続いて東京~パリ

次に東京~フランクフルト

最後に念のため東京~ヘルシンキを…

全滅でした😭
やはりJALのヨーロッパ方面の便をエコノミークラス世界一周航空券で予約するのは至難の業なんですね…(ビジネスクラスなら空きがありますよ、と表示されていますが、そんなお金はありません泣)
てか東京~ヨーロッパってワンワールドだとJALのほかにブリティッシュエアウェイズやフィンエアーの直行便、キャセイパシフィック・カタール航空などの乗り継ぎ便があるはずですが、それすらダメなんですね…。
2回目の世界一周は8月の出発に対して直前の7月に予約する、という状況だったので仕方がない部分もありましたが、5月でも満席とは恐るべし。
どうしてもワンワールド・JALのヨーロッパ線の予約を取りたい場合はもっと早めに予約するか、東南アジアのどこかを経由するしかありません。
※私としては東南アジアは比較的気軽にいける場所なので、せっかくの世界一周旅行ではなるべくスキップして遠い場所をできるだけたくさん訪問できるようにしたいのですが…(海外旅行・世界一周旅行初心者のウォーミングアップの場所としては最適です)


うまく東南アジア便を見つけ、そこからドーハ経由でヨーロッパを目指すのがいいですね。ただ、私の経験上、東南アジア方面への便も7月には満席になっている可能性が高いので気をつけましょう。

2便とも空きがあった
ちなみにワンワールド・JALは直前であっても東京~アメリカ方面の便はとりやすいです。
シミュレーションで感じたこと(スターアライアンス)
ではスターアライアンス・ANAではどうでしょうか。
同じように8月9日(土)ヨーロッパ方面を調べます。
まずは東京~ロンドンから。

続いて東京~パリ

念のため東京~バンコクも

そしてニューヨーク~東京の帰国便も

完璧ですね(笑)
結論
ということでエコノミークラス世界一周航空券ワンワールドVSスターアライアンスの1つ目のポイント、
・日系航空会社の予約がとりやすいのはどちらか?
☞ANAのフライトにおいて、特にヨーロッパ方面の予約が直前でもとりやすく、便数も多いため、スターアライアンスの方がいい
という結論になりました。
ポイント2へ続く