
🍒子どもの詩065 Theme-30
〜働く〜
子どもの詩を紹介するnoteです。
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今回とりあげたいテーマは、「働く」です。働き方改革とか流行語大賞の「働いて働いて‥」とか、ヤングケアラーの問題とか、「働く」には今、功罪含めて注目が集まっています。
手伝って働く(能動)と働かされる(受動)の意識の違いが、どうやって子どもの中に生まれてくるのか、考えてみたいと思います。
マジックショー
ドサドサドサッ
せんたくものの大きな山ができました
どれにしようかな
妹のTシャツにしよう
そでをまん中ぐらいにおります
もうかた方もおります
さいごはたてに半分におってできあがり
「このパンツはだれの?」
「おじいちゃんのやで」
青色のパンツをひろげました
まん中におります
もうかた方もおります
たてに半分におってできあがり
色がうすくなっている
長生きだな
こんどはおかあさんのズボンです
半分におりました
ひざのところがうすくなっている
げん気ものだな
お母さんを見ました
すごいはやさで手が動いています
まるでマジックショーみたいです
あっという間に大きな山がきえて
六つのふくのビルになりました
せんたくたたみはたのしいな
2年 るな
せんたくたたみは、たのしいな。どうしたら、こんな境地にたどり着けるのか、教えてもらいたいです。その答えのヒントは、次の作品に隠されているのかもしれません。
わたしの仕事
わたしには
家でしている事や仕事が四つある
一つ目はトイレそうじ
この前はじめたところだ
先生は父ちゃん
べんきの中の方をブラシでゴシゴシ
なかなかとれない時は父ちゃんをよぶ
父ちゃんはなれたようすで
ブラシをうまいこと使ってこする
めちゃめちゃピカピカになる
わたしは父ちゃんのやり方を
じっと見ておぼえる
父ちゃんも子どもの時からしているらしい
いつか父ちゃんみたいに
きれいにできるようになりたい
二つ目はおふろそうじ
これは四月からはじめた
妹のりかといっしょにやるのだけど
りかはほとんどさぼっている
先生はばあちゃん
ばあちゃんもなれていて三分くらいで終わる
ばあちゃんがそうじした後は
やっぱりピカピカ
わたしがはじめてしたときは
一時間ぐらいゴシゴシしていたけれど
今はなれてきて
五分くらいでできるようになっている
ばあちゃんはスポンジで
上からじゅん番にみがいていく
わたしもばあちゃんのまねをしたらはやくなった
だから今では
わたしがそうじをした後もピカピカ
三つ目はみぞそうじ
二年生の時からやっている
ブラシを持って長ぐつはいて
シュカシュカー
それを見ていた妹が
「すべるなよ」と言ってくれる
妹の方を見て「はーい」
とへん事をしながらおっとっと
こけがすべりやすい
なんとかこけずにすんだ
こんな感じでやっている
四つ目はおふろのお湯はり
二階の台所から一階のおふろに下りるのは
とってもこわい
だからドンドーンと音をならしてかけ下りて
さっさとつめをして
ピピッとスイッチをおす
そしてまた
ドンドンドーンとかけ上がっていく
この調子で
自分ので決めたことだから
ちゃんとしようと思う
わたしが大人になったら
父ちゃんやばあちゃんみたいに
おそうじの先生になるよ
3年 ほのみ
お母さんだけでなく、お父さんやおばあちゃんがそれぞれ家事を分担し、当たり前のこととしてやり続けている。おそらく小さい頃から。それをまた、るなちゃんやほのみちゃんは、小さい頃から見て育ち、当たり前のこととして受け継いでいく。お手伝いは仕事というより、習慣に近い存在なのかもしれません。「自分で決めたことだから」という言葉にも、注目したいと思います。