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エッセイを書いてみた

    夜の公園の上の雲みたいに

    私は体を動かすことが好きな方だ。特にボールを使うスポーツが好きで、学生時代はよく汗を流していた。
    そんな私が最近はまっているのは散歩だ。
    春から初夏にかけての夜。少しひんやりした空気の中を歩き、公園のベンチに腰掛ける。そして、風に流されながら形を変えていく雲をぼんやり眺める。その時間が好きだ。
    雲の形が変わっていく様子を見ながら、ふと思う。
    「雲みたいに柔軟になれたらいいのになあ」

    そう考えたあと、今度は自分自身について考え始める。なぜ私はこんなにも優柔不断なのだろうか、と。

    完璧主義なところがあるせいか、何かを決めるたびに悩んでしまう。そして気づけば、今年の7月で23歳になる。まだ23歳なのに、どこか焦っている自分がいる。そんな自分を好きになれない。
    期待というものは難しい。

    私は専門学校を卒業したあと、物流会社に就職した。いわゆるフォワーダーの仕事をしている。

    仕事では飛行機を頻繁に扱う。予約した貨物便は決められた時間に出発する。遅れは許されない。時間に厳しい業界だ。
    そんな環境で働いているうちに、気づけば私自身も時間に厳しくなっていた。

    日々、締切やスケジュールに追われながら仕事をこなしていると、ふと頭をよぎる。

    「あれ、俺ってこんなに厳しい性格だったっけ」
    そう思いながら、またカレンダーを一枚めくる。
    そんなある日、韓国旅行に行くことになった。それも一人旅ではなく、韓国人の彼女と一緒に。
    私は韓国語で会話ができる。むしろ英語より得意かもしれない。
    旅行が決まると、どこへ行こうか、何を食べようか、何をしようかと考える。頭の中は期待でいっぱいだった。

    しかし、その旅行の数か月前に彼女と言い合いになった。

    そのとき彼女は、少し言いづらそうにこう話した。
    「前の恋愛がかなりしんどくて、トラウマがあって……」
    正直、私は冷たく思ってしまった。
    「今は今で、過去は過去じゃないのか」
    もちろん、彼女がどれほどつらい経験をしたのかは私には分からない。

    それでも、過去の恋愛を理由に今の関係まで縛られたくなかった。

    そこから色々なことがあり、気づけば以前ほどの気持ちを抱けなくなっていた。

    思い返してみると、私は昔から数か月先に楽しみな予定があると、その前によくないことが起きる気がしていた。

    そして期待した通りになったことも、あまりない。
    だから私は恋愛において、何かを期待することが少し怖い。
    夜の公園で雲を見ていると、そのことを思い出す。
    形を変え続ける雲のように柔軟でいたいと思う一方で、私は未来を決めつけて期待し、思い通りにならないと落ち込んでしまう。

    だから今の私に必要なのは、期待しないことではなく、変化を受け入れることなのかもしれない。


    長いですが最後まで見てくださった方ありがとうございます🙇‍♂️

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